台湾の教育部座り込みの学生撤退を宣言

台湾の教科書の課程綱要が中国大陸寄りに改訂されたことに抗議して学生が撤回を要求して教育部(文部省)で7月31日から座り込みを続けていた。今晩8時教育部で座り込みを続けていた学生の代表陳建勳は退場を宣言した。続けてやるべきことは各学校が高度争議の課程綱要を選ぶかどうか監督する、並びに各自の故里に帰り引き続き彼らの理念を拡散先導する、と表明した。
反課綱學生宣布退場 未來監督各學校 自由時報
学生の占拠から撤退までの流れは
反課綱學生宣布撤離教育部 中央社
に知らない事実がたくさんまとめてあった。少し知っていたことを補って要約すると

7月23日抗議の群衆が教育部部長室に乱入33名が逮捕される(台湾の文部大臣室に乱入の高校生や記者逮捕事件への民進党の反応)。教育部長官は33名を告訴した。7月30日告訴された学生代表の一人が練炭自殺した(台湾の課程綱要改訂への抗議活動が依然続く)。7月31日再び抗議の群衆が教育部に押し寄せ、午前1時30分頃塀を乗り越え教育部に侵入千人以上が教育部前庭で警察と対峙、教育部部長(大臣)の辞職と課綱微調撤回を要求。

事態が膠着するように見えたが様々な動きがあった。民進党と国民党の激しいやりとりや柯文哲市長が教育部の部長は話し合わないといけない、自分が同じ立場なら警官の後ろに隠れるのではなく学生と徹底的に話し合う等*の発言が出た。教育部の部長は学生と話し合いをはじめ、告訴を取りやめる等の報道がされた。蔡英文主席が4日早朝学生の前に現れ話し合う。立法院は4日朝野の話し合いの結論として、課程綱要の検討を始め、104年度は各学校で自由に教科書を選択できるようにと建議した。5日台風が近づく中、教育部が天然災害処理弁法に依って、柯文哲台北市長が表に出て撤退を呼びかけるよう要請した。柯文哲市長は夜台湾北社弁公室で学生幹部と密会。教育部長は善意で教育部乱入事件の告訴を取り下げた。*)要求教育部長吳思華馬上出來與學生對話 台北市新聞稿

6日、民進党の陳菊高雄市長、頼清徳台南市長が民進党を代表して学生に帰るようにまた学生は3つの目標を達成したと呼びかける。首相の毛治国氏教育中立法制定推進を承認。柯文哲市長夜教育部に表れ学生に直接撤退を呼びかける。そして解散。


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