国務院台湾事務弁公室記者会見集録(2015-9-30)(全文)


9月30日午前10時、国台弁(国務院台湾事務弁公室)は新聞発布庁で定例新聞発布会を挙行した。スポークスマン馬暁光は最近の両岸の注目の問題について記者の質問に回答した。

馬暁光:記者友人各位、皆さんおはようございます。今日の発布会は私が主催します、以下私が皆さんの質問を受け付ける。

新華社記者:最近開かれた両岸貨物貿易協定第11回業務交流の関連状況を紹介していただけますか?

馬暁光:9月28日から29日まで、両岸貨物貿易協定第11回業務交流は北京で開催された。今回の交流で双方は話し合いの全体目標と減税手配を再度確認し、各自の関心のある事項について十分な意思疎通を進め、並びに市場開放協定の原則について更に意見交換を進めた。双方は貨貿協定後続の話し合いを加速推進させ、今年末に完成できるようにという積極的な態度を共に表した。双方はまた後続作業を継続推進させ、できるだけ早く次回の協定を開催すると表明した。我々は双方が共同で努力して、互いに歩み寄り、互惠互利の基礎の上両岸経済協力制度化建設を持続推進させ、早期に貨貿協定成立を勝ち取り、両岸民衆と業者の福利を増進させるよう希望する。

台湾中天電視台記者:カード式台胞証(台湾居民来往大陸通行証)が台湾で論議を引き起こしている、陸委会(行政院大陸委員会)は大陸が全面的にカード式台胞証を実施したことは、事前の十分な台湾側への告知がなかったと言った。お聞きする国台弁は如何に回答するか?
中国大陸、カード式「台胞証」発行 台湾への事前説明なく政府関係者「不満」中央社

馬暁光:カード式台胞証実施は我々が広大な台湾同胞の願いと要求に応えて、台湾居民大陸往来関連管理規程に基づき採用した台湾同胞を更に便利にする積極的な措置だ。6月下旬以来、関係主管部門と国台弁は既に多様な方式を通して詳細、十分な説明をした。私は再度表明したい、カード式台胞証は現在5年有効な紙の台胞証に対する電子化した改版で、「台湾居民往来大陸通行証」の名称は変えていないし、出入境査証の効能は変えていない、個人の情報内容も増やしていない、有効期限も依然五年だ、更に台湾居民はカード式台胞証を使って自動での国境の出入りができ、証書の携帯と保管も更に便利になった。このような人々を更に便利に、更に人々に利をもたらす積極的な措置に対して、両岸双方は皆その成りゆきを楽観視するはずだ。

福建海峡導報記者:海峡両岸文博会は厦門で既に七回開催された、発言人に教えていただきたいんだが、第八回海峡両岸文博会は何か新しい特徴はあるのか? 現在の準備状況は如何に?

馬暁光:海峡両岸文化産業博覧会*は国台弁、文化部、新聞出版広電総局主弁、福建省人民政府、厦門市人民政府と台湾亜太文化創意産業協会の主催によって、2008年以来既に八回目の開催になる。今年の文博会は10月30日から11月2日まで厦門国際会議展覧センターで開催すると決まっている。分かっているところでは、今回の文博会は「中華文化を発揚し、両岸文化市場の融合を推進する」の趣旨を継続して受け入れ、海峡両岸文化産業の継ぎ手の重要な基盤(原文は平台)として積極的な働きを継続して発揮する。関連準備作業は、厦門市側では今鳴り物入りで進められている。私たちは今回の文博会が両岸文化産業の交流協力面で新しい成果を獲得するよう希望している。
*)http://www.cccifair.org

台湾「聯合報」記者:お聞きする現在どれくらいの台湾民衆が既にカード式台胞証を使用し始めているか? 事前に国台弁と陸委会の制度化された連携パイプを通して陸委会と意思疎通をしなかったのか?

馬暁光:第一の質問、7月6日から試験運転をはじめてから、9月29日まで、関係部門が発行したカード式台胞証は23.8万枚だ。第二の質問、ちょうど今私が答えたところだ、我々は多様な方式を通して、何度も説明をしてきた、台湾関連部門の態度表明を参照されたい、はっきりとした答えが十分出ているはずだ。

福建海峡衛視記者:両岸「飛安協定」、「租税協定」、は調印して既に一月になった、しかしなお未だ効力が発生していない、再び服貿協定(海峽兩岸服務貿易協定)と同じ轍を踏むのか? これに対して発言人は何か論評は有るか? 第二の質問は強い台風「杜鵑」のため航空便、鉄道、高速鉄道等の交通はみな重大な影響を受けた、発言人にお聞きするこれは「十一ゴールデンウィーク」の大陸観光客の台湾旅行に影響が有るか?


馬暁光:両会第11回会談中、双方は両岸二重徴税回避及び税務強化協力協定、両岸民間航空飛行安全と適航(Airworthy)協力協定に調印した。協定規定に基づき双方は各自の関連手続きの後、協定は正式に実施の効力が成立する。現在双方はまだ各自の手続きを行っている。当然、我々はこの協定が順調に関連手続きを完成させ、速やかに有効実施し、密接な両岸交流協力を発揮することで、両岸民衆の幸福追求に積極的な働きをできるよう希望する。

第二の質問、我々は今回の台風が台湾に大きな損失をもたらしたことに留意している、ここで関心と慰問を表明する。「11連休」の大陸観光客の台湾旅行へ影響するかどうかは、主幹部門に聞いてください。

台湾「旺報」記者:「習オバマ会談」期間、オバマ大統領は「米中3つのコミュニケ」及び「台湾関係法」に基づく「一中」政策を重ねて表明した、大陸がアメリカの今回の態度表明をどう見ているかわからない。第二の質問は蔡英文は最近「新南向政策」を推しだした、ある解読では、彼女は大陸市場に対する依存を減少させる意図があるという、大陸はどう見る? 将来推進されれば、両岸関係に影響するかどうか?

