「自由の路ー自由通り国際人権」戸外特別展示に出席した柯文哲市長

1989年に警察に逮捕されることを拒否して焼身自殺した、台湾独立派の民主化闘士鄭南榕を記念した「自由之路:自由巷国際人権戸外特展」が、臺北市政府文化局が主催し鄭南榕基金会の協賛で開催され、柯文哲台北市長が出席挨拶した。
台北市の10日の新聞稿から


「自由の路ー自由通り国際人権」戸外特別展示に出席 台北市が毎年4月7日を「言論自由の日」に定める
発布機關:臺北市政府秘書處
発布科室:媒體事務組
発布日期:2015/12/10

台北市長柯文哲は10日午前「自由の路ー自由通り国際人権戸外特別展示」開幕記者会に出席し、挨拶で表明した、
「今日ここで特別展を開催することには二つの意義がある、一つは教育的意義、展覧会を通して過去の人民が民主と自由を追求した話が歴史的教材とみなされ、現在の人が過去を詳しく見るとき、現在を大切にさせ、未来に目を向けさせることができる。第二は歴史的意義、ここは鄭南榕先生が自ら火を放ち道に殉じた場所だ、私自身もかつて見にきたことがある、20数年前のことだったけれど、まだ焼け焦げた匂いが強く漂っていた、あの匂いは私をずっと覚醒させ続けている、台湾の民主と自由は天から降って来たものではない、多くの人の犠牲と献身によってようやく手に入れたものだ」

彼は以前台湾大学で教えていたときの話を始めた、
「しばしば学生に私が小学生の時の話をした、小さいときは自分は総統になるのは蒋の姓と考えていたようだ、総統にその他の姓の人がなる可能性など知りもしなかった、しかしそんな昔話は学生にとってはアラビアンナイトのようなものだ、この類(たぐい)の如き諸々(もろもろ)の話はこの世代の若者にとって、みな不思議なことなのだ、なぜそうなのか? 徐々にではあるが民主自由は珍しかった時代から今では生活の一部分となった、呼吸と同じように自然なことになったのだ、けれどもだ、これは絶対に自然発生したものではない、みな多くの先人の犠牲の上にようやく手に入れたものだ、これもまたこの場所で展覧会を開催する歴史的意義だ」

「今日この場所で厳粛に宣言したい、台北市政府は毎年4月7日を「言論自由日」として定める、これには教育と歴史的意義がある、教育の面から見ると、みんなが過去を詳しく見て現在を大切にし未来に目を向けるよう希望する。歴史の面から見ると、やはりみんなが今日の民主と自由は先人の犠牲・献身との引き換えに手に入れたものだと覚えておいてほしいからだ、台湾の将来はどう有るべきかということについては、私が考えるのは、歴史は連続したもので、やはり先人の努力の基礎の上に打ち立てられたものだから、いつもどのような台湾を次の世代に残して行くか考えて、そして前に向って歩き続ける。私は強調したい、物事には特別な秘訣は隠されていない、ただ心に善きことを思い、力を尽くして為すだけだ、いつもこの話になると陳腐な話だと言う人がいるが、私は世の中では最も簡単な道理こそが本当の道理だと考えている、台湾を私達によってより良く変えていこう(原文は讓臺灣因為有我們而變得更好)」

会の後メディアのインタビューを受けた
メディア:市長が「民意代表の三分の一の時間は口利きだ」と言ったことに対してある議員が不満を表明し、市長に3日以内に返答しろ、さもなければ法案審議を停止すると言ったが。
柯文哲:これは原文を見てほしい、私のその時の思いは、口利きといっても法律に触れる口利きのつもりではなかった、正常な手続きのもとでのなお残る人情から出る口利きだ、私の以前の台湾大学病院時代、毎日およそ三分の1の時間はこれへの対処だった、例えばベッド探し或いはある病人の入院を手伝う、特別にその人のために気を使ってあげる。私が心の中で血液科の病気だと思っていても、彼を外科に行かせるが何を見なければならないかはわからない、当時は非常に多くの時間をこれらの頼まれた特別に世話しなければならない病人に取られた、しかし社会がもし相互に、公開透明なら、これらはみな不必要だ、私はただ過去のこれらが私にとってみな不要なことだったと言いたかっただけだ、そして私は立法委員に話した、立法院が飛び出てくるはずだ、なぜ台北市議会の議員なんだ、ただ議員に回答しなければならないことは回答する、これは何でもない、みんな自分のことと思わなくてよい。

メディア:去年の市長選挙の候補者討論会はあるテレビ局によって主催された*、不公平な会だったか?
*)今総統選挙の討論会を三立電視台で開催するかどうかでもめている。
柯文哲:去年のあのテレビ局は多くの費用を使って開催した、テレビ局にとってあの機会を勝ち取るには多くの努力をした、当時の規格は満点だったと思う、テレビ局の公平性を疑わなくてもよいと思う、私はテレビ局がおかしな動きをするはずがない、メディアの問題を疑う必要はないと信じている。

メディア:去年の環境設備はどうだったか。
柯文哲:テレビ局の設備は当然よかった、彼らは討論会のため多くの準備をした、討論はある面一種の試合だ、試合は候補者の事情で、テレビ局にとってはただ場所を提供するだけだ。

メディア:首都改革大連盟6人衆*を支持する態度表明するか?
*)民進黨、柯文哲組「首都進步大聯盟」 整合6人名單出爐 風傳媒
柯文哲:私が考えているのは、結局台北市民として、やはり個人の好みがある(他還在想,畢竟作為臺北市民,還是有個人喜好)。台北市長としては地方政府と中央政府の行政上の連携と相互協力を考慮しなければならない、それゆえやはりどのような立法委員が台北市政府の市政推進を助けることができるか考えなければならないので、この問題をもう一度考えている。
(以下略)




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