台湾の文部大臣室に乱入の高校生や記者逮捕事件への民進党の反応

「一つの中国」の思想で作られていた台湾の高校の教科書は、李登輝総統や陳水扁総統の時代から脱中国化、台湾化した教科書に徐々に変わっていた。しかし馬英九総統になってから逆に脱台湾化して「一つの中国」に沿った教科書内容に変わってきた。臺灣高中歷史課綱微調案 wikipediaによると「國際競逐時期」が「漢人來臺與國際競逐時期」になり、「鄭氏統治」が「明鄭統治」になったり、「日本統治」が 「日本殖民統治」に、「接收」臺灣 が 「光復」臺灣に、二二八事件や国民党の白色テロについても細かく変化してきている。今年の九月から使われる教科書の内容をめぐって反対派と支持派に分かれているが、23日夜抗議の高校生らが文部省の塀をはしごで乗り越え大臣室に乱入3人の記者を含む33人が逮捕されたという。
入侵教育部落幕 警共逮33人 蘋果日報



これに対して民進党は昨日から3つ連続でこれに関する新聞稿を出しているその中から24日の新聞稿


蔡英文主席及び県市首長連合声明
2015-07-24

昨夜、高校生が自分で立ち上がり、素手で教育部(文部省)に突入し、彼らが使用する教材が政治的力でねじ曲げられたことに抗議するのを見た、私達はこの勇気に感動させられた、と同時に慚愧の念を感じる、子どもたちのために健全な教育環境と客観的内容を与えるのはまさしく大人の責任だからだ。

私達はこれらの熱血の子どもたちが争議の課程綱要に抗議するため傷つけられ続けるのを見たくはない。私達はここで連合して呼びかける:
一、教育部は争議の課程綱要をただちに撤回し、現行の課程綱要教材を継続使用すると宣言しなければならない。
ニ、教育部は法に依りて課程綱要調整決定過程の情報と録音をすべて公開しなければならない。
三、教育部は学校の教科書自主選択権を尊重しなければならない、各種方式で新課程綱要教材の使用を迫ってはいけない。
四、教育部は今回の課程要綱制定の重大な瑕疵を社会に詫びて学生の告訴をしてはならない。
この他私達は管内の学校が争議のない現行の過程要綱を用い政治的干渉を教育から引き離すよう奨励する。

最後に私達は与党がこの事態の重要性を自覚し、衝突継続を放任せず、更に学生に罪をかぶせることなく、争議の幕引きを速やかに行い、学生が学校に帰って安心して学習できるようにすることを要求する。もし馬政府がなお頑迷で悟らなければ、争議の過程要綱を改正し教育を政治的干渉から引き離すことは、次の政権の責任となろう*。
*)原文は如果馬政府仍舊執迷不悟,那改正爭議課綱、讓教育擺脫政治的干擾,將會是下一任政府的責任。

そして私達はこの責任を背負わなければならない、絶対に逃げないと誓う!

民主進步黨主席 蔡英文
高雄市長 陳 菊
台南市長 賴清德
台中市長 林佳龍
桃園市長 鄭文燦
宜蘭縣長 林聰賢
嘉義縣長 張花冠
基隆市長 林右昌
新竹市長 林智堅
彰化縣長 魏明谷
雲林縣長 李進勇
嘉義市長 涂醒哲
屏東縣長 潘孟安
澎湖縣長 陳光復




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