八田與一の銅像の首を切った犯人がわかる等のニュース

戦前の台湾で農業水利事業に大きな貢献をした人物として知られる八田與一氏の銅像が台南烏山頭ダム園区內にある。その首が昨日切られて頭部がなくなっていた。今日犯人がFacebookで犯行を認めた。犯人は元台北市の市議の李承龍。過去にも台湾独立派との衝突などで火炎瓶を投げ逮捕されたりしている。犯人は今日昼ごろ台南警察に入り、共犯の邱晉芛という女性と一緒に午後6時頃台南地検に送られた。午後5時頃李承龍は台南駅で車に乗り込む時、メディアに何年前から企んでいたかと聞かれ、数年と答えた。動機はと聞かれ、やるべきことはやらねばならないと答えた。頭部はどこにあるかと聞かれ、台湾と答えた。李承龍は曾て中華愛国同心会という中国との統一派の親中共団体に属し、現在は中華統一促進党という名前通りの団体に属している。
李承龍坦承策劃斬首八田銅像多年 現進南檢複訊 自由時報
"斬首"八田塑像? 前北市議員李承龍認犯案-民視新聞 https://www.youtube.com/watch?v=yzWeYs-99r8


今回の事件について元台南県知事の蘇煥智氏はFacebookでこれは最近起きた台湾建国工程隊という団体が蒋介石の銅像の首をはねた事件への報復だろうとした。地方の人たちは今回の事件は政治的事件で民進党と国民党の対立の一環と考えている。民進党政権が国民党独裁時代の精算をするのはいいが、国内の対立をあおるようようなやり方は避けるべきだと言っている。
先日柯文哲台北市長が移行期の正義批判をして、蒋介石の評価は民間の世論つまり後世の評価に任せておけば良いと言って、民進党の議員の反発を招いていたが、彼の意見に共感を抱く人も多いのかもしれない。
八田與一斷頭 地方議論:報復行為 自由時報
不滿柯P言論 市府附近蔣介石銅像遭「斬首」newtalk


來台求政治庇護 張向忠:中國14億人,有10億嚮往台灣 自由時報
台湾観光のツアーから逃げ出し台湾に亡命を求めた中国人がメディアの取材に中国の14億人の内10億人が民主、自由の台湾に憧れていると言った。(本当に10億人亡命してきたら大変だろう)

台男日本自助旅遊 遭甩巴掌、索3萬日幣 蘋果日報
日本を旅行中の台湾人男性が京都駅付近で不良に故意にぶつかられ、謝ってすむかと因縁をつけられ、金をゆすられ殴られた。幸い警察に犯人は捕まった。

「性侵」拉布拉多犬 土狗遭勒頸割喉慘死 蘋果日報

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台湾蔡英文総統が「鄭南榕28周年記念追想会」に出席

総統府の新聞稿から


今日は台湾の初めての「言論自由の日」だ、蔡英文総統は午前「鄭南榕*28周年記念追想会」に出席した時、正義(原文は公平正義)の追求は私が一貫して持っている信念だ、政府は引き続き社会のセイフティネットの構築、長期介護改善推進、各種年金と退職制度の永続性構築等の民生に関する政策を通して社会正義(原文は公平正義)を具体的実践的に獲得していくと表明した。
*)2016年台北市言論自由日関連行事-鄭南榕と言論自由学術検討X音楽会

総統挨拶内容:
 多くの台湾の若者にとって、鄭南榕の最も有名な言葉は、「私がやり残したことは今度はあなた方自身がやる番だ」
 1989年、鄭南榕が道に殉じた時、残された多くのことは後の人に引き続き努力することとして渡された。その時の台湾は、国会は全面改選はなく、総統は直接の民選ではなかった。刑法百条、反乱処罰条例も人々の言論の自由を制限していた。
 しかし、二十八年後の今日、総統は既に直接選挙になり、また平和的に三回の政権交代を成功させた。まさに全世界で台湾といえば、我々の経済発展に加えて更に我々の民主の成果を思い浮かべるのだ。
 この二十八年来、我々は確かにいくつかの事をなしとげた。しかし、またいくつかの新たな問題もある、これらの新たな問題を解決することは、我々のこの世代の目標だ。
 現在台湾が持ついくつかの問題は鄭南榕が予見したものではない、しかし、私は信じる、鄭南榕があの言葉を話した時、彼が台湾人民に残したのは一つ、何が起こっても放棄してはならない、自己満足の期待と依頼をしてはならないということだ(當鄭南榕講那句話的時候,他留給台灣人民的,就是一個,不管發生什麼事,都不准放棄、不准自滿的期許和囑託)。
  
