アメリカの「貿易協定の違反と濫用への取り組み」行政命令の解説

中華民国の経済部の新聞から


アメリカトランプ大統領が署名した「貿易協定の違反と濫用への取り組み」行政命令、全面的にアメリカの対外経貿協定を検討する
種類:即時新聞 發布單位:國際貿易局 發布日期:2017-05-02 下午 04:33

アメリカのトランプ大統領は本年(106年)4月29日「貿易協定の違反と濫用への取り組み(Addressing Trade Agreement Violations and Abuses) 」行政命令に署名し、商務省等の関連部門にアメリカの既にある貿易協定(WTOが構築した貿易関係、NAFTA等を含む)が違反と濫用されているかどうか検査し、180日以内に検査報告と修正建議を提出するよう要求した。

トランプ大統領はアメリカが対外と調印した貿易協定、投資協定と貿易関係、優遇関税政策(trade preference program)は、均しくアメリカの経済成長、貿易均衡と製造業の基礎強化に役立たなければならない、しかし現在対外経貿協定は当目標に合致せず、大量かつ持続的な貿易赤字を引き起こしている、アメリカ国産品と投資に対して互恵待遇に欠け、工場と就業機会は外国に移動し、知的財産権は損なわれ、イノベーションは低下し、賃金の伸びは下がり、税基盤は損なわれていると考えている。

本行政命令は検査の後の報告内容は下の項目を明確に指摘しなければならないと要求している
(一) アメリカの貿易協定、投資協定、貿易関係と特恵関税政策等の違反と濫用
(二) 貿易と投資パートナーの不公平待遇
(三) 就業増加、貿易バランスへの役立ち、輸出拡大と貿易障壁を下げることができていない貿易協定、投資協定、貿易関係、特恵関税政策
(四) 合法かつ適合の救済或いは対応措置

アメリカ総務省長官ウィルバー・ロスは前この行政命令に対して、関係報告は品目別、国家別或いは総合等の方式によって書かれる、且つ検査は生産能力の上昇、科学技術の発展等が引き起こす就業の流失によって、就業の海外移動の数字を単純に統計化しただけではないと表明した(原文は美國商務部長Wilbur Ross前對此行政命令表示,相關報告將依產品別、國家別或綜合等方式撰寫,且將檢視因生產能力提升、科技發展等所導致之就業流失,而非僅單純統計就業外移數字)。

現在アメリカの貿易赤字の10大相手国は中国大陸、日本、ドイツ、メキシコ、アイルランド、ベトナム、イタリア、韓国、マレーシアとインドで、大部分の貿易関係はWTOのルールによる。ロス長官の考えは、アメリカは多くの貿易障壁のある国家に対して、同程度の貿易障壁を設けるべきだ、しかしこのような「互恵」概念は、WTO最恵国待遇条項に禁止されている、且つWTOは非関税貿易障壁、知的財産権、デジタル経済等の議題を有効に処理できていない。別に当組織は構造上に問題がある、例えば紛争解決の手続きに時間がかかり、主要会議が毎年ただ4回だけで、貿易環境の素早い変化に対応するのが難しい。

(中華民国)貿易局は表明する、アメリカはWTO協定を含むすべての貿易協定を検討する、主旨は「アメリカ第一主義」の主張に応え、協定がアメリカ産品の他国での不公平な競争を免れることができるよう確保し、就業機会創造と経済成長促進を達成することだ。貿易局は今回の貿易協定検討の後の展開を注視し、業者が関連情報を理解把握するのに役立てるため、既に工業総会に委託し本年4月、台北、台中、高雄に分けて3回「トランプ貿易政策下の産業対応の道」シンポジウムを開き、業者の対応能力を強化した。



その他
中共軍報:陸潛艇數十年前駛出第一島鏈 中央社
中国の解放軍報は2日中共海軍の某潜水艦支隊の339艇が数日前東シナ海から第一列島線を越えたと書いた。この339艇は2012年就役の新世代の潜水艦だという。しかし数十年前同じ部隊の252艇が第一列島線を越えていたと書いた。
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