アメリカの研究者が蔡英文主席当選後の分析を始める

アメリカの戦略国際問題研究所(CSIS)の研究員葛来仪( Bonnie S. Glaser)と維特羅(Jacqueline Vitello)が雑誌 NationalInterests に、Xi Jinping's Great Game: Are China and Taiwan Headed Towards Trouble? という文を発表した。メディアがその中の文章で、習近平は就任後台湾に対してだんだん強硬になっている、蔡英文主席が当選しても信用はしないだろう、危機が再び来るかもしれない、という文などを取り上げ報道した。それに対して蔡英文主席は彼女からは発表前に挨拶があった。またアメリカの在台代表はアメリカは選挙後も支えると言ってくれた、と言った。
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Bonnie S. Glaser氏は文の中で、
台湾のメディアの世論調査は蔡英文氏の優位を示している。中国側も民進党が再度政権に返り咲くのを注視し、一つの中国を拒絶するのではないかと心配している。各界は習近平がどう蔡英文氏に対応するかあまり楽観的に考えてはいけない、中国の指導者はずっと妥協はしてこなかった。

習近平は大陸政治が敏感なときだけに妥協はしない、就任後も台湾の人には向かずただ大陸の人間に向って強硬な発言をしている。大陸の学者によれば彼は国台弁などに尋ねたりはしない、ただ自分の考えで命令するだけだ。そして今は台湾に圧力をかける時期だと考えているようだ。

蔡英文氏が当選して現状維持の道を模索しても、大陸が妥協しない可能性もある。アメリカの役割としては、陳水扁総統の時期、中国には陳水扁の言動をよく見るよう言って、一方では陳水扁の動向を抑えた。今回も習近平が強硬になる前に、両岸協議を助け、交流のパイプと協力を確保するべきだ。
と述べた。

蔡英文主席の発言は新聞稿で発表されている。その中からその部分を抜き出すと


メディアがアメリカの学者 Bonnie S. Glaser氏が蔡英文がもし当選したら、台湾海峡の危機が再び起こるおそれがあると言ったことを聞いた。蔡英文は表明した、「この文章の作者Bonnie S. Glaser氏を私は留意している(自己有注意到)、この文章は章を断ち義を取られる可能性があるから、私達に連絡をしてきて、文章の一部だけを見ないようにと希望してきた」蔡主席は言った、「今見て取れるのは、或るメディアの報道、特に添字には(尤其下標)断章取義の趣がある」

両岸関係に対して蔡英文は重ねて表明した、「もし幸いにも明年政権に返り咲くことがあれば、台湾海峡の平和と安定を維持発展させる責任を果たすよう力を尽くすだろう、また各国と連携、交流を保ち、全体の情勢を掌握できるよう努力する*」蔡英文は同時に表明した、「アメリカ政府には非常に感謝している、とりわけ Raymond F. Burghardt在台協会理事主席は数日前アメリカ政府の態度を説明して、『アメリカは台湾人民の選択を尊重するだろう、台湾人民の民主的過程を経て選出された総統と協力して、台湾海峡とアジア全体の安定を維持する』と言った」蔡英文は言った、「国際社会はこのような考えを持っている、私達も国際社会全体と一緒に協力して平和的な体制を維持するよう希望している**」
*)若有幸明年執政,將會致力於維持台海和平與穩定發展的責任,也會與各方都保持聯繫、溝通,並能夠掌握整體的情勢。
**)希望國際社會抱持著這種看法,我們也會跟國際社會整體一起來合作,維持和平的態勢。




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