陳菊高雄市長が民進党の食事会で激怒?

今日の各紙の報道で陳菊高雄市長が民進党の食事会で党中央の人間が外部にデマを言いふらしたと激怒したと報道している。ただ民進党の発言人はこの報道を否定している。
總統午宴變調 陳菊怒轟黨中央? NOWnews
陳菊在小英面前怒轟黨中央? 與會者:餐會不歡而散 聯合報
菊姐怒了!傳總統官邸宴重砲轟黨中央 自由時報

報道を要約すると、2月19日に農會(戦前の農会の流れをくむ台湾の農協のような組織らしい)の末端の代表選挙が行われ、従来通り国民党系が勝利し、民進党系は農会では多数派に成れなかった。陳菊氏や頼清徳氏の新潮流系派閥の林宜瑾中常委が中常会で蔡英文系派閥の選対会召集人陳明文に対して敗戦の責任を陳菊と頼清徳両市長に押し付けようとしてうわさを流していると非難、その後陳明文は辞意を表明した。蔡英文主席は揉め事を収めようと、2月27日官邸に各派閥の幹部を集めて食事をして、陳明文に対しても慰留した。

しかし、当日陳菊市長は会で、色をなして怒り、党中央は外に対してうわさを流すべきではない、私が今回の農漁業会選挙中、子分の劉世芳を高雄市長にするため、高雄の国民党王金平系の蕭漢俊を応援し、民進党系の李清福を応援しなかったとなどと言っていると言った。現場の雰囲気が凍りつき、蔡英文でさえ口を挟めず、皆は顔を見合わせ言葉がでなかった。(話としては面白いが、あくまで報道で、本当か嘘かはわからない)最後は新潮流系の亜東関係協会会長邱義仁氏が場を収めた。党中央とは陳明文氏と民進党秘書長洪耀福氏のことらしい。

これに対して当日出席していた立法院長蘇嘉全氏は怒るようなことはなかった。大げさだ。討論はあったが、皆平静で、陳菊氏も穏やかだったと言った。
農會選舉挑戰藍天 綠挫敗 中時電子報

農会の選挙の後も農会の83%は国民党系で勢力図に変化はなかった。国民党寄りの聯合報の記事では民進党系は敗北ではない、国民党の基盤が強いだけだ、よく善戦したほうだと書いている。台湾の日本の農協に当たる組織では依然として国民党の影響力が強いということがわかる、また農会選挙を主導した新潮流系派閥への批判も他派閥からあるようだとわかる記事だ(wiki)。
陳菊當小英面轟黨中央? 陳明文:沒內鬨-民視新聞 https://www.youtube.com/watch?v=hEAuccg5Z1g
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