2018年台北市長選で柯文哲市長の選挙主軸は「進歩的価値」

2018年の台湾地方選挙の話題が増えてき始めた。今日は2018年台北市長選挙の話題があった。
台北市新聞稿
2018選舉主軸 柯文哲:確定是「進步價值」聯合報
柯文哲民調領先 國民黨這樣回應 蘋果日報

柯文哲台北市長は今日午前、台湾大学社科院に行き、「COSCUP(Conference for Open Source Coders, Users and Promoters) 2017 開源人年会」に出席し短い講演をした。

聯合報の市長発言要約から引用
「市長になって、いろんな人にあって、その人毎に臨機応変に対応してきた、その経験から結局自分はどのような政治文化に変えたいのか考えさせられた。以前は台湾大学で8人のECOMチームを率いたが、管理上強い行動を取れた、『君は私の前から消えてくれ』と言って首を切って、人を永遠に消すことができた。しかし台北市政府の8万人のチームでは姿勢を変えなければならなかった、柔らかい方式を用い、相手を説得しなければならない、このことが私を政治指導者から文化の提唱者に変えた。私は2018年の選挙の主軸を「進歩的価値」にすると確定した、政策より重要なのは民主、自由、開放等の価値だ。以前の台湾の政治は藍、緑に分かれていた、2014年の市長選挙の勝利は人々を困惑させた、2年間研究してわかったのは、あれは世代間戦争だった。台湾は現在イデオロギーの分裂した社会だ、その年齢の分水嶺は「40歳」で、戒厳令解除その前後の世代で別れている。同性婚は40歳以下は7割が賛成、以上は7割が反対、私の世論調査と同じだ。私は東南アジアを訪問した時現地の国では、宗教、政治、文化等の分裂がひどかった、台湾は相対的に包容等の進歩的価値がある。私が曾て台湾大学病院のECOMのSOPをオープン化した時、成果が外部に漏れるだけではないかと疑問を持たれた、しかし今ではアジアの模範になった、みんなが私の真似をして、私(がはじめた手術方法)が標準になった。しかし欠点は最前線を維持することは苦しい、あっという間に追い越されるのだ」

2018六都選舉-北市長競選連任主軸出爐!柯文哲倡「進步價值」-民視新聞 https://www.youtube.com/watch?v=f691Tc1K4Es

Coscup 2017 柯文哲 進步價值 演講

その他のニュース
台中電廠鍋爐破管 7日恐亮限電紅燈 中央社
送電鉄塔の台風に依る倒壊のため13日の復旧まで電力使用節約が呼びかけられているが、台中火力発電所1号機が故障し修理に3日かかるという、来週の電力供給に赤信号が出ている。

陸方勸退陸生 陸委會:誰阻交流很清楚 中央社
中国が学生の台湾留学を減らそうとしている、台湾陸委会は台湾は両岸交流を阻害していない、誰が両岸交流を阻害しているかみんなははっきりとわかっていると言った。
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国民党主席引き継ぎ7月繰り上げを否定

台湾の国民党は5月20日に党首選挙を行い、呉敦義氏が次期主席に決まった。中国国民党新聞稿から


106年中国国民党主席選挙結果公告
中國國民黨文化傳播委員會 106.05.20

106年中国国民党主席選挙中央選挙監察委員会招集人許水德は今日(20日)106年党主席選挙結果を公布する、呉敦義同志は合計14万4,408票獲得し、52.24%の得票率で国民党主席に当選した。

別の5人の選挙参加同志の得票結果は、1號洪秀柱5萬3,063票,得票率19.2%;2號韓國瑜1萬6,141票,得票率5.84%;3號潘維剛2,437票,得票率0.88%;4號郝龍斌4萬4,301票,得票率16.03%;5號詹啟賢1萬2,332票,得票率4.46%。

今回の党主席選挙総選挙人数は47萬6,147 人,投票數27萬6,423票,投票率 58.05%,有效票27萬2,682票,無效票3,741票。
 
(以下略)


呉敦義新主席のwikiによると、就任は2017年8月20日とある。がこれを7月に繰り上げるというニュースがあったらしいが
黨主席提前7月交接?國民黨否認 新唐人亜太台
の記事では国民党はそれを否定した。