馬暁光:第一の質問、9月25日、習近平国家主席はワシントンでアメリカのオバマ大統領と会談した。習近平主席は強調した、「中華民族はこと中国の主権と領土の完全性の問題に関しては高度に敏感だ。アメリカ側が関連の約束を厳守し、中国の統一と安定を損なう趣旨のいかなる行動も支持しないよう希望する」 オバマ大統領は重ねて表明した、「アメリカは一つの中国政策を堅持し、中米3つの連合コミュニケの原則を厳守するという立場は変えない」 彼はまた強調して言った、「アメリカは『台独』を支持しない」 中米両国元首は改めて双方が台湾問題への対応処理での関連の立場と態度を確認し、国際社会が一つの中国の構造を固め強化するのに有利なようにし、また「台独」の主張は世界中のいかなる空間でもできないと証明した(中美两国元首重新确认双方在对待和处理台湾问题上的有关立场和态度,有助于国际社会巩固和强化一个中国的格局,也说明了“台独”在国际上没有任何空间。)。

第二の質問、この種の仮定の質問に対しては(对于这种假设性的说法)、我々は原則として論評しない。ただし皆が知る必要があるのは、いわゆる「南向政策」は何も目新しい政策ではない。当時の成果がどうだったかは、台湾社会では既に評価が定まっているだろう。

中国国際広播電台記者:民進党主席蔡英文は10月に日本を訪問する計画だ、お聞きするこれに対して何か論評は有るか?

馬暁光:外交部が既に我々の厳正な立場を表明した。我々はいかなる人がいかなる形式でも世界で「台独」分裂活動に従事し、両岸関係を破壊し挑発することに断固反対する。

香港中評社記者:蔡英文は近日オバマの台湾問題における態度表明に反応して、アメリカが言ったことは、自分の「一中」政策だと言った。お聞きする発言人はこれに対して何か論評は有るか? アメリカが言うところの「一中」政策と中国の「一中」政策は一致するのか?

馬暁光:先ほど私が話したように、中米両国元首は改めて双方が台湾問題での立場と態度を表明確認し、国際社会が一つの中国の構造を固め強化するのに有利なようにした。国際社会は普遍的に一つの中国政策を推し進めており、一つの中国の原則で台湾関連の事務を処理しており、「台独」の主張は世界中のいかなる空間でもできないと同時に「台独」勢力がいかなる形式で中国の主権と領土の完全性を破壊分裂させるのも許さない。私はこれが最も重要と考える。

中央電視台記者:大陸が実施したカード式台胞証は台湾で疑惑と騒ぎを引き起こしたようだ、ある台湾の意見では大陸の台湾に対する工作の方針が既に変化していると考えている、お聞きするこれに対してどう論評する?

馬暁光:我々が両岸関係の平和的発展を推進し、両岸同胞のために福利を謀る方針政策は一貫して明確で変わっていない。台湾居民の大陸往来に対する「ビザ」免除及びカード式台胞証実施のこの措置は台湾民衆の全体的な歓迎を受けている。我々は広大な台湾同胞の評判は積極的肯定的だと理解している。一部の勢力の両岸民衆の交流を阻止しようという目的からこれに対してマイナスの騒ぎを起こしていることについては人心を得ず実現も難しい(至于个别势力出于阻挠两岸民众交流的目的,对此进行负面炒作,是不得人心的,也是难以得逞的)。

中新社記者:第一の質問、各界から注目を受ける双方両岸事務主管部門責任者第四回面会は時間表はあるのか? 第二の質問、来月(10月)25日は台湾光復70周年だ、お聞きする大陸側は関連記念活動を開催するかどうか?

馬暁光:夏立言主委来訪及び張志軍主任面会のことは、双方が現在調整中だ、まもなくニュースがあるだろう(应该很快就会有消息)。双方の両岸事務主管部門と責任者は「九二共識」の基礎の上、往来と交流疎通を保持連携し、相互理解の増進、相互信頼の増強、両岸交流協力の持続推進に貢献して、両岸関係の平和的発展の大局を共同で維持している。その時になって、双方は両岸関係の発展の推進等の問題について意見交換をする

第二の質問、j今年は中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年で、また台湾光復70年だ、台湾同胞を中に含む両岸同胞と全体の中華の子女の奮戦を経て抗戦の勝利を勝ち得ただけでなく、また台湾を日本植民統治から解き放ち祖国の懐に再び帰らせた。その時になって大陸の関連部門は台湾光復70周年を記念する関連活動を挙行するだろう。

皆さんの支持に感謝します、今日の発布会はここで終わり、みなさんの楽しい記念日を祈ります。


http://www.gwytb.gov.cn/xwfbh/201509/t20150930_10768831.htm 国務院台湾事務弁公室
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