蔡英文総統が海外の二二八事件遺族と面会

蔡英文総統が海外の二二八事件遺族達と面会した。
二二八事件:蔡総統、遺族らと面会 政府による真相調査を約束 中央社

総統府の新聞稿から


総統が「2017年海外二二八遺族帰郷団」に接見
公布日期  中華民國106年02月23日

蔡英文総統は今日午前「2017年二二八遺族帰郷団」に接見し、政府は先頭に立って真相を調査し、真相を明らかにし、二二八事件の責任の帰属を追求し、そうすることによって「被害者だけがいて、加害者がいない」現状を変えて、台湾社会に教訓を刻み和解に向かって歩み出させて、一つの民主、公平正義と団結の国家を造ると強調した。

総統挨拶の内容:
 1992年、海外の二二八事件の被害者遺族が団体で台湾を訪れ始めた。25年後の今日、帰郷団は既に第7回になった。このように多くの先輩方が帰ってくるのを見ると、第二世代、第三世代の家族を連れていて、過去皆さんが民主と歴史の真相を追求した経験を次の世代に継承しようとしていて、私は敬服し感動する。

 今年(106年)は二二八事件70周年だ。70年前、権威主義政権の過ちにより、皆さんの家族親しい人を奪い、また台湾社会もほとんど一世代の英才を失った。こんにちに至るまで、すべての台湾人は二二八事件がもたらした後遺症を引きずっている。

 民主化以後、台湾人はやっと公開で二二八事件を討論できるようになった。政府は過ちを認め、謝罪し、碑を立て歴史の真相を調査し被害者の名誉を回復しそして賠償し、過去が残した傷と痛みを鎮めようと試みた。
 
 しかし私ははっきりとわかっている、ここに座っている各被害者の遺族にとっては、現在政府がしていることはまだ完全ではない。我々は、歴史は既に過ぎ去り、傷や痛みは棚上げにできるなどと絶対安易に語るべきではない。

 数日前、私はイスラエルとドイツの駐台部門が開催した「国際ホロコースト記念日」の行事に参加した*。行事の現場で、私はドイツの歴史の過ちに向き合う勇気をはっきりと感じた。
 今日に至るまで、ドイツ政府、学術界、民間は絶えず歴史の真相を積極的に発掘し、過ちの原因を細かく反省し、当時人権侵害をしたナチスの戦犯を起訴し続けることまでしている。
*)蔡英文総統が「国際ホロコースト記念日」行事に出席

 ドイツの経験は台湾にとって大きな啓発になる。歴史の真相の追求と歴史の記憶の保存はどれも長期的な社会の取り組みだ。 
 新政府は二二八事件の真相の調査を更に徹底させ、また更に公開透明にさせ、且つ事件の責任帰属を更に明確に更に詳細にできるよう、継続して努力する義務がある。
 
 それゆえ、私は関係部署に引き続き権威主義政権時代の書類を整理し、70年後なお放置されている真相を完全に白日の下に晒すよう要求している。
 例えば、文書局が既に収集した二二八事件書類の中に、いくつかまだ秘密解除されていないものが残っている。私の知るところでは、その中の4件は僑務委員会の書類だ。現在呉新興委員長、また私たち座っている田秋堇副委員長も含めて積極的に協力している、私達は速やかに書類の秘密解除を希望している。
 ちょうど今日、国史館は最新の6冊の「二二八事件書類集成」を発表した。将来更に多くの秘密解除になった後の書類発表の後、引き続いて整理、出版、を通して研究に開放し、社会大衆に二二八事件に対して更に精緻な理解をもたせる。

政府は先頭に立って真相を調査し真相を提示し、二二八事件の責任の帰属を追求し、「被害者だけいて、加害者がいない」現状を変える。この使命は私達は忘れないしまた回避しない。
 私達は台湾社会に二二八事件の過ちについて更に深く反省させ、その中から教訓を銘記し和解に向かって歩み出させて、一つの民主、公平正義と団結の国家を造る。このようにすることこそが二二八事件の被害者に対する、最も重要な説明だ(原文は這樣,才是對二二八事件的受難者,最重要的一個交代)。

 最後に、帰郷団の皆さんの行程が順調でありますよう祈っています、謝謝。

来賓一行は王文宏団長が率い、僑務委員会副委員長田秋堇が同伴し、総統府に来て総統に謁見した。


20170223 總統接見「2017 年海外二二八遺屬返鄉團」https://www.youtube.com/watch?v=sM7UUSgX14U
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