2017年2月6日中国外交部記者会見−日本関連抜粋(SM-3ブロック2A発射成功、マティス国防長官発言、福島原発への反応)

2017年2月6日中国外交部記者会見−日本関連部分の抜粋(SM-3ブロック2A発射成功、マティス国防長官発言、福島原発への反応)
http://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1436143.shtml 中国外交部


問:先週金曜日、アメリカの軍部はハワイ付近でアメリカと日本によって共同研究開発されたミサイルを発射し、(標的の)中距離弾道ミサイルを捕捉することに成功したと発表した。米軍は今回の試射を成功させたことは米日両国にとって重要で、世界的に弾道弾迎撃システムを強化するだろうと表明した。中国側はアメリカが韓国に「THAAD」弾道弾迎撃システムを配備しようとすることに対して強い反対の態度をとっており、また「米日安保条約」は冷戦時代の産物だと言っていることに鑑(かんが)みて、今回の試射に対してどう反応するか?
SM‐3ブロック2Aが初の迎撃試験に成功:ブロック2Aが持つ2つの意味 BLOGOS

答:中国側は、弾道弾迎撃ミサイル問題は世界戦略の安定と大国間の相互信頼に関わり慎重に処理するべきだとずっと考えている。各国は自国の安全保障の利益も考慮しなければならないし、また他国の安全保障の懸念も尊重し、世界戦略の安定と各国の安全保障が弱められないという原則を遵守し、共同で平和と安定、平等相互信頼、協力互恵の国際安全保障環境を作らなければならない。

「THAAD」問題に関して、あなたが言ったことは正しい、中国側の立場は変わっていないし、変わるはずがない。我々は米韓が韓国に「THAAD」弾道弾迎撃ミサイルシステムを配備することに断固反対する。

問:数日前、アメリカのマティス国防長官が日本を訪問した時、アメリカ側は現在南シナ海地域で大規模な軍事的作戦は必要ないと考えていると言った。しかし彼は、中国の南シナ海での関連行動は地域の国家間の相互信頼を損なっているとも言った。中国側はこれに対して何か論評はあるか?

答:現在の南シナ海情勢と中国側の立場に関して、私はあなたがはっきりとわかっていると信じる。南シナ海はもともと平穏無事だった。中国と南シナ海周辺の関係国の共同の努力の下、現在南シナ海情勢はまた正常に戻り、関係する直接の当事国が話し合いと協議を通して食い違いを管理制御し、中国とASEAN国家の共同の努力でこの地域の平和で安全で安定した良好な情勢に回帰した。我々は言ってきた、これはこの地域の全ての国家の共同の利益に合致し、また域外の国家がこの地域の国家の共同の利益と共通の願いを尊重できるよう希望すると。

あなたが提示したマティス国防長官がアメリカ側は大規模な軍事作戦は必要ないし、関連問題は外交ルートを通して解決されるべきだと考えていると表明したことに関しては、我々も関連問題は直接関係する当事国が外交ルートを通して解決し、協議と交渉のやり方で食い違いを管理制御するよう主張している、それゆえその意見には同意できる。

問:報道によると、東京電力は福島第一原発2号機内部の撮影画像の分析によって、2号機の格納容器の内部の最大放射線量が1時間あたり530シーベルトに達する可能性があると評価した、人がもしこの放射線に晒されれば数十秒で死に至る。中国側はこれについて心配しているか? 中国公民の日本観光に影響するかどうか?

答:我々は関連報道に留意している、中国側は日本の福島原発放射能漏れ事故で生じた影響にずっと注目してきた、我々はまた何度も日本政府に随時関連処置を適切にし、同時に事故の後続処理作業をきちんとするよう要求してきた。日本の福島原発放射能漏れとその海洋環境、食品安全、人類の健康に対する影響に対して、私は責任を持つどこの政府も注目し続けていると信じる。我々はまた日本政府がどのように有効な措置を採りしっかりと放射能漏れ事故で生じた影響を取り除くかについて責任を負った説明ができるよう希望している。これは日本の自国の国民に対して責任を負っているだけでなく、隣国の人民と国際社会に対しても責任を負っている。

外交部は安全に関する注意を既に発表している、我々は中国公民が適切に自己の海外旅行計画を段取りし、しっかりと安全を守ると信じている。

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