2017年8月31日中国外交部記者会見−日本関連抜粋(日本の副首相発言、防衛予算、北朝鮮制裁)

2017年8月31日中国外交部記者会見−日本関連部分の抜粋(日本の副首相発言、防衛予算、北朝鮮制裁)
http://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1488812.shtml 中国外交部


問:報道によると、日本の副首相兼財務大臣の麻生太郎は数日前派閥研修会でナチスに関する不当な発言をした、彼は「ヒトラーは数百万のユダヤ人を虐殺した、彼の動機がどんなに正しくても、ダメだ」と言って、世論の譴責を引き起こした。中国側はこれについてどう論評するか?
「撤回で済まされぬ妄言」 ヒトラー発言の麻生太郎氏に社民党・又市征治幹事長が議員辞職要求 産経ニュース

答:私は関連報道に留意している。これは日本国内になお一部の政治勢力が歴史問題の上で間違った認識を頑固に堅持していることを表している。我々は常に言っている、歴史は最も良い教科書であり、また鏡である。歴史問題のこのような原則的是非に関わる問題では、国際社会の道徳と人類の良知に背く間違ったいかなる言行の出現も決して許してはならない。我々は日本国内の一部の勢力がしっかりと歴史観を矯正し、深く歴史の教訓を汲み取り、実際の行動でアジアと国際社会に信頼されるよう再度促す。

問:日本の防衛省は16億米ドルの予算を新しい弾道ミサイル防御システムとして要求する。中国側は関連行為が地域の軍備拡張を引き起こすと懸念するか?
18年度防衛予算、過去最高の5.2兆円を要求 ミサイル防衛強化 ロイター

答:我々は関連報道に留意している。日本側の理由の如何にかかわらず、日本の防衛予算は確かに年々増加しており、今年はまた史上最高になった。我々はこれに対して懸念を表明する。近年来、日本側は絶えず各種の脅威をでっち上げ、誇張し、喧伝してきた。同時に、絶えず自身の防衛予算を増加させ、軍備を拡張し、また新安保法を施行した。日本側のやり方とその本当の意図は各国が高度に警戒するに値する。我々は日本側が誠実に国際社会に向かって真実の意図を説明するべきだと考える。

歴史と現実の原因によって、国際社会特にアジアの隣国は日本の軍事安全保障分野の政策と動向を注視し続けてきた。我々は日本側がしっかりと歴史の教訓を汲み取り、アジアの隣国の安全保障への懸念を重視し、軍事安全保障分野で慎重に事を行うよう希望する。

問:報道によると、アメリカ、日本、英国は国連安保理で朝鮮に対する石油禁輸と朝鮮の海外労働者を制限する等を実施する新制裁決議案の制定について推進するつもりだ。中国側はこれに対して何か論評は有るか?

答:近日来、我々は既に反復して中国側の現在の半島情勢についての見方、及び我々の現在の半島の苦境からいかに脱出するかについての建議を詳しく述べてきた。私はまた数点述べる。

第一、我々は、いかなる制裁措置も国連安保理の枠内で、安保理の関連決議の要求に基づき進めるべきだと考える。我々はいかなる国家でも安保理の枠外で自国の国内法に基づき他国の企業と個人に対して所謂「ロングアーム法」を実施することに断固反対する。

第二、実践によって証明されたのは、圧力と制裁に頼るだけでは根本的に問題を解決できないということだ。安保理の度重なる決議、或いは昨日の安保理の議長声明を問わず、どちらも一貫して政治と外交手段で平和的に半島問題を解決することが各国の利益に最も合致し、それが国際社会の普遍的願望である事を反映している。

第三、半島問題は錯綜し複雑化しているが、本質と核心は朝米、朝韓等の直接の当事国の間の相互信頼が酷く欠けている事だ。対話を通し各国の合理的な安全への懸念をバランス良く解決することによってのみ、半島問題を平和的に解決する根本の策を見つけることができる。このため、中国側は「双方暫時停止」の呼びかけと「ツートラック並走」の構想を提出した、「双方暫時停止」の呼びかけは対話と協議を再開するため突破口を見つけることに着目している、「ツートラック並走」構想は半島と地域の長期安定と平和を実現することに着目している。

第四、安保理関連決議は全面的、完全に実行されるべきだ。遺憾なのは、いくつかの国家が選択的に安保理関連決議の中の対話を推進する要求を疎かにし、むやみに圧力制裁を突出させ、中国側と関係方面の対話を推進して半島問題を平和的に解決する上での努力に対して足を引っ張り、邪魔をし、果ては傷つけ、半島情勢に新たな緊張が出現するたびに、また四の五の言い出し、人のあら探しをし、責任を回避していることだ。これらの言行は半島問題を平和的に解決する努力に対して建設的でない、破壊的な働きを発揮している。

第五、現在の半島の緊張情勢は映画のシナリオではなく、テレビゲームでもない、真に客観的に存在しており、半島の南北双方の人民の安全の危機と地域全体の平和と安寧に直接関係する重大で厳粛な問題だ。各国が自国の人民と地域の平和と安定に対して真に責任を負った態度で、理性的な判断と賢明な選択をするよう希望する。



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