その他のニュース
在日台僑團體大融合 將成立全台連 自由時報
日本の台湾系の華僑団体が連合して、これまでの中華系、中国人意識の強い団体とは別の台湾系団体を6月4日に作るというニュース。およそ二十の台湾意識の強い団体が連合して新しい団体「全日本台湾連合会(All Japan Taiwanese Union)」略称「全台連」を作る予定だ。現在の大中華意識の強い「中華連合総会」とは区別する。「全台連」の初代会長に内定しているのは在日台湾実業家趙中正氏だ。「全台連」の設立趣旨は「台湾優先、団結第一」。連合予定の団体は、在日台灣同鄉會、在日台灣婦女會、日本台灣醫師連合會、台灣獨立聯盟日本本部、日本台醫人協會、日本台灣語言文化協會、怡友會、台灣之聲、美麗島交流會、日本基督教團東京台灣教會、櫔木台灣總會、九州台日文化交流會、日台商務促進會、山梨台灣人分會、池袋台灣教會、新世代日台交流會等。ニュースでは華僑ではなく台僑としてある。「僑」の字は三省堂「漢辞海」では「異郷や外国に在住する人」とある。

陳佩琪為兩千萬鬧離婚?柯文哲反應出乎意料|三立新聞網SETN.com https://www.youtube.com/watch?v=PXXvHDPYCtU

柯P被爆向妻求援2千萬 被嗆乾脆離婚!自由時報
今年の台北ランタン祭は好評だったが、経費が1億2000万元かかりそのうち2000万元が超過している。柯文哲台北市長が妻に相談して家に2000万元ないのかと尋ねたら、妻に激怒され「頭は大丈夫か?」「すっぱり離婚しようか」などと言われたと週刊誌の「鏡週刊」に妻が友人に話したと書かれているらしい。記事は本当か嘘か知らないが、不正な金を貯めこんでいない清潔な政治家のイメージがあるようだ。

八田與一の銅像の首を切った犯人がわかる等のニュース

戦前の台湾で農業水利事業に大きな貢献をした人物として知られる八田與一氏の銅像が台南烏山頭ダム園区內にある。その首が昨日切られて頭部がなくなっていた。今日犯人がFacebookで犯行を認めた。犯人は元台北市の市議の李承龍。過去にも台湾独立派との衝突などで火炎瓶を投げ逮捕されたりしている。犯人は今日昼ごろ台南警察に入り、共犯の邱晉芛という女性と一緒に午後6時頃台南地検に送られた。午後5時頃李承龍は台南駅で車に乗り込む時、メディアに何年前から企んでいたかと聞かれ、数年と答えた。動機はと聞かれ、やるべきことはやらねばならないと答えた。頭部はどこにあるかと聞かれ、台湾と答えた。李承龍は曾て中華愛国同心会という中国との統一派の親中共団体に属し、現在は中華統一促進党という名前通りの団体に属している。
李承龍坦承策劃斬首八田銅像多年 現進南檢複訊 自由時報
"斬首"八田塑像? 前北市議員李承龍認犯案-民視新聞 https://www.youtube.com/watch?v=yzWeYs-99r8


今回の事件について元台南県知事の蘇煥智氏はFacebookでこれは最近起きた台湾建国工程隊という団体が蒋介石の銅像の首をはねた事件への報復だろうとした。地方の人たちは今回の事件は政治的事件で民進党と国民党の対立の一環と考えている。民進党政権が国民党独裁時代の精算をするのはいいが、国内の対立をあおるようようなやり方は避けるべきだと言っている。
先日柯文哲台北市長が移行期の正義批判をして、蒋介石の評価は民間の世論つまり後世の評価に任せておけば良いと言って、民進党の議員の反発を招いていたが、彼の意見に共感を抱く人も多いのかもしれない。
八田與一斷頭 地方議論:報復行為 自由時報
不滿柯P言論 市府附近蔣介石銅像遭「斬首」newtalk


來台求政治庇護 張向忠:中國14億人,有10億嚮往台灣 自由時報
台湾観光のツアーから逃げ出し台湾に亡命を求めた中国人がメディアの取材に中国の14億人の内10億人が民主、自由の台湾に憧れていると言った。(本当に10億人亡命してきたら大変だろう)

台男日本自助旅遊 遭甩巴掌、索3萬日幣 蘋果日報
日本を旅行中の台湾人男性が京都駅付近で不良に故意にぶつかられ、謝ってすむかと因縁をつけられ、金をゆすられ殴られた。幸い警察に犯人は捕まった。

