台湾台東市の小学校野球で人間教育

日本の学校の部活動では技術よりも挨拶とか生活態度を重視する例は珍しくないが、台湾の新聞稿で日本の部活動の雰囲気に似た記事を見つけた。
台湾教育部の新聞稿から


教育家ブログ人物のモデル、豊田国小校長方穎豊 野球で人生を逆転
師資培育及藝術教育司 聯絡人:劉仿桂
上版日期:106-03-11

台東市豊田国小野球チーム校長方穎豊は、5年前豊田国小で野球チームを作り、子どもたちを率いてセロから着実に始めた。今この野球チームは学校内の学習の雰囲気を変えただけでなく、多くの子供の運命さえも変えた。

5年前豊田国小野球チーム成立のきっかけから方穎豊は語り始めた、9年から12年に至る教育課程の中で一貫して社会大衆の教育に対する価値観は学習の成績を重視することが一般的だ。成績の良い子は比較的多く面倒を見てもらえる、逆に家庭環境に恵まれない子あるいは先天的に能力に問題がある子は学科能力が人に劣りやすくなるため、自信を失う。

彼は喩える、100メートルを15秒でしか走れない選手はたとえ努力訓練しても、13秒くらいまでは記録を縮めることはできるかもしれない、しかし10秒まで縮めることはできないだろう。子供を道具のように扱いがちな大人たちが、子どもたちに大人の設定した目標まで達するよう要求するとき、子供が本当はしたいこと、どう子供の成長に寄り添うかということを忘れてしまう。

自身がスポーツマン出身の方穎豊は、かつて陸上やバスケットをやっていた、彼はしかし子供を変えるスポーツとして野球を選択した。彼は説明する、野球選手は陸上選手がたとえどんな訓練を経なくても好成績を出せるようなことはない、またバスケット選手のようにスター選手を作り出しやすいこともない。

たとえ野球チーム内でスターが出たとしても、もし全体の力が一定程度に達していなければ、試合で勝つことはできない。一人の良い野球選手は天賦の才のみだけでなく、更に後天的な努力が必要だ。だから教育を主とするなら、方穎豊には、野球が絶対その他のスポーツよりも最適だと思えた。

29年の長い教員生活で、方穎豊は野球に26年接してきた、しかし豊田国小野球チームは、彼が初めてゼロから作ったチームだ。彼は笑って言う、はじめは野球チームは勝つことを目標にしていないため、加入したい子供は人に優れた条件を備える必要はないと考えていた。彼は学校の教師に対して、あなた達が頭が痛いと思っている子供をいくらでも送り込んでいいですよと言った。

今年24歳のアメリカのピッツバーグパイレーツのマイナーリーグ現役捕手張進徳は良い例だ。10数年前、張家の5兄弟は東河郷山中の部落で祖母に育てられていた、方穎豊は、この子どもたちが5人の内3名が学習障害手帳を持っているのに気がついた、小学入学前には少数民族の阿美族の言葉だけを話していたためだ、しかし天性の野球の才はあった、刺激が足りないだけだった。そして彼は思い切って彼らが学校を家にするように手配し、野球の練習以外でも彼らの品行と学習をみた。今張進徳は前途洋々の野球の新星だ、彼の二番目の弟は張進龍は中国富邦悍將(Fubon Guardians)メンバー、三番目の弟張育成はインディアンズのマイナーにいる。

一般の野球チームと違い、始まりから教育の角度から出発するよう希望していた豊田国小野球チームは、方穎豊が全人格教育で子供に対した。このため豊田野球チームの正式名称は「豊田自動少年野球の家」だ、というのは彼が代表のチームは野球チームというだけでなく、子どもたちのもう一つの家なのだ。

チームの中で、子どもたちは自分のものを自分で整理する、毎日時間通りに宿題を終わらせる、チームは最大の機能を発揮できるように希望する、子供の必要な栄養に気をつける、子供の体調に気を配る、子供の家庭の機能の足りないところを補う、方穎豊の演じる役割は、コックのようで、まず食材の成り立ちを理解しなければならない、そうしてやっと美味しい料理を作り出せる。

「私達のチームで世界一の選手とコーチを要求してはいけない」方穎豊としては、すべての子供に完璧を要求はしない、彼はむしろ片目で見て片目は閉じる、子供の良いところはよく見つめ、大勢に影響のない欠点は見つけても目をつぶる。子供の変わっていく姿が、野球の生活で彼を支える最大の動機だ。

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【真情映台灣】20150225 - 方穎豐 https://www.youtube.com/watch?v=Ar5pjQ3rZU0
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