台湾蔡英文総統が「鄭南榕28周年記念追想会」に出席

総統府の新聞稿から


今日は台湾の初めての「言論自由の日」だ、蔡英文総統は午前「鄭南榕*28周年記念追想会」に出席した時、正義(原文は公平正義)の追求は私が一貫して持っている信念だ、政府は引き続き社会のセイフティネットの構築、長期介護改善推進、各種年金と退職制度の永続性構築等の民生に関する政策を通して社会正義(原文は公平正義)を具体的実践的に獲得していくと表明した。
*)2016年台北市言論自由日関連行事-鄭南榕と言論自由学術検討X音楽会

総統挨拶内容:
 多くの台湾の若者にとって、鄭南榕の最も有名な言葉は、「私がやり残したことは今度はあなた方自身がやる番だ」
 1989年、鄭南榕が道に殉じた時、残された多くのことは後の人に引き続き努力することとして渡された。その時の台湾は、国会は全面改選はなく、総統は直接の民選ではなかった。刑法百条、反乱処罰条例も人々の言論の自由を制限していた。
 しかし、二十八年後の今日、総統は既に直接選挙になり、また平和的に三回の政権交代を成功させた。まさに全世界で台湾といえば、我々の経済発展に加えて更に我々の民主の成果を思い浮かべるのだ。
 この二十八年来、我々は確かにいくつかの事をなしとげた。しかし、またいくつかの新たな問題もある、これらの新たな問題を解決することは、我々のこの世代の目標だ。
 現在台湾が持ついくつかの問題は鄭南榕が予見したものではない、しかし、私は信じる、鄭南榕があの言葉を話した時、彼が台湾人民に残したのは一つ、何が起こっても放棄してはならない、自己満足の期待と依頼をしてはならないということだ(當鄭南榕講那句話的時候,他留給台灣人民的,就是一個,不管發生什麼事,都不准放棄、不准自滿的期許和囑託)。
  
 昨日私は今日の主講者李筱峰教授の文章を拝読した。 
 私は強調したい、民主と正義の追求は我々が堅持し続ける価値だ。 
 民主は私達の血液に流れている、私達はひまわり学生運動の若い友人への告訴を撤回し、政府の民意に対する反省の態度を表明した。地方制度法を改正し、正副議長選挙を記名投票に変え、地方政治の不正資金を終わらせた。
 私達はまた「不当党産条例」を推進し、台湾の政党政治を民主国家の正しい軌道に戻す。二二八の時私は言ったが、私達は引き続き歴史的文書を精査開放する、また「移行期の正義促進条例」を優先法案にし、現在立法院では協議の最中だ。
 
 正義は私が就任以来、心に留めて決して忘れていないことだ、社会のセイフティネット構築、長期介護改善推進、公営住宅建設、各種年金と退職給付制度の永続性構築、また産業のイノベーション、政府の資源分配と建設の地域均衡も無論だ。これらの民生に関わる政策は現在の政府の政策の要だ、また社会正義の具体的実践だ。
 私達は同時に経済、社会、文化の各種政策を通して地方の連結を強化し、台湾に自己の過去を確立させ一緒に自分の未来に邁進させ台湾をすべての国民がこの地に居たがり、一緒に安心立命し、一緒に奮闘し続ける好国好民になれる国にする。
 台湾人には自分のこの場所の物語をしっかりと話し、且つ全世界に「私達の物語」を見せる能力が有る。私が率いる政府は台湾人に自己の認識を通してそこから世界を展望し、台湾を真に世界の台湾にさせる。

 去年、一昨年、私は各位に言った、私達は四月七日この日を国定の言論の自由の日にすると。これにより、今日ここで私達はすでに鄭南榕先生を記念するだけではなくなっている。
 この国定記念日の中、私達はお互いに注意し合わなければならない、自由民主は元来天から降ってきたものではない、民主を得たければ、自分の二つの手で戦い勝ち取らなければならない。外部環境は変わる、しかし最も重要なのはやはり自己の意志と決心だ。
 今日は台湾で初めての言論の自由の日だ。台湾総統として、私は努力し、引き続き民主と正義のため奮闘し、引き続き私達が得難く、永遠に大切な自由を守るため奮闘する。台湾人は民主人であり、自由人である、この政府は二千三百万の民主人と自由人のためとことん奮闘する。

