台湾模範教育者列伝、「全ての子供をファラデー少年にする」

中華民国教育部(文部省)の新聞から写真も
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教育者ブログ人物模範 光武国中校長林茂成:子どもたちをファラデー少年にする!
師資培育及藝術教育司 聯絡人:蔡雅智
上版日期:106-09-26

「知識は持ってきて使う、能力は使って人を助ける」 新竹光武国中林茂成校長ははじめは化学を学んでいた、卒業後教授について中央研究院へ行き学術研究に身を投じ、一日に平均三言も話さなかった。誰も現在の彼を想像しなかった、現在の彼は、教師から校長になり、「ファラデー少年探求授業」を通して毎年季節ごとに分けて子供を連れて山に登り、渓流を遡り、自転車で台湾を周り、光武国中を毎年数百名の学生が押し寄せるため人数を規制する学校にした。

林茂成によれば、中興大学化学系を卒業後、中央研究院で毎年朝7時から夜8時9時まで研究生活をしていた。「当時の私は教師になりたいとも思っていなかった」 3年が過ぎ、彼は毎日三言も話さず、人との交流も殆ど無いことに気づいた、それゆえ進路を変え、いつも話ができる仕事に変えることにした。そして彼はまず私立学校に採用された、進学至上主義の教育環境の中で、林茂成は子どもたちの学業以外の生活に関わる必要はあまりなく、思い通りに高得点を取る子供を作り出すことができた。このように私立校の他の教師と同じような林茂成であったとしても、公立学校の仕事へのあこがれは強かった。

民国89年、彼は願いどおり光武国中に入った、もともと点数至上主義の私立高校から逃れたいとの考えから、天国に来たわけだが、あにはからんや、校門に一歩入ったら、言葉遣いの汚さ、喫煙喧嘩の学生たち、このような環境は彼を驚かせ、思わず自分は私立校の教育が合っていたのではないかと疑い始めた、過去林茂成は私立校の学生に試験のテクニックを教えるのに長けていた、例えば難しい化学原理を彼独自の方法で学生に憶えさせていた。今これらの技術は光武国中に来て、ほとんど無用の長物になった、生き生きとした授業を試みたが、それでも6,7人の子供は机に突っ伏して寝ており起こしても起きない。一部のベテラン教師は退職までの日にちを数えながら過ごしている、全校の雰囲気は相当悪かった。

しかし、これらの手のかかる学生たちと過ごしていて、林茂成はだんだんと気づいてきた、これらの子どもたちは別に根っからタバコや乱暴狼藉が好きなわけではない、育った環境と家庭の違いから違う個性になったのだ。彼は語る、「どの子も唯一無二の一冊の本だ、教育者がしなければならないのは自分が好きな本だけを選ばない、そして我慢して目の前の一冊ごとの本を読み切り、各子供の成長の様子を認識し、その後本の中に入って、主人公と相互交流をする」

「学習者の生活経験から出発することによってのみ、学習の興味を掻き立てることができる」 学生との距離を近づけるため、林茂成が校内で行った最初の科学展のテーマは「防弾ガラス」だった。彼は笑って語る、「当時私は学校の子どもたちがBB銃で卵を割るのが好きだということを観察し、霊感がひらめき、子どもたちにBB銃でも割れない防弾ガラスを作らせようと決めた」「当時子どもたちはこれを聞き、目を丸くし、積極的に次に何をするのか聞いてきた」 林茂成が最も人に賞賛されたのが「ファラデー少年探求授業」だ。だんだんと子どもたちを連れて山登りを開始し、徐々に渓流上り、緑島に行き、自転車で島を一周等の移動学習授業に発展していった。彼は考える、「学校内での運営とか、校舎が新しい古いとか、設備がいい悪いとかは絶対に問題ではない。鍵は子どもたちが自分のいるコミュニティーと学校から出発して、生活と環境の中で学習できるかどうかだ」

林茂成の観察によれば、子どもたちはファラデー少年探求授業の中で変わっていき、彼と周りの人の想像をはるかに越えていった。例えば、某年彼は子供達を連れて司馬庫斯の渓流上りをした、冷たい河の水が不思議にも校内の子供達の元々あった派閥の対立を氷解させた、いつもはしょっちゅう校内でいがみ合っていた子供達が、大自然の挑戦に向き合った時、突然助けあうことを体得した。
この体験の後、林茂成は校内の教師が渓流上りに行くよう手配し、また子供達に教師のコーチをさせた。教師たちは帰って来て、元々彼らの眼中にはただの乱暴者だった子供が、渓流上りの過程の中で、意外にも必死で教師の安全を守りたがった。このような体験は教師たちに子供達に対する新しい見方を構築させた、「子供達の内面にも善良純真な一面があるように見える、大人は安易に子供達を見捨るべきではない」

今、探求授業は国外にまで展開されている、今年の夏休み林茂成は21名の子供を引き連れスイスの田舎へ行きバックパッカーとなった、子供達は自分で地図を見、行程を計画することを学んだ。
(以下略)

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