台湾で中国の古文教育の割合で論争

台湾の高校の教科書の漢文の割合を巡って論争になっている。中国人意識の強い人は割合を高くするべきだと主張し、台湾人意識の強い人たちが、割合を減らすべきだと主張しているようだ。
台湾の高校教科書、古典漢語の割合めぐり議論に 中央社

今日「文學台灣」という雜誌社が文言文(日本語訳は漢文となっている)の割合を減らすべきだという立場から声明文を出した。135人の作家が支持する署名をしている。
鍾肇政等135位台灣作家連署 支持調降文言文比率 蘋果日報


文言文の比率を下げ、台湾新文学教材を強化することを支持する−この国の国語教育改革の主張

声明稿

教育部課審会の12年国教国語文課綱(指導要領)の審査によって、高中(高校)国文の文言文比率と推薦選文部分が連日各界の議論と注目を引き起こしていることに関して、台湾文学学会は既に、大幅な課綱の調整、具体的には、学生の学習の需要と教師の授業配分の自主性を考慮し、文言文教材の比率を適切に下方修正し、台湾文学教材を増やし、学生の文章読解への興味を掻き立てる、という呼びかけを提出している。これはこの国の国語教育改革の鍵となり、国民文化の人格形成に役立ち、読み書きの能力向上に対して更に役立つ。

この国の国語教育は長い間文言文に偏重されてきて、国民文化形成の足かせとなって、国民の魂の開放を阻害してきた。国語文の過程の修正の波は、文語文と口語の比率調整の論争に陥り、新しい視野を欠いている、これは戦後の国民党と国家が一体であった体制が残した弊害が病巣なのは確かだ。

国語文は象徴、道具、方法、精神の層で絶えず時代の変化の中で更新されてきた。中華文化は台湾文化の要素の一つであり、文語文から口語まで歴史であり、また現実だ、我々は否定しない。しかし中国五四運動の新文化運動・白話文運動、台湾の日本統治時代から戦後までの新文化運動及び現在の国内の各民族の言語復興運動、これ等全ても国語文に内包される重要な要素を形成しており、どれかに偏ることは良くない。もしなお文語文教材に偏るようであれば、すなわち守旧主義への依存であり、更には台湾の植民地意識、場違いな中国結びの再現となる。民主化に邁進し、国家再建を追求する台湾は、一日も早くこの種の首枷と桎梏を捨てなければならない。

台湾文学学会は大幅な課綱調整をし、台湾文学教育を強化し、世界と同期するよう要求する。創作者として、詩、散文、小説、評論、劇作で苦闘してきた台湾作家グループの私達は、この国の国語教育改革に関する主張を支持しまた呼応する。我々はこの国の国語教育が青少年を導き、国民養成課程の中で、台湾のこの土地と繋がり、台湾文学作品と一緒に呼吸し、更に世界文学の観照を経て世界を認識できるよう強く希望する。以下我々の三つの訴えだ

一、教科書の文言文の比率を下げ、国語の読み書きを活性化することを支持する。

ニ、台湾文学作品の国語教科書での分量を増やし、この国の国民文化人格の養成と台湾をシンクロさせ、この国の国民の魂と台湾のこの土地を繋がらせる。

三、台湾の国家再建に足並みを合わせ、この国の国語教育は台湾語、客家語と原住民の言語の教材を強化し、世界と同期しなければならない。

共同發起人
鍾肇政、林亨泰、鄭清文、趙天儀、李魁賢、東方白、岩 上、姚嘉文、張良澤、莊萬壽、
劉靜娟、楊青矗、吳 晟、呂興昌、陳 列、曾貴海、李敏勇、陳萬益 、康 原、陳芳明、
彭瑞金、鄭邦鎮、黃勁連、蔡文章、江自得、鄭烱明、邱各容、杭 之、蘇紹連、廖玉蕙、
應鳳凰、林 梵、阿 盛、李勤岸、利玉芳、宋澤萊、陳坤崙、李筱峰、林文義、詹明儒、
天 洛、 陳明仁、廖為民、黃 徙 、 林水福、林世煜、楊子澗、歐宗智、林文欽、陳寧貴、
林央敏、向 陽、謝振宗 、方 梓、夏曼·藍波安、莊華堂、初安民 、胡慧玲、江 昀、方耀乾、
果子離、林正盛、林美挪、陳建成、呂東熹、凃妙沂、江文瑜、張蕙芬、瓦歷斯·諾幹、
邱振瑞、蔡其達、楊 翠、魏貽君、陳 皓、張芳慈、廖志峰、陳 胤、鴻 鴻、郭珍弟、
郭漢辰、柯柏榮、李志薔、陳金順、楊允言、林裕凱、陳豐惠、陳 謙、施俊州、黃文成、
李癸雲、邱一帆、蔣為文 、胡長松、房慧真、李長青、許 赫、張耀升、鄭順聰、鄭秉泓、
吳錡亮、何信翰、伊格言、吳易澄、吳易叡、呂美親、黃麗群、周馥儀、陳夏民、王 離、
印 卡、沙力浪、陳允元、溫朗東、陳學祈、李屏瑤、神小風、廖亮羽、何敬堯、林立青、
羅毓嘉、徐珮芬、林佑軒、鄭清鴻、朱宥勳、盛浩偉、蔡宜文、陳 茻、吳曉樂、宋尚緯、
周芷萱、朱宥任、煮雪的人、劉宇均、李佳慧



文言文爭議 4萬多人連署「國語文是我們的屋宇」 中時電子報
中国系の新聞社のこの記事によると中国人意識の強い人たちが文言文の割合調整を慎重にするよう4万人あまりの署名を集めた。この記事によると中国では小学校で漢文が30%、中学校で50%の比率になっているという。

蘭女《電磁波讓細菌早衰》 赴日拿科學研究第1名 自由時報

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