もし中国領空を日本の軍用機が通過したら警告発砲できるー中国政治家

今日の中国のメディアが日本の「読売新聞」の報道を引用しながら、中国の政治家・軍事専門家の「日本の軍用機がもし国際法に違反して、中国領空を通過すればまず監視追跡証拠集めをするが、武器を使う様子があれば、警告発砲ができる、日本側はそういうことはしないだろうが」という話を載せている。
海自哨戒機、南シナ海飛行拡大へ…中国をけん制 YAHOO!
日媒:日本军机欲飞越南海 中国专家:可以开炮警告 環球網
http://oversea.huanqiu.com/article/2016-01/8355889.html
日軍機欲飛越南海 專家:中方可警告性射擊 文匯網
http://news.wenweipo.com/2016/01/11/IN1601110034.htm
要約するが尹卓氏は公人と考え発言部分は全文引用する。環球網で太字の部分はそのまま太字にする。


日本のメディア:日本軍用機が南シナ海を通過飛行したがっている 中国の専門家警告発砲できる(原文は可以开炮警告)

日本の「読売新聞」の報道によると、日本の防衛省と自衛隊は日本のP-3C対潜哨戒機に「南シナ海通過飛行」をさせ、アメリカの「南シナ海航行の自由」作戦に協力し、中国を牽制すると「決意」している。軍事専門家の尹卓*は人民網のインタビューを受け、「日本軍機がもし中国領空を通過すれば国際法に違反する行為となる。日本が南シナ海問題で国際法を顧みず、何度も中国を挑発することは、釣魚島(尖閣諸島)問題での圧力をそらして、同時にアメリカの船の作戦の機会を利用して(时借美国的船出海)、南シナ海に首を突っ込むという目的を達成するためだ」
*)wikipedia等では政治家であり、テレビ番組司会者もつとめる軍事専門家。
http://baike.baidu.com/link?url=pQxfpMnI3xDIJqRGcQZBJXsUKIH3j-kSNtdD6Zy687GD5_NvOYRSVd9jd4S3qTVynDZ2btvpNnE6kafcnoPGUq



「読売新聞」の報道では、日本のP-3Cはアフリカのソマリアと日本を往復している。その場合シンガポールやタイの軍事基地で補給をしているが、復路の場合にはフィリピンやベトナムの軍事基地を訪問する名目で、南シナ海上空を通過し間接的に「航行の自由」作戦に参加しようとしている。

尹卓の説明によると、
「日本のP-3C対潜哨戒機が南シナ海を通過することは常態化している。長年マラッカ海峡での海賊取り締まり任務協力や日本、アメリカ、フィリピン、ベトナム等の国との軍事演習の時P-3Cは南シナ海を通過している。ただ今回の日本の声明がもし中国の南シナ海で主権を持つ島・礁の周囲12海里の空域に入り、また中国領空に入ることならば、それは明らかな違法行為だ。軍艦が外国の領海を無害通航できるかどうかは国際的になお議論が存在する*のに、軍用機の『外国領空の無害通過』のような話は全くない、日本がもし通報をせずに直接中国の島・礁の上空を飛行通過すれば、中日両国の安全保障分野の関係に重大な影響を与え、重大な結果を引き起こすだろう」
*)9月3日閲兵式当日アラスカに中国艦艇が出現
アメリカの爆撃機中国の人工島十二海里内を通過

「日本が南シナ海問題で大胆にアメリカを支持し、国際法を顧みず、何度も中国を挑発する目的は、一つには軍事的にアメリカを支持し、米日間の軍事同盟関係を見せつけるためだ、更に重要なのは釣魚島(尖閣諸島)問題での圧力をそらしたいのだ。今中国の艦船は釣魚島周辺12海里海域内で常態化した定期巡航を進めている、日本は中国の南シナ海島・礁上空を飛行通過することで反撃する、しかし日本の行動は『国際法違反の行為だ』。このほか、日本はアメリカの船の作戦とアメリカの南シナ海での影響力を利用して当地域での足場を探し、その軍事力を南シナ海まで伸ばし、南シナ海に首を突っ込む目的を達成しようとしている」

「もし日本の軍用機が南シナ海上空を臨んで飛行したら、まず中国はそれに対して監視、追跡、証拠を取り、その飛行機が我が国領空に進入したら、中国は外交的に抗議を申し込み、厳しく外交交渉を進める。このほか、P-3Cは対艦ミサイルと対潜ミサイルを搭載できる、もしそれで武力行為をする様子があれば、我々は警告発砲できる。『しかし現在日本は過激な行為をするはずがない、ただ飛行通過するのみだと想定している』」


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