2017年9月15日中国外交部記者会見−日本関連抜粋(日印共同声明)

2017年9月15日中国外交部記者会見−日本関連部分の抜粋(日印共同声明)
http://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1493476.shtml 中国外交部サイト


問:日本の安倍晋三首相は既にインド訪問を終えた。日印首脳は会談後全面的共同声明を発表した。声明では「国連海洋法条約」に基づき南シナ海紛争を含むインド・太平洋地域の紛争を平和的に解決しなければならないと重ねて表明し、中国と「一帯一路」構想を暗に指して、各国は国際基準に従い、包容性を体現しなければならないと言った。両国はまた「日印アクト・イースト・フォーラム」を設立すると表明した。日本は同時にインド東北部に対する投資を増加させると表明した。私の質問は少し長いが、私は外交部にこの共同声明のこれらの内容に対しての見方を尋ねたい。
日印首脳会談 日本外務省
日印共同声明仮訳(PDF)外務省

答:我々は日本の安倍晋三首相のインド訪問に留意しており、私もあなたが提起したこの日印共同声明を仔細に読んでみた。私はこの声明で「中国」という単語を全く見かけなかった。しかし、日本と印度のメディアは皆関心を持っているようだ、あなたも今声明の中では中国を「暗に指している」可能性があると提起した。それゆえ、私は少し興味を引かれる、これは結局いくつかのメディアが考え過ぎなのか? はたまた日印双方が本当にいくつかのメディアが推測したそのように、何かの隠された意図があるのか? 私の方の考えを言わしてもらえば、あなたが直接日本側と印度側に聞いて、彼らがこれについてどんなはっきりとした説明ができるのか見るのが良いと思う。

あなたが提起した多くの点について私は一々簡単に答えるべきでしょう(原文は至于你提到的这么多点,我可以一一简短回应。一日遅れの英訳はSince there are so many points mentioned by you, I will give brief responses to them one by one. )。 声明で言及した航行の自由の問題と紛争の平和的解決、皆さんご存知のように、直接の当事国により対話と協議を通して紛争を解決し、各国が国際法に基づき有する航行と飛行の自由を守ることは、正しく中国側の一貫した立場だ。我々は、各国が一緒に努力して、各国が国際法に基づく各関連海域で有する航行と飛行の自由を守り、同時に対話と協議を通してお互いの間の問題と紛争の解決に力を尽くすよう希望する。

地域の相互接続構築を推進する面で、中国側は一貫して積極的開放的な立場を取っている。実際、中国の提起した「一帯一路」構想は正しく開放包容、互恵・ウィンウィンの精神に基づき、共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う原則に基づいており、各国が一緒に地域の相互接続とインフラ建設を強化し、みんなに一緒にその中から利益を獲得させ、共同の発展と繁栄を実現させるのだ。

あなたが提起した「日印アクト・イースト・フォーラム」と日本が印度東北部地域に対して投資を強化する問題。私はあなたはきっとはっきりわかっていると思う、中印の間の境界はまだ定まっておらず、中印東北辺境地区には紛争が存在する。中国側の境界問題に関する立場は一貫している。目下中印双方は話し合いを通して公平合理と双方が受け入れることができる解決方法を追求することに努力している。我々はこのような状況下、いかなる第三者であっても中印が二国間の話し合いを通して紛争を解決する努力を尊重しなければならないし、いかなる第三者であってもどんな形式であろうと中印の領土主権の紛争に介入するべきではないと考える。

私はまた一点補足できる(原文は我还可以补充一点,英訳はI want to add that)、日本と印度はどちらもアジアの重要な国家だ、我々は日印の間で正常な関係を発展させ、地域の国家間の相互信頼、協力及び地域の平和と安定と発展に対して建設的な働きを発揮できるよう希望する。

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