頼清徳台南市長、再び議会入場拒否を宣言

頼清徳台南市長が今年1月6日に議会への入場を拒否してから5ヶ月あまりになる。台南市長は今日監察院へ午前9時20分到着して約束してあった聞き取りを受けた。
不進議會被約詢 賴清德:不歸監院管 聯合報
監察院約詢賴清德 台南府會互槓 中央社
拒進議會 賴清德上午遭監察院「約詢」NOWnews
賴清德不進議會 李全教:不要再鬧小孩脾氣 蘋果日報

頼清徳市長のメディアのインタビューを受けての答え
「台南府議会の争議は政治問題だ、法律問題ではない、また監察権行使の範囲ではない、監察院は地方政治の汚れた金問題への立案研究をしなければならない」「大法官会議釈字第498号規定によれば、地方自治は憲法が保障する制度だ市政府と議会は抑制と均衡で、人民に対して責任を負っている、同時に中央政府或いはその他の主管機関はただ地方政府の自治事項或いは委弁事項についてその性質つまり適法性、適切性によって監督するだけだ。地方自治団体は憲法、法律を根拠とし独立自主の権力と地位が有る、中央国家機関はこれを尊重しなければならない」と言った。また彼は監察院に二点呼びかけた、第一は監察院は道徳と勇気を持って社会改革勢力と一緒に立ち上がらなければならない、虎の手先となって悪事をしてはいけない。地方政治の汚れた金の氾濫は地方の政治に影響するだけでなく、利益第一主義が地方政府の財政債務を作った原因の一つだ。第二に、台湾社会にも呼びかけた、全国民衆は共同で李全教の裁判に注目しよう。彼はまた台南地方法院、高等法院が期限内に裁判を終わらすよう励ました、そうしてこそ法に依り且つ社会の期待に適合する、そうでなければ遅れた正義は正義とはいえない(原文は這樣才依法且符合社會期待,否則遲來的正義不算正義)。(主に中央社と聯合報の記事から引用)

李全教議長の今日午前インタビューを受けての答え
「12日定期大会を開く、ただ現在の兆候から、頼清徳が議会開会にやってくるとは思えない、非常に憂鬱だ。毎日市議会で市民の陳情を受けている、中央の部門と関係することなら、簡単に処理できるんだが、市政府関連の問題に関しては、市政府が市議会議員に関わろうとしない、それで市民の問題を解決できない、頼清徳がなぜ市政は順調に運営されていると言えるのか理解できない」「頼清徳が議会に来ないので、臨時会、定期大会を召集できず、中央の補助金を使用できない、多くの社会福利、体育施設、教室改築、労働者補助等まったくできない」「頼清徳は里長との座談会で『議員が職権を代行できる市議会に行かなくても開会はできる』と言った。頼清徳は2期も立法委員を務め、中華民国の法律制定をしながら、こういう話をする感覚は、完全にわがままな子供だ」「法律には推定無罪の原則というものがある、司法の判決が確定する前は、私は無罪だ、彼が私と関わろうとせず、議長とも呼ばず、開会の礼もしないので、私は彼と争わなくてもかまわない、しかし頼清徳が私に対抗するため市民の権益を傷つけている事には我慢ができない」と言った。(蘋果日報の記事から引用)

民進党蔡英文主席の反応
民進党の蔡英文主席はサンフランシスコでメディアとの懇談会で表明した、「以前から何度か取り上げたが、頼清徳が汚れた金と闘っているのはいいことだ、不当な勢力と闘う決心はいいことだ、私達は彼を支持する(我們還是支持他)、彼が議会へ行かないのも、いつ行くのかも、市長の権利だ、彼が下した決定を私達も尊重する」と言った。(NOWnewsから引用)

国民党の反応
一方国民党はすかさず新聞稿を発表して頼清徳市長、蔡英文主席、民進党を批判している。


新聞稿 中国国民党文化伝播委員会 104.06.08
国民党:蔡英文と頼清徳が民主法治を踏みにじっていることを譴責する

民進党籍台南市長頼清徳がずっと議会に入らず監察院の事情聴取を引き起こした事に対して、アメリカにいる民進党主席蔡英文が海を隔てて支持すると態度表明した、中国国民党文伝会主委林奕華は今日(8日)厳しく批判した、頼清徳は公然と民主法治を踏みにじり、蔡英文一味は間違いをかばい容認した、両人は台湾民主法治にもっとも悪い手本を見せた、国民党は強烈に譴責する!

林奕華は表明した、「頼清徳は市長として、『地方制度法』の規定にしたがい、議会に行って市政への質問に備える義務が有る、どうして個人の政治的決定によって思い通りに議会に入らないことができるだろうか? 頼清徳は監察院との質問の面会に遭いながらまだ大言壮語して慚もせず表明した『議会に入る入らないは政治問題で法律問題ではない、監察院の監理の範囲ではない』と傲慢な態度を表し再び台湾の民主法治を踏みにじった。

蔡英文に至っては海を隔てて頼清徳を支持した、林奕華は強調した、「蔡英文が頼清徳を支持するとした発言は、民進党が民主法治に対する観念が希薄なだけでなく、再び民進党の間違いをかばい容認する一面をはっきりと示した。とりわけ蔡英文はちょうどワシントンで中華民国現行憲法体制に従い両岸関係発展を推進すると表明したばかりなのに、まだアメリカを離れない内に頼清徳の公然たる違法行為を励まし支持する発言をした、蔡英文に尋ねる、これがよもやあなたの謂う所の『憲政体制に従う』ではあるまい?」




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