 昨日私は今日の主講者李筱峰教授の文章を拝読した。 
 私は強調したい、民主と正義の追求は我々が堅持し続ける価値だ。 
 民主は私達の血液に流れている、私達はひまわり学生運動の若い友人への告訴を撤回し、政府の民意に対する反省の態度を表明した。地方制度法を改正し、正副議長選挙を記名投票に変え、地方政治の不正資金を終わらせた。
 私達はまた「不当党産条例」を推進し、台湾の政党政治を民主国家の正しい軌道に戻す。二二八の時私は言ったが、私達は引き続き歴史的文書を精査開放する、また「移行期の正義促進条例」を優先法案にし、現在立法院では協議の最中だ。
 
 正義は私が就任以来、心に留めて決して忘れていないことだ、社会のセイフティネット構築、長期介護改善推進、公営住宅建設、各種年金と退職給付制度の永続性構築、また産業のイノベーション、政府の資源分配と建設の地域均衡も無論だ。これらの民生に関わる政策は現在の政府の政策の要だ、また社会正義の具体的実践だ。
 私達は同時に経済、社会、文化の各種政策を通して地方の連結を強化し、台湾に自己の過去を確立させ一緒に自分の未来に邁進させ台湾をすべての国民がこの地に居たがり、一緒に安心立命し、一緒に奮闘し続ける好国好民になれる国にする。
 台湾人には自分のこの場所の物語をしっかりと話し、且つ全世界に「私達の物語」を見せる能力が有る。私が率いる政府は台湾人に自己の認識を通してそこから世界を展望し、台湾を真に世界の台湾にさせる。

 去年、一昨年、私は各位に言った、私達は四月七日この日を国定の言論の自由の日にすると。これにより、今日ここで私達はすでに鄭南榕先生を記念するだけではなくなっている。
 この国定記念日の中、私達はお互いに注意し合わなければならない、自由民主は元来天から降ってきたものではない、民主を得たければ、自分の二つの手で戦い勝ち取らなければならない。外部環境は変わる、しかし最も重要なのはやはり自己の意志と決心だ。
 今日は台湾で初めての言論の自由の日だ。台湾総統として、私は努力し、引き続き民主と正義のため奮闘し、引き続き私達が得難く、永遠に大切な自由を守るため奮闘する。台湾人は民主人であり、自由人である、この政府は二千三百万の民主人と自由人のためとことん奮闘する。

 この後、総統は鄭南榕夫人だった、元総統府秘書長葉菊蘭同伴で、鄭南榕の墓「自由之翼記念碑」前まで歩き一礼し献花した。 
 鄭南榕基金会理事長許景河及び李筱峰教授等もこの行事に出席した。


鄭南榕殉道28週年紀念會 總統獻花追思-民視新聞 https://www.youtube.com/watch?v=16vBjYZRQSg


その他のニュース
柯P跌倒照片瘋傳 網友暴動修圖 自由時報

柯文哲台北市長が移行期の正義批判等のニュース

東南アジアを訪問している柯文哲台北市長は、旅行二日目の27日マレーシアの学生との食事会に招かれ演説をした。その中で台湾の脱蒋一族化などを批判した。同時に国民党も批判した。
首度表態反去蔣化 柯文哲:這不能解決台灣的問題 蘋果日報
柯文哲反去蔣化 時代力量批「他真的不了解轉型正義」聯合報
反去蔣化挨罵 柯P反去蔣化挨罵 柯P:什麼都跟綠一樣乾脆入黨 自由時報

演説で市長は言った、
台湾のこの400年の歴史は政府が変われば文化も変わってしまった、新政府は前の政権を全面否定してしまい、台湾文化をどんどんねじ曲げてしまった。その結果台湾人は二つのことしかできなくなる、一つは(前政府時代の)自分のすべてを否定して自己批判する、もうひとつは反抗して結果皆殺しにされる。

例えば国民党が台湾に来た時、自分たちは大陸の黄金を持って来たと言って、その結果台湾の経済が急成長したと言っていた。「これは大嘘だ」 第二次世界大戦終結時、台湾は中国のその他の省と比べてGDP、電気使用量、用水量、全て中国では最高の地区だった。国民党政府になって前の政府を全面否定したからだ。最も悲惨なのは政府同士が憎み合っており、台湾人にとっては税金を納めるだけでなく、魂まで差し出さなくてはならないことだった。

自分が選挙に出たとき、皇民の子孫だと言われた、もし私の親が日本人だったとしても、親は選べない、それでも私が悪いのか? このように台湾は政権の移り変わりで分裂した社会になっている、貧富、南北、都市と農村、国民党と民進党、互いに絡みあい精神錯乱の国家だ。