 この後、総統は鄭南榕夫人だった、元総統府秘書長葉菊蘭同伴で、鄭南榕の墓「自由之翼記念碑」前まで歩き一礼し献花した。 
 鄭南榕基金会理事長許景河及び李筱峰教授等もこの行事に出席した。


鄭南榕殉道28週年紀念會 總統獻花追思-民視新聞 https://www.youtube.com/watch?v=16vBjYZRQSg


その他のニュース
柯P跌倒照片瘋傳 網友暴動修圖 自由時報
スポンサーサイト

東南アジア等からの台湾への観光客が増えている等のニュース

台湾の蔡英文総統が今日のFacebookで台湾の観光局がフィリピンで流している台湾への観光誘致ビデオを紹介しながら、南方の国家から来る観光客が増えていると発表している。
台灣越來越好玩 總統號召標籤外國朋友 中央社

蔡英文政権の新南向政策の対象国18カ国(印尼、菲律賓、泰國、馬來西亞、新加坡、汶萊、越南、緬甸、柬埔寨、寮國、印度、巴基斯坦、孟加拉、尼泊爾、斯里蘭卡、不丹、澳大利亞、紐西蘭)からの観光客は今年1月の延べ人数が過去4年の同月の成長幅より上だった。総統は台湾はどんどん面白くなっている、もっと多くの世界の友人が台湾に遊びに来て欲しいと言った。
臺灣國際宣傳影片(菲律賓市場-自然篇) (フィリピンで流れている台湾観光ビデオ)https://www.youtube.com/watch?v=-Nbtxc-zT2I&feature=youtu.be


核食、美豬議題 李明賢轟陳時中:哪國的衛福部長? 自由時報
台湾の衛生福利部の陳時中大臣がメディアのインタビューで、日本の福島周辺の食品輸入や、アメリカ産の豚肉輸入などに対して、安全が確保されれば反対ではないと言った。これに対して、国民党発言人李明賢はFacebookで、いったいどこの国の衛生福利部長だ、と言った。

【痛失英才】台大天才外籍生暴斃 成績優異多次奪獎 蘋果日報
ネパールから来た天才と言われた31歳の留学生が突然死した。10日ほど連絡がなかったが、鍵がかかった部屋で床に倒れて死んでいた、目立った外傷はなく、現在のところ突然死と思われている。大酒呑みのため同室の者は引っ越していた。酒飲みだったが、電気通信分野では天才学生と言われていた。台湾大学では次世代通信5Gの研究をしていた。

港媒:大陸2支陸軍轉隸海軍陸戰隊 中央社
香港メディアによると、中国大陸東部戦区と北部戦区の陸軍集団が1月と3月に海軍に移り、海軍陸戦隊員となった。

不滿柯P言論 市府附近蔣介石銅像遭「斬首」newtalk
柯文哲台北市長の脱蒋介石化などの移行期の正義批判に反発して、台湾建国工程隊は信義区福徳街の蒋介石銅像の首をはねたと発表した。

賞鷹季來了! 『觀音‧觀鷹』活動四月15日舉辦 newtalk

蔡英文政権の同性婚法案推進に法務大臣が反対意見等のニュース

同性婚に異性婚と平等の権利を与える民法改正案の成立を目指している蔡英文政権の法務部長(大臣)が同性婚に批判的な発言をした。邱太三法務部長は今朝24日憲法裁判所で同性婚について発言し、「我が国数千年来同性婚の仕組みはなかった」「もし同性婚のような民法の改正を行えば、衝撃は祖先の位牌にまで及ぶ、同性婚の先祖を子孫は男と書くのか女と書くのか?」などと行った。議会でこれについて質問された林全首相は、彼の話は行政院の立場ではない、私も報道を見て知った、詳細な背景はまだわからない、彼の詳しい意図もわからない、と言った。男の先祖を「考」女を「妣」と書くらしいので、大臣の発言を「我国千年論」と「考妣論」と言って批判が起きている。中華民国に数千年の歴史があるのかとか大臣を妣考邱(ピカオチュウ→ピカチュウ)と揶揄したりしている。
邱太三「考妣論」惹議 林全:非行政院立場 自由時報
「妣考邱」大暴走 陳芳明:暴露蔡政府危機... 自由時報
同性婚法案、司法法制委員会を通過 立法院外には支持・反対派が集結 中央社

