柯文哲台北市長、「生死の智慧」を語る

柯文哲台北市長は市長になる前は医者をしていたが、その経験から7月6日のFacebookで「生死の智慧」という文章を書いていた。


以前私は一人の救急集中治療の医師だった、多くの人が柯文哲を知ったのは「生死の智慧」の講演を聞くためだった、講演の内容は私が台湾大学病院に二十余年勤務して、毎日死神と綱引きした話だ。

台湾大学病院体外式膜型人工肺*チームは曾て人々が誇れる多くの記録を創った。肺に損傷を受けた病人をECMOで117日間もたせ、後に回復退院させた。心臓のない状態の患者が二台のECMOシステムで16日間生命を維持した後、心臓を移植してついに回復退院させた。私達は曾て、私達は神の役割も代行できる、死神を追い払うこともできると無邪気に考えたこともあった。
*)外式膜型人工肺(extracorporeal membrane oxygenation ECMO)

しかし、当然私達がいかにしっかりと工程を修正し、細かい部分まで検討しても、最後になお私達が救いきれない病人もいる。私達は直面せざるを得ない、医療にも限界が有るのだということに。こういう時私はひどく落ち込む、どのように病人の家族に対面すればいいのかわからない、更に自分の無能さからくる挫折感にどう向き合えばいいのかもわからない。

多くの生死の別れを経験して、私は「医師の最大の敵は病人の死ではない、病人の痛苦だ」と悟り始めた、「生きよう」とする患者に向き合った時、当然命を救う方法を考えなければならない、しかし医療の限界に直面した時、患者を救うことが本当にできない時、看護の目標は自然に「治癒」から「安寧」へと変わり、病人が善き終わりを迎えるようにする。医師は神ではない、私達は唯の命の花園の園丁に過ぎない、目的は人類の為に苦痛を減らす、身体的或いは精神的に関わらずだ。そして私と友の黃勝堅医師は重症患者に尊厳を持って人生の最後の段階を過ごさせる、「救急集中治療緩和ケア(終末期医療)」を推進し始めた。


多くの人は誤解している「緩和ケア(終末期医療)」は病人の放棄ではない、事実上、「緩和ケア(終末期医療)」は人類の生命に対する理解からきている。私達が一生捨てがたい物は愛だ、しかし明日を待たずに儚くなる時が有ることも知っている、更に医療に限界が有ることも明白だ。病人を穏やかに旅立たすことが私達が病人とその家族にできる最後の手助け、ということもある。誰の命であっても善き終わりを迎える権利はある、これが私達どの医師も学ばなければならない生死の授業だ。またこれは人類がこの世界に向き合う謙虚さであり、病人のための最後の愛だ。


見過最多生死離別的醫生!柯文哲:榮華富貴不過是一坨大便! CMoney 投資誌
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