「性侵」拉布拉多犬 土狗遭勒頸割喉慘死 蘋果日報

台湾蔡英文総統が「鄭南榕28周年記念追想会」に出席

総統府の新聞稿から


今日は台湾の初めての「言論自由の日」だ、蔡英文総統は午前「鄭南榕*28周年記念追想会」に出席した時、正義(原文は公平正義)の追求は私が一貫して持っている信念だ、政府は引き続き社会のセイフティネットの構築、長期介護改善推進、各種年金と退職制度の永続性構築等の民生に関する政策を通して社会正義(原文は公平正義)を具体的実践的に獲得していくと表明した。
*)2016年台北市言論自由日関連行事-鄭南榕と言論自由学術検討X音楽会

総統挨拶内容:
 多くの台湾の若者にとって、鄭南榕の最も有名な言葉は、「私がやり残したことは今度はあなた方自身がやる番だ」
 1989年、鄭南榕が道に殉じた時、残された多くのことは後の人に引き続き努力することとして渡された。その時の台湾は、国会は全面改選はなく、総統は直接の民選ではなかった。刑法百条、反乱処罰条例も人々の言論の自由を制限していた。
 しかし、二十八年後の今日、総統は既に直接選挙になり、また平和的に三回の政権交代を成功させた。まさに全世界で台湾といえば、我々の経済発展に加えて更に我々の民主の成果を思い浮かべるのだ。
 この二十八年来、我々は確かにいくつかの事をなしとげた。しかし、またいくつかの新たな問題もある、これらの新たな問題を解決することは、我々のこの世代の目標だ。
 現在台湾が持ついくつかの問題は鄭南榕が予見したものではない、しかし、私は信じる、鄭南榕があの言葉を話した時、彼が台湾人民に残したのは一つ、何が起こっても放棄してはならない、自己満足の期待と依頼をしてはならないということだ(當鄭南榕講那句話的時候,他留給台灣人民的,就是一個,不管發生什麼事,都不准放棄、不准自滿的期許和囑託)。
  
 昨日私は今日の主講者李筱峰教授の文章を拝読した。 
 私は強調したい、民主と正義の追求は我々が堅持し続ける価値だ。 
 民主は私達の血液に流れている、私達はひまわり学生運動の若い友人への告訴を撤回し、政府の民意に対する反省の態度を表明した。地方制度法を改正し、正副議長選挙を記名投票に変え、地方政治の不正資金を終わらせた。
 私達はまた「不当党産条例」を推進し、台湾の政党政治を民主国家の正しい軌道に戻す。二二八の時私は言ったが、私達は引き続き歴史的文書を精査開放する、また「移行期の正義促進条例」を優先法案にし、現在立法院では協議の最中だ。
 
 正義は私が就任以来、心に留めて決して忘れていないことだ、社会のセイフティネット構築、長期介護改善推進、公営住宅建設、各種年金と退職給付制度の永続性構築、また産業のイノベーション、政府の資源分配と建設の地域均衡も無論だ。これらの民生に関わる政策は現在の政府の政策の要だ、また社会正義の具体的実践だ。
 私達は同時に経済、社会、文化の各種政策を通して地方の連結を強化し、台湾に自己の過去を確立させ一緒に自分の未来に邁進させ台湾をすべての国民がこの地に居たがり、一緒に安心立命し、一緒に奮闘し続ける好国好民になれる国にする。
 台湾人には自分のこの場所の物語をしっかりと話し、且つ全世界に「私達の物語」を見せる能力が有る。私が率いる政府は台湾人に自己の認識を通してそこから世界を展望し、台湾を真に世界の台湾にさせる。

 去年、一昨年、私は各位に言った、私達は四月七日この日を国定の言論の自由の日にすると。これにより、今日ここで私達はすでに鄭南榕先生を記念するだけではなくなっている。
 この国定記念日の中、私達はお互いに注意し合わなければならない、自由民主は元来天から降ってきたものではない、民主を得たければ、自分の二つの手で戦い勝ち取らなければならない。外部環境は変わる、しかし最も重要なのはやはり自己の意志と決心だ。
 今日は台湾で初めての言論の自由の日だ。台湾総統として、私は努力し、引き続き民主と正義のため奮闘し、引き続き私達が得難く、永遠に大切な自由を守るため奮闘する。台湾人は民主人であり、自由人である、この政府は二千三百万の民主人と自由人のためとことん奮闘する。

