2015年7月21日中国外交部日本の「防衛白書」についての質問に答える

2015年7月21日中国外交部発言人陸慷の日本が発表した2015年版「防衛白書」についての記者の質問に対する回答


問:7月21日、日本の内閣閣議は2015年版「防衛白書」を審議了承併せて発表した、その中で多くの箇所で中国を非難(指责)している。中国側はこれに対して何か論評は有るか?
中国の海洋進出「高圧的」…防衛白書で危機感 YAHOO!
中国が日本の防衛白書を批判、「脅威を誇張」ロイター

答:日本の新版防衛白書は再び事実を顧みることなく、中国の通常の軍事力の開発と海洋活動に対して四の五の言い、悪意で所謂「中国の脅威」を誇張し、人為的に緊張を作り出している。中国側は激しい不満と断固たる反対の意志を表明する。私は以下の数点を強調したい:

第一、中国は平和的発展の道を断固として歩み、防御的な国防政策を推し進めている、戦略的な意図は透明だ。中国が通常の国防能力を開発することはいかなる国家に対しても脅威とはならない。中国は中日友好を断固として促進し、中日の4つの政治文書の基礎の上中日関係を断固として発展させる。日本側は日本人民を間違った方向へ導き中日関係改善のために障碍を作り出すことを停止しなければならない。

第二、中国は一貫して国際法と関連国内法に基づき通常の海洋活動を展開してきた。中国側が東シナ海の議論の余地のない中国の管轄海域で天然ガス開発活動を進めていることは、完全に正当、合理、合法だ。中国側が南沙諸島の一部の駐屯守備する島・礁で*建設を進めることは完全に中国側の主権の範囲内の事だ、いかなる国家にも影響せずまた狙ったものでもないことは議論の余地がない。日本が下心を持って南シナ海問題に首を突っ込み、悪意で地域情勢の緊張を誇張することは、地域の平和と安定にマイナスであるだけでなく、また中日政治・安全保障分野の相互信頼にも重大な損害を与える。
*)中方在南沙群岛部分驻守岛礁

第三、釣魚島(尖閣諸島のこと)は古来より中国固有の領土だ。中国側が釣魚島の中国領海で巡航して法の執行を進めることは(进行巡航执法)、法に基づいた主権の行使で、中国側の固有の権利だ。中国側は必要な措置を継続して採り、領土主権を断固として守る、これに対して日本側はいかなる非現実的な幻想も抱くべきではない。同時に、我々はまた対話と協議を通してこの問題を適切に解決するよう一貫して主張している。

第四、地域と世界の平和と安定を守ることは、大勢の赴くところ、人心の向かうところだ。日本側は最近軍事・安全保障分野で一連の第二次世界大戦後未曾有の行動を取り、歴史問題においてもなおたびたび後ろ向きな動きを見せて、多くの日本人民を含むこの地域の各国人民の憂慮と反対を引き起こしている。我々は日本側が人為的に緊張を作りだし、矛盾対立を唆すことを停止し、地域の平和と安定にプラスとなることを多くなすよう厳粛に促す。


http://www.fmprc.gov.cn/mfa_chn/fyrbt_602243/t1282981.shtml 中国外交部
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