その他のニュース
李明李明哲在哪?家屬向對岸要答案 聯合報哲在哪?家屬向對岸要答案
台湾の非政府組織の人権活動家李明哲氏が澳門から中国に入ったあと、行方不明になった。

中國冰球隊不滿部徽看板 教育部:不撤 自由時報
昨日の晩行われたU18国際アイスホッケー大会で中国チームが会場に掲示されていた「教育部體育署」の言葉が教育部は中国にしかない、一つの中国ではなく二つの中国を認めることになると反発した。また試合後両チームは乱闘になった。
冰上全武行! 中國選手粗暴揮拳 引發大亂鬥-民視新聞 https://www.youtube.comhttps://www.youtube.com/watch?v=G7M6WPjxW9c/watch?v=G7M6WPjxW9c


五毛食品 湧入大陸農村學校 中央社

https://twitter.com/iingwen/status/844175735862444033
蔡英文総統のtwitterで日本語の挨拶が掲載された

內蒙古居民樓瓦斯爆炸 3死25傷 中央社
中国のモンゴル地区の包頭市の古いビルでガス爆発が起こり、3人が死亡し25人が負傷した。

台北市でピクニック音楽会等の今日のニュース

台北市で初めてのピクニック音楽会が開かれた。柯文哲市長は台北城南をツツジの花園都市にする、オランダのチューリップ、日本の桜と同じように、ツツジを台北のランドマークにすると言った。
73181383795.jpg
画像は台北市の新聞稿から

草地野餐音樂會今登場 柯文哲:給市民幸福感 自由時報
台北市の新聞稿 新聞稿
記者の質問では柯文哲市長に基隆-南港間のライトレール建設についての質問がでた。市長はライトレールの話は聞いているが国の地域全体の交通網の計画についてはどうなっているのかわからない、そちらのほうが気になる、80億の台北市の分担金の細部も聞いていないと言った。
基隆-南港間でライトレール建設へ 台湾北部の共同繁栄目指す 中央社
杜鵑花季野餐音樂會 視覺.味覺.聽覺都滿足-民視新聞https://www.youtube.com/watch?v=GDtpQZHa220


提勒森抵北京 北韓議題面臨中方怒火 中央社
アメリカのティラーソン国務長官が北京で北朝鮮を抑えるよう要求して反発にあっていると、ロイターが報道していると中央社が報道している。中国の今日の環球時報は、北朝鮮の非核化は中国の利益に合致するが、北朝鮮の混乱は中国の災難だ。米韓にはそのような要求をする権利はない、まず米韓の軍事演習を中止せよと書いているという。

民進黨2018北市若再讓步柯P 呂秀蓮:自貶黨格 newtalk
民進党の元副総統呂秀蓮氏は、次の台北市長選挙で、また民進党が独自候補を出さず、柯文哲に譲ったら、党の格を貶めることになると言った。

「保防工作法」の成立を民進党の中常会で主張

去年末台湾の退役将校が中共の公式行事に出席し、台湾国内は騒然となった。首相は高官たちの退職後の管理の検討を命じた。また97年から今まで摘発された中国のスパイ事件は55件になる。これらに危機感をいだいて、民進党の中常会で行政院林錫耀副院長は法律を立法院で議論するようにしなければならないと言った。
憂中國滲透嚴重 林錫耀承諾研修保防法 聯合報
保防法草案出爐 李明賢批:作賤人民、人權已死 中時電子報
【全文】保防法草案獨家曝光! 人權嚴重大倒退 蘋果日報

