二都論壇の柯文哲市長への批判

柯文哲台北市長は7月初め上海台北二都論壇に出席して、張志軍国台弁主任らと会談した。柯文哲市長は中共が使う「兩岸一家親」の言葉などを使って中共と対話し、中共の中台統一戦略に協力したと考える台湾側の人もいる。
挨批政治小三 柯P:罵就罵吧! 自由時報
の今日の記事によると、台湾の独立派の人間が柯文哲市長を痛烈に批判した。曰く、「政治的愛人(原文は政治小三)」だ、中国との会話の権利を奪い取った(搶奪中國的話語權)。柯文哲市長は今日のインタビューで、「政治的愛人と中国との会話の権利を奪い取ると何の関係があるのかわからない、罵りたいから罵っている。台湾の最も素晴らしいところは民主自由開放の社会というところで、台湾の最も誇りを持てるところは、毎日うるさいぐらいの言い争いが見られるところだ。よその国に行けばいい争えることは幸せなことだとわかる」 前回の台北市長選挙で争った連勝文氏が「今後親中の帽子は国民党だけにかぶせるものではなくなった、柯文哲は国民党よりも速く親中に向かって駆け出している」と言った。柯文哲市長は、「上海では向こうの役人と話した、彼らは馬英九政権の時中国は台湾に利益を与えてきた、しかしなぜか台湾はどんどん遠ざかったと言った。私は答えた、両岸交流で利益を与えるところが当時は台湾で論争を引き起こした、というのは、特権階級や中国とのコネがあるものに集中して利益が流れたからだ、当時サービス貿易協定が失敗したのも、ブラックボックス、特権、買弁などに台湾側が反対したからだ*」
*)連勝文の父の連戦氏は買弁と批判されたことがある

柯張會 張志軍大談九二共識// 立委:台灣人吞不下 自由時報
の記事では、柯文哲市長への批判ではないが、台湾の陸委会が中国の国台弁に対して、二都論壇を利用して「両岸は一家」「運命共同体」などとスローガンを唱えながら、もう一方では台湾の外交関係を切り崩したり、両岸関係のきっかけを阻害したりして、矛盾した行為を行っていると批判している。また賴瑞隆民進党議員は、中国外交部は数日前、香港問題に関連して、香港返還時に調印した中英共同声明は既に歴史的文書になり、何の効力もないと言い放ち、イギリス外務省に反駁されていた、紙に書いた正式文書でさえ無視する中共が、なぜ文書さえない九二共識を守れという権利があるのかと言って痛快な批判をしている。

台北市の新聞稿に二都論壇に関する記者と市長の応答がまとめてある。
回應綠委分手說 柯文哲:緊張什麼? |三立新聞台https://www.youtube.com/watch?v=nv81LAncsPg
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