 この後、総統は鄭南榕夫人だった、元総統府秘書長葉菊蘭同伴で、鄭南榕の墓「自由之翼記念碑」前まで歩き一礼し献花した。 
 鄭南榕基金会理事長許景河及び李筱峰教授等もこの行事に出席した。


鄭南榕殉道28週年紀念會 總統獻花追思-民視新聞 https://www.youtube.com/watch?v=16vBjYZRQSg


その他のニュース
柯P跌倒照片瘋傳 網友暴動修圖 自由時報

柯文哲台北市長が移行期の正義批判等のニュース

東南アジアを訪問している柯文哲台北市長は、旅行二日目の27日マレーシアの学生との食事会に招かれ演説をした。その中で台湾の脱蒋一族化などを批判した。同時に国民党も批判した。
首度表態反去蔣化 柯文哲:這不能解決台灣的問題 蘋果日報
柯文哲反去蔣化 時代力量批「他真的不了解轉型正義」聯合報
反去蔣化挨罵 柯P反去蔣化挨罵 柯P:什麼都跟綠一樣乾脆入黨 自由時報

演説で市長は言った、
台湾のこの400年の歴史は政府が変われば文化も変わってしまった、新政府は前の政権を全面否定してしまい、台湾文化をどんどんねじ曲げてしまった。その結果台湾人は二つのことしかできなくなる、一つは(前政府時代の)自分のすべてを否定して自己批判する、もうひとつは反抗して結果皆殺しにされる。

例えば国民党が台湾に来た時、自分たちは大陸の黄金を持って来たと言って、その結果台湾の経済が急成長したと言っていた。「これは大嘘だ」 第二次世界大戦終結時、台湾は中国のその他の省と比べてGDP、電気使用量、用水量、全て中国では最高の地区だった。国民党政府になって前の政府を全面否定したからだ。最も悲惨なのは政府同士が憎み合っており、台湾人にとっては税金を納めるだけでなく、魂まで差し出さなくてはならないことだった。

自分が選挙に出たとき、皇民の子孫だと言われた、もし私の親が日本人だったとしても、親は選べない、それでも私が悪いのか? このように台湾は政権の移り変わりで分裂した社会になっている、貧富、南北、都市と農村、国民党と民進党、互いに絡みあい精神錯乱の国家だ。

自分が気に食わないと思えば、別の人を取り除く、脱蒋一族化は台湾の問題を解決する方法ではない、寛容が自由の基礎だ、マレーシアでさえマレー人と中華系の融和の問題がある、みんなは違う過去があるけれども、自分に問わなければならない、同じ未来に行きたいのか、現在みんなはお互いの違いばかり見ている、多くの相似点を見ていない。

これに対して民進党の国会議員段宜康、時代力量発言人吳崢などが、柯文哲はただ再選の事だけ考えているからそんな事をいう、移行期の正義を理解していない、ただ否定するだけのものではないんだと批判している。それに対して柯文哲市長は今日又反論して、

台湾人は誰でも自分の意見を言える、自分の立場は過去は違っても、同じ未来に行きたいかどうかということだ。私の最初の選挙と今度の選挙何も違わない、重要なのは台湾を良くするのにはどうするかだ、蒋介石の評価は歴史に任せるべきだ、初めから否定的な態度ではなく、みんなの討論評価によって最後は市場が決めれば良い。移行期の正義もいいが、勝利者の正義ではいけない台湾社会を前向きにしなければならない。平和的な態度で過去を処理し、実務的な態度で現在を処理し、前向きな態度で未来に対する。自分の家族も228事件の被害者だが、敵を赦すことは強者の表現だ。

その他のニュース
中國官媒po照片:台女持「台灣國」護照 在日闖關成功 台灣蘋果
去年頃だったか台湾の中華民国のパスポートの表紙に台湾国と書いたシールを貼ってあたかも台湾国があるかのような運動をしていた。結果東南アジアの各国の入国審査でパスポートが不正だとして突き返されそのニュースが当時流れていた。27日午前、中国の共産党の新聞環球網の記者が日本の羽田空港の手続きの列に、台湾人が台湾国のシールを貼って表面を改造したパスポートを持っているのを発見した。密かに観察していると何事もなく彼女は通関手続きをした。これを問題視して27日にさっそく記事にして騒いでいるらしい。

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