自分が気に食わないと思えば、別の人を取り除く、脱蒋一族化は台湾の問題を解決する方法ではない、寛容が自由の基礎だ、マレーシアでさえマレー人と中華系の融和の問題がある、みんなは違う過去があるけれども、自分に問わなければならない、同じ未来に行きたいのか、現在みんなはお互いの違いばかり見ている、多くの相似点を見ていない。

これに対して民進党の国会議員段宜康、時代力量発言人吳崢などが、柯文哲はただ再選の事だけ考えているからそんな事をいう、移行期の正義を理解していない、ただ否定するだけのものではないんだと批判している。それに対して柯文哲市長は今日又反論して、

台湾人は誰でも自分の意見を言える、自分の立場は過去は違っても、同じ未来に行きたいかどうかということだ。私の最初の選挙と今度の選挙何も違わない、重要なのは台湾を良くするのにはどうするかだ、蒋介石の評価は歴史に任せるべきだ、初めから否定的な態度ではなく、みんなの討論評価によって最後は市場が決めれば良い。移行期の正義もいいが、勝利者の正義ではいけない台湾社会を前向きにしなければならない。平和的な態度で過去を処理し、実務的な態度で現在を処理し、前向きな態度で未来に対する。自分の家族も228事件の被害者だが、敵を赦すことは強者の表現だ。

その他のニュース
中國官媒po照片:台女持「台灣國」護照 在日闖關成功 台灣蘋果
去年頃だったか台湾の中華民国のパスポートの表紙に台湾国と書いたシールを貼ってあたかも台湾国があるかのような運動をしていた。結果東南アジアの各国の入国審査でパスポートが不正だとして突き返されそのニュースが当時流れていた。27日午前、中国の共産党の新聞環球網の記者が日本の羽田空港の手続きの列に、台湾人が台湾国のシールを貼って表面を改造したパスポートを持っているのを発見した。密かに観察していると何事もなく彼女は通関手続きをした。これを問題視して27日にさっそく記事にして騒いでいるらしい。

「保防工作法」の成立を民進党の中常会で主張

去年末台湾の退役将校が中共の公式行事に出席し、台湾国内は騒然となった。首相は高官たちの退職後の管理の検討を命じた。また97年から今まで摘発された中国のスパイ事件は55件になる。これらに危機感をいだいて、民進党の中常会で行政院林錫耀副院長は法律を立法院で議論するようにしなければならないと言った。
憂中國滲透嚴重 林錫耀承諾研修保防法 聯合報
保防法草案出爐 李明賢批:作賤人民、人權已死 中時電子報
【全文】保防法草案獨家曝光! 人權嚴重大倒退 蘋果日報

報道によると林錫耀行政院副院長は8日の民進党中常会で
「去年退役将校が中国に行き*、中共公式行事に参加し、社会は非常に不快に感じ、人々の怒りを引き起こした。過去法制規範が足らず、国家機密人員に対してだけ基礎的な規範があるため、行政院は初歩的な討論をした後、「両岸人民関係条例」の下、関連規範を増やし退職離職者の管理期間を少なくとも3年、延長はあっても短縮はできないようにするつもりだ。また秘密に関わった程度が高いものは、管理期間が終わった後、なお申請する必要がある。政務副首長等の官員と中将以上は皆対象だ」
「規範は中共指導者主催の行事には参加してはいけない、中国政権の国旗、徽章、国歌斉唱などをせず、国家の尊厳を守るようにというものだ。行政院は「両岸人民関係条例」の下、研究議論の後、立法院に送る」
と言った。
*)中華民国の退役将校が中共習近平総書記の講話に出席

これに対して、民進党立法委員陳明文は
「この法律成立は良い、党は全力で支持するべきだ、台湾と中国の関係では、実際現在多くの国家安全拠点に中共が浸透している、この事情は台湾の国家全体にとって相当深刻で、防ぐために、「保防法」成立促進をしなければならない」
と言った。

林錫耀副院長は「法務部に研究させる」と言った。

この法律は退役将校の問題よりも、公的な組織への中共の浸透を防ぐということを目的としている。これに対して行政院の高官は、
「この草案は明らかに調査局の権限を無限に高める、人権が後退するだけでなく、白色テロよりも恐怖だ」と言った。

国民党の呉志楊議員は
「この感覚は緑色テロだ、台湾民主化後、過去いくつか人権違反の措置があったかもしれない、例えば盗聴、捜索等、しかし現在は裁判所の同意が必要だ。民進党はこれを元に戻し、行政機関の同意だけで、調査閲覧、訊問をできる、国家安全の言葉は抽象的で、民進党のイデオロギーははっきりしている、もし中国との友好関係発展を支持したら、国家安全に危害を加えるのか? 限りなく恐怖だ」と言った。

