アメリカの学者が「中国の平和的台頭」を語った

南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で中国が埋め立て工事をして軍事基地を建設している。これに対してアメリカが警告を発し、中国が反発している。連日中国の新聞では南沙諸島での工事の正当性を主張している。今日の環球時報にはそういう記事も多くあったが、少し違う雰囲気のアメリカの学者のインタビュー記事の転載があった。題名は「アメリカの学者:中国はアメリカと衝突しない前提の下平和的な台頭ができる」というものだった。これは中新社(中国新聞社)が昨日30日アメリカでインタビューした記事を載せているがそれを転載している。要約すると

アメリカユタ州で中国とアメリカの「歴史を記念し、平和を促進する」第二次大戦をテーマにした研究会が開かれた。その会の途中でBrigham Young University の政治系教授 Eric Hyer氏がインタビューに答えた。新興の大国と守る側の大国が衝突するのは必然ではない。米中の利益の融合深化とグローバルな発展につれて衝突しなくてすむ。あるアメリカの専門家によると、過去500年の新興大国と既存の大国が対抗する例は16ある。そのうち12例は衝突した。

彼は言った、中国はアメリカと衝突をしない前提で平和的な台頭ができる。理由は三つある、第一、核兵器の威力があらゆる大国の行動を慎重にさせるから。第二、中国とアメリカの経済融合は日増しに融合している、これが協力しての解決への圧力となる。第三、グローバル化の進展で中米の情報や人の交流が増え学生の留学も多い、両国の利益の融合が進む。

南シナ海問題は短期的に影響は大きいが長期的には両国の障碍にはならないだろう。経済や安全保障の面から南シナ海での両国は共通の利益がある、どちらも衝突は望まない。各国が落ち着いて膝を付き合わせて「南シナ海行動規範」を成立させることが必要だ。

http://big5.chinanews.com:89/gj/2015/05-31/7312074.shtml 中国新聞網
http://world.huanqiu.com/article/2015-05/6558746.html 環球網
美學者:降低南海緊張 各方坐下來談 中央社
南シナ海で何が起きようとしているのか? 現代ビジネス
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