蔡英文総統が「国際ホロコースト記念日」行事に出席

総統府の新聞稿から


総統が「国際ホロコースト記念日」行事に出席
公布日期  中華民國106年02月19日

蔡英文総統は今日(19日)午後「国際ホロコースト記念日」の行事に出席し、台湾がイスラエル、ドイツと文化、教育、移行期の正義のテーマの面で更に多くの協力と交流を持つことができ、またホロコーストの歴史の教訓を人心に深く刻み、台湾が歴史の過ちを整理し続け、和解と団結の未来を迎えることができるよう希望した。

総統は英語で挨拶し表明した、
「『国際ホロコースト記念日』は国連総会で決議された記念日だ、駐台北イスラエル経済文化事務所 Asher Yarden 代表及びドイツ在台協会 Martin Eberts 所長の共同の努力でこの意義多い記念行事も台湾で開催できたことに感謝します」

「第二次世界大戦時期、ナチスはユダヤ人に対して民族絶滅政策で虐殺を繰り広げ、六百万人のユダヤ人の命を奪った。このほか、百万人を越えるジプシー*、心身障害者、同性愛者、その他理念の異なる者も組織的な迫害を受けた」
*)英語の演説ではロマと言っていたが(たぶん)中国語の新聞稿ではジプシーとなっている。

「これは暗黒の歴史だ。多くの映像の中で、私達はこの世のものとも思えないような画面を見る、例えば『アンネの日記』では、隙間の中の命を見、『シンドラーのリスト』では人間性の尊厳を見る。これらの作品は毎回私達に注意を促している、当時の大虐殺は個別の民族或いは個別の国家の話というだけでなく、今このような悲劇を再び起こさないことは既に普遍的価値になっているのだと」

「戦後のドイツは長期間の努力を経て、ようやく謝罪、賠償、また各年齢層に対してホロコーストの歴史教育を積極的に推進して、更には『反ナチ』を法律で定めた。台湾も同様に曾て人権を蹂躙された記録を持つ国家として、ドイツの勇気を学習し歴史に向き合わなければならない」

「台湾社会はユダヤ人が曾て遭遇した凄惨な経験に対して認識が不足している、この歴史についてあらためて考えることに対しても十分ではない。十分ではないため、たまたまある若者が、考えもなく間違いをおかし、再び敏感な神経に触れた*」
*)台湾の高校生、開校記念祭にナチ軍服 イスラエルが強く非難 中央社
高校生がナチス軍服のコスプレ 蔡総統「間違ったのは大人たち」中央社

総統は今日出席した新竹光復高校の学生に対して言った、
「私は皆さんが事件以来苦しんできたことを知っている、しかし私はまた、事件が発生した後示された態度から、この事件がプラスの影響を残すだろうと信じる。私は以前国民に向かって訴えた、この事を発生させたのは、学生が間違ったからではない、我々大人が間違ったからだ。私達が国家の暴力と人権蹂躙の歴史の中から十分な深い思考をしなかったから、これらの間違いを発生させたのだ。これにより、私は皆さんがこの事件をきっかけに三つの事を学習するよう希望します。第一、生命はこのように向き合われるべきではない。第二、私達はこれらの厳粛な歴史事件を嘲弄するべきではない。第三、私達はあの人権を蹂躙した人を真似するべきではない」

総統はまたイスラエルの友人たちの了解と、この事件を教育を変えるきっかけにできたことに感謝した。また教育部門がこのきっかけを掴んで、更に積極的に人権教育を推進し、人権観念を根付かせられるよう希望した。

総統はまた、台湾が文化教育面で向上し、イスラエルと更に多く協力し、ホロコーストの歴史の教訓を深く心に刻むことができるよう希望し、またドイツと移行期の正義のテーマで更に多く交流し、台湾が歴史の過ちを清算し続けることができ、和解と団結の未来を迎え、全世界と一緒に努力し、人権、正義と平和の道を歩むことができるよう希望した。

駐台北イスラエル経済文化事務所 Asher Yarden 代表及びドイツ在台協会 Martin Eberts 所長と各国駐華大使と代表を含む人々がこの場の行事に出席した。


0219 國際大屠殺紀念日 (31分10秒頃から蔡英文総統)https://www.youtube.com/watch?v=GG6PNBTdvuk
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