報道によると林錫耀行政院副院長は8日の民進党中常会で
「去年退役将校が中国に行き*、中共公式行事に参加し、社会は非常に不快に感じ、人々の怒りを引き起こした。過去法制規範が足らず、国家機密人員に対してだけ基礎的な規範があるため、行政院は初歩的な討論をした後、「両岸人民関係条例」の下、関連規範を増やし退職離職者の管理期間を少なくとも3年、延長はあっても短縮はできないようにするつもりだ。また秘密に関わった程度が高いものは、管理期間が終わった後、なお申請する必要がある。政務副首長等の官員と中将以上は皆対象だ」
「規範は中共指導者主催の行事には参加してはいけない、中国政権の国旗、徽章、国歌斉唱などをせず、国家の尊厳を守るようにというものだ。行政院は「両岸人民関係条例」の下、研究議論の後、立法院に送る」
と言った。
*)中華民国の退役将校が中共習近平総書記の講話に出席

これに対して、民進党立法委員陳明文は
「この法律成立は良い、党は全力で支持するべきだ、台湾と中国の関係では、実際現在多くの国家安全拠点に中共が浸透している、この事情は台湾の国家全体にとって相当深刻で、防ぐために、「保防法」成立促進をしなければならない」
と言った。

林錫耀副院長は「法務部に研究させる」と言った。

この法律は退役将校の問題よりも、公的な組織への中共の浸透を防ぐということを目的としている。これに対して行政院の高官は、
「この草案は明らかに調査局の権限を無限に高める、人権が後退するだけでなく、白色テロよりも恐怖だ」と言った。

国民党の呉志楊議員は
「この感覚は緑色テロだ、台湾民主化後、過去いくつか人権違反の措置があったかもしれない、例えば盗聴、捜索等、しかし現在は裁判所の同意が必要だ。民進党はこれを元に戻し、行政機関の同意だけで、調査閲覧、訊問をできる、国家安全の言葉は抽象的で、民進党のイデオロギーははっきりしている、もし中国との友好関係発展を支持したら、国家安全に危害を加えるのか? 限りなく恐怖だ」と言った。

国民党の発言人李明賢は
「民進党は野党時代人権第一を叫んでいた、この種の人権無視に対して人民を卑しめる政府としていた、これは台湾の民主を数十年退行させるものではないか、戒厳令時代に戻すものではないか」と言った。
林錫耀呼籲法務部 應研擬再提「保防法」-民視新聞https://www.youtube.com/watch?v=zJ4y5fY8a68

タグリスト

プロフィール

suiyuetui

Author:suiyuetui
FC2ブログへようこそ!
ネット上でのフィルターのかかってない日本語資料になれれば幸いです。
要約と著作権の関係はここここを参考にしています。
公人の声明、演説などの著作権が発生しないものを扱う記事が自然に多くなっています。
なおこのサイトはリンクも引用も自由にどうぞ。

注意しておきたいのは中国(台湾ではない)は中国共産党の独裁国家で日本のような言論の自由もありません。日本や西側各国では自由と民主の理念のおかげで様々な意見や情報を発信したり或いは見比べて比較検討して自分で判断することはほぼ可能でしょう。それこそ日本や西側の素晴らしいところでこれからも守っていかなければなりません、このサイトもその一助になれれば幸いです。そういう判断材料を提供したいという思いから、このサイトでは一次資料を掲載する場合が多いです。しかし特に中国の公式発表等は中国共産党の党員による中国政府(中国共産党)の一方的なプロパガンダという面もあります(その他ウソ、はったり、脅し、罵詈雑言なども多い)。読む方もその一方的なプロパガンダ(や、ウソ、はったり、脅し、罵詈雑言等)の混じる文だけを見るのではなく、反対意見等を(例えば尖閣問題)、普段から読んで知っている或いは知らなければ自分で探してみる等の常識を持って読む必要があるのは当然です。また中国へのリンクは貼りません。urlは書いていますが中国には巨大な監視検閲網があるのを前提で自己責任でアクセスしてください。
メディア・リテラシー Wikipedia
Cookieを使わずにユーザーを追跡する仕組みが普及しつつある スラド

最新記事

月別アーカイブ(タブ)