国民党の発言人李明賢は
「民進党は野党時代人権第一を叫んでいた、この種の人権無視に対して人民を卑しめる政府としていた、これは台湾の民主を数十年退行させるものではないか、戒厳令時代に戻すものではないか」と言った。
林錫耀呼籲法務部 應研擬再提「保防法」-民視新聞https://www.youtube.com/watch?v=zJ4y5fY8a68

蔡英文総統が海外の二二八事件遺族と面会

蔡英文総統が海外の二二八事件遺族達と面会した。
二二八事件:蔡総統、遺族らと面会 政府による真相調査を約束 中央社

総統府の新聞稿から


総統が「2017年海外二二八遺族帰郷団」に接見
公布日期  中華民國106年02月23日

蔡英文総統は今日午前「2017年二二八遺族帰郷団」に接見し、政府は先頭に立って真相を調査し、真相を明らかにし、二二八事件の責任の帰属を追求し、そうすることによって「被害者だけがいて、加害者がいない」現状を変えて、台湾社会に教訓を刻み和解に向かって歩み出させて、一つの民主、公平正義と団結の国家を造ると強調した。

総統挨拶の内容:
 1992年、海外の二二八事件の被害者遺族が団体で台湾を訪れ始めた。25年後の今日、帰郷団は既に第7回になった。このように多くの先輩方が帰ってくるのを見ると、第二世代、第三世代の家族を連れていて、過去皆さんが民主と歴史の真相を追求した経験を次の世代に継承しようとしていて、私は敬服し感動する。

 今年(106年)は二二八事件70周年だ。70年前、権威主義政権の過ちにより、皆さんの家族親しい人を奪い、また台湾社会もほとんど一世代の英才を失った。こんにちに至るまで、すべての台湾人は二二八事件がもたらした後遺症を引きずっている。

 民主化以後、台湾人はやっと公開で二二八事件を討論できるようになった。政府は過ちを認め、謝罪し、碑を立て歴史の真相を調査し被害者の名誉を回復しそして賠償し、過去が残した傷と痛みを鎮めようと試みた。
 
 しかし私ははっきりとわかっている、ここに座っている各被害者の遺族にとっては、現在政府がしていることはまだ完全ではない。我々は、歴史は既に過ぎ去り、傷や痛みは棚上げにできるなどと絶対安易に語るべきではない。

 数日前、私はイスラエルとドイツの駐台部門が開催した「国際ホロコースト記念日」の行事に参加した*。行事の現場で、私はドイツの歴史の過ちに向き合う勇気をはっきりと感じた。
 今日に至るまで、ドイツ政府、学術界、民間は絶えず歴史の真相を積極的に発掘し、過ちの原因を細かく反省し、当時人権侵害をしたナチスの戦犯を起訴し続けることまでしている。
*)蔡英文総統が「国際ホロコースト記念日」行事に出席

 ドイツの経験は台湾にとって大きな啓発になる。歴史の真相の追求と歴史の記憶の保存はどれも長期的な社会の取り組みだ。 
 新政府は二二八事件の真相の調査を更に徹底させ、また更に公開透明にさせ、且つ事件の責任帰属を更に明確に更に詳細にできるよう、継続して努力する義務がある。
 
 それゆえ、私は関係部署に引き続き権威主義政権時代の書類を整理し、70年後なお放置されている真相を完全に白日の下に晒すよう要求している。
 例えば、文書局が既に収集した二二八事件書類の中に、いくつかまだ秘密解除されていないものが残っている。私の知るところでは、その中の4件は僑務委員会の書類だ。現在呉新興委員長、また私たち座っている田秋堇副委員長も含めて積極的に協力している、私達は速やかに書類の秘密解除を希望している。
 ちょうど今日、国史館は最新の6冊の「二二八事件書類集成」を発表した。将来更に多くの秘密解除になった後の書類発表の後、引き続いて整理、出版、を通して研究に開放し、社会大衆に二二八事件に対して更に精緻な理解をもたせる。

政府は先頭に立って真相を調査し真相を提示し、二二八事件の責任の帰属を追求し、「被害者だけいて、加害者がいない」現状を変える。この使命は私達は忘れないしまた回避しない。
 私達は台湾社会に二二八事件の過ちについて更に深く反省させ、その中から教訓を銘記し和解に向かって歩み出させて、一つの民主、公平正義と団結の国家を造る。このようにすることこそが二二八事件の被害者に対する、最も重要な説明だ(原文は這樣,才是對二二八事件的受難者,最重要的一個交代)。

 最後に、帰郷団の皆さんの行程が順調でありますよう祈っています、謝謝。

来賓一行は王文宏団長が率い、僑務委員会副委員長田秋堇が同伴し、総統府に来て総統に謁見した。


20170223 總統接見「2017 年海外二二八遺屬返鄉團」https://www.youtube.com/watch?v=sM7UUSgX14U

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