民国104年11月20日毛治国首相「104年全国デング熱検討会」での挨拶

民国104年11月20日毛治国首相が出席した「104年全国デング熱検討会」の開幕の挨拶で、台南市のデング熱の蔓延は沈静化し、以後は高雄市で重点的に対策をすることなど、今年の台湾のデング熱の全体像を説明した。


行政院長(首相)毛治国は今日(20日)「104年全国デング熱検討会」に出席し開幕の挨拶で表明した、
「デング熱の予防と治療は通年性の予防作業を常態化しなければならない、台湾は気候変動の影響を受け、大規模な流行が起こる危険が高まっている。我々は幅広い角度から見て万全を期さなければならない、中央と地方は毎年早めに予防作業の整備と展開を完成させ、梅雨の時期を鍵となる時間とし、梅雨前に整備作業を完成させておく」

「我々はデング熱防疫の新しい体系を成立させ、新標準作業手順(Standard Operating Procedure)を制定しなければならない。いったん病気が蔓延すれば専門家の方法を採用して対応し、みんなが今年の経験と校訓を汲み取り、過去を検討し、将来に役立てるよう希望する」

「この先も継続して作業を推進する必要があり、まず高雄市の蔓延状態を制御する、次に経験を伝承し、教訓を記憶する、環境保護署には繁殖防止の場所の注意と実施度合いの強化をお願いする、現在台南では「囲い込み切り離す」作戦を取り、環境用の化学薬剤を使用し、潜在的繁殖源を網で覆っている、その他衛生福利部には患者の分流、医療院の分工(原文は醫療院所分工)の検討をお願いしている。現在関連部は学校と協力をして長期間研究作業を展開し流行病学とワクチンを研究している。国際経験の交流に関連して、12月7日国際検討会を開催する、今日の検討会は衛生福利部と環境保護署が専門家を招いて、成果を討論し国外専門家との更に進んだ討論の重要な基礎とする」

「気候変動の影響を受け、今年の世界の熱帯と亜熱帯の国家のデング熱の病例は例年に比べて倍増している状況だ、台湾は今年過去最も酷いデング熱の蔓延が起きた、加えて今年は第一型と第二型の違う型のデング熱病毒が同時流行し、全体の状況を更に複雑にした、防疫の難度は特に高かった。デング熱は第二類環境性伝染病だ、ただ9月上旬疫病の状況は急速に悪化して、地方政府の防疫能力を越えた。これにより行政院は「伝染病防治法」の規定により、9月15日「デング熱中央流行疫情指揮センター」を成立させ、地方政府が繁殖源浄化、病例観測、患者を医院に分散させる作業を(病患就醫分流等工作)強化するのを助けた」

「指揮センター成立後、指揮官張善政副院長(副首相)の指導で、中央と地方を率いて共同で努力し、もともと最も酷い蔓延地区台南市において、中央が企画した大面積の環境での繁殖源浄化の後、次週には疫病の状況は反転の現象を示した。これらの期間、中央と地方で心を合しての努力で、共同で台南市のデング熱の状況を反転させる目標を達成したことは、相当貴重な経験となった。私は併せて張善政副院長、中央の関連部会、地方政府、国軍と全ての防疫人員の苦労に感謝する」

「今年のデング熱の状況は、5月1日から9月15日台湾各地で出現し、累積病例分析と研究判別により、台南市と高雄市が台湾の発生源だ、他県市の病例は患者の流動によるもので、病原菌を持った蚊が拡散したわけではない」

「指揮センター成立の時いくつかの難題に注意した、まず患者確認の問題だ、快筛剤(簡易検査薬?)をまだ一般的に使用していなかったため、確認に時間がかかった、その次に患者の住居の消毒の問題、薬の噴霧機材の不足、患者の住居の内外の薬の噴霧を求めて長い列ができ(病患住家戶內與戶外噴藥需求大排長龍)、順番が来るのに二週間以上待たされ(持續累積長達兩週以上)、病原菌を持った蚊が重ねて伝染させる可能性が高かった。この他、関係箇所の大範囲の屋外防除は設備と動員能力のどちらも足りず、患者拡散の制御が難しかった、加えて地域の医療設備の分工がまだされず(地區醫療院所未予分工)、患者が一部の病院に過度に集中し、患者を世話する危険が増加した」

「政策面で取った対策は、まず直ちに薬剤噴霧の装備購入を増やすよう命令した、その次に繁殖源清掃実施を通して本から浄化する効果を達成した。繁殖源浄化は2つの部分に分けた、その一は大面積での浄化、環境保護署長魏国彦の提案の面積平方仮説(面積平方假說)の、防火帯を作れば、伝染力が半減するを基に、『開防火巷』(延焼場所を切り離す)方式を取った。後に帯状の環境浄化をした後、潜在発生源に正規の薬を用い、加えて網を被せ、効果を持続させた。別の一つは、患者の住居の内外の小規模な消毒だ、俗に言う『打地鼠』(囲って消毒する)方式だ、出現するのに連れて消毒する、行列の発生する現象を避け、疫病を制御する。この他、台南市政府が里の自治体と協力して、人力で浄化計画を実行し、国軍もまた横から大いに協力した。患者は迅速に分散され、病院も労力を分散できた(醫療院所則功能分工)」

「防疫作戦の成果に関しては、9月15日中央に指揮センターが成立し、9月23日から連続五周、五波の大規模な浄化を発動し、最初の作戦から隔週の後、一日の病例数は再考の700余件から反転し、10月末に至っては100件以下にまで減少した、11月になってからは、更に30件前後に減少した、これにより11月18日指揮センターは、台南市での活動は一段落を告げた、今年の今後の活動は、高雄市の疫病地区を重点にし、疫病制御に協力すると決議した」

「104年デング熱に罹患し不幸にも死亡した案件の内、60歳以上の患者が90%に達した、且つ95.5%は慢性の病気を持っていた、老年の患者は、免疫能力がやや劣ると考える。我々はこの現象の流行病学と防疫作業においての意義を検討し、高齢者の予防作業と死亡率を下げ、また少数の若い患者の感染と死亡原因を検討する必要がある。この他感染数、入院数及びICUに入る人数の関係及びICU入院と死亡数の関係を検討する必要がある」


衛生福利部 疾病管制署サイト


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