台湾総統選挙各党の副総統候補が似ていると中国で報道

中国の中国共産党中央委員会の機関紙「人民日報」の国際版「環球時報」web版に香港の中国寄りの「大公報」の記事を要約して載せている。内容は台湾の総統選挙の総統と副総統の候補が出揃ったが、各党の候補の組み合わせが驚くほど似ているという記事だ。
2016台湾地区领导人选举 三党参选组合惊人相似 環球網
http://taiwan.huanqiu.com/article/2015-11/8012370.html

要約の要約をすると

2016年台湾地区*の指導者を選ぶ選挙が近づいている。各政党の副総統候補が出揃い陣容が整って、選挙も白熱化してきた。民進党は蔡英文、陳建仁(科学者)、国民党は朱立倫、王如玄(弁護士)、親民党は宋楚瑜、徐欣瑩(民国党党首)の組み合わせだ。さっそく陳建仁は論文剽窃疑惑を書かれ、王如玄は無給休暇の発明者と書かれた。
*)中国共産党は台湾を別の国家とは認めず、大陸の一部という意味での台湾地区としている。

今回の選挙の副総統候補発表は過去の選挙に比べて最も遅い。蔡英文は他候補より早く立候補表明し、支持率でも優位に立っているため、副総統候補を早めに発表すると、他の陣営からの攻撃目標にされるのではないかと恐れた。朱立倫は遅くに出馬表明したため候補選択は簡単ではなかった。

注目されるのは、三党の候補者の組み合わせが似ていることだ。男女の組み合わせである、全員博士号を持っている。党が違うなど。各党候補が党内の政治精鋭を選ばなかった理由は、党内の派閥争いが起こり、選挙に対する党内団結力が削(そ)がれることを恐れたためである。とりわけ蔡英文は民進党が勝利しそうな情勢であるため、党内では早くも選挙後のポスト配分をめぐって、各派閥が蠢(うごめ)き始めている。蔡英文がもし自分の派閥の人間を重用すれば他派閥の反発を招くだろう。同じように朱立倫も党内権力を考えての人選だが、王如玄は長年女性の人権、家庭内暴力、職場の性差別、パワハラ、DVなどに取り組んできて、末端民衆に好印象がある、朱立倫の豊富な行政経験との良い組み合わせで清新な印象を与えようとしている。

台湾地区の副総統候補に必要なのは加点ではない、減点されないことだ。蔡英文の前回の副総統候補蘇嘉全は農地の違法使用など悪評の対応に追われっぱなしだった。今回も王如玄は、以前行政院労工委員会委員の時「22K大専生企業実習方案」を提出して、大学卒業生の給料を2.2万元にして上げられなくしたと言われ、「22K主委」と揶揄されている。投票日が近づきつばの掛け合い(舌戦*)が激しくなっている。
*)原文は口水仗 大陆大叔深圳地铁内大战港男 youtube
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