台北ドーム問題に関する台北市の新聞稿から

18日の新聞稿から


台北市政府は台北ドーム問題の処理態度を説明し、安全性を確保して解決することを前提に契約、法律に基づき進めることを強調する
發布機關:臺北市政府秘書處
發布科室:媒體事務組
發布日期:2016/3/18

台北市発言人林鶴明は18日台北ドーム関連問題について表明した、
「柯市長はアメリカから帰った後台北ドーム問題について市政府に来て担当責任者から安全性の問題及び契約の話し合いについて聴取し、調査を進めた、主なものは三点だ(原文は到市府聽取相關首長針對公安的問題及合約談判的情況,進行了解,主要有三點結論)。柯市長はまた安全性の問題の重要性を強調し、また将来台北ドーム問題をどう解決するにせよ、安全性を確保できる方法で、関連契約と法律に基づいて進めなければならないと強調した」

「柯市長は担当責任者と二点を話し合った。第一、来週の工期仲裁の司法進度に対する調査を進める。第二、全体量の減量計画(整體量體減量的規劃)に対して話し合い関係部局の報告を聞いたが、決定はしなかった」

「第三、台北ドームのその後の進度に関して、もし正式決定があれば、市政府は正式の記者会見で説明する。メディアの関連報道は市政府の正式回答を主とするよう要請する、あらゆる具体名のない或いは匿名情報はみな市政府の正式の立場ではない、例えば台北ドームは将来温室になる可能性があるなどだ、現在見られるのは過度の憶測に基づくもので、特にこの点をはっきりと言っておく」

メディアとの質疑応答
問:いわゆる減量とは商業施設を減らすということか?

林鶴明:「全体」とは台北ドームの全体の量(量體)だ、現在台北ドーム全体の量は大きすぎると一般に考えられているため、現在の計画は減量部分に対しての話し合いになっている(目前的規劃還是針對減量的部分進行一個討論)。

問:市政府は温室は「憶測」と考え、温室化の方向へはまったく進まないということか?

林鶴明:現段階でそのような話しは度が過ぎている(現階段這樣的討論是過度了)。

問:遠雄が大型のエビ釣り場にしたほうがマシだ言ったことについては?

答:そのような話し合いをしなかった以上、当然そんな話は存在しない。

問:台北ドームの外形は覆い尽くさないのか?

林鶴明:細かい部分については当然詳細な説明はできない、しかし過去市政府は建物の床面積について少し話し合った、今日関係責任者が台北ドーム問題の進度を市長におおよその説明をし、当然もし全体量を減らすなら、ある方向性の可能性は有るかもしれない(今天當然是相關首長跟市長大概說明一下大巨蛋問題的進度,如果整體量體要減量的話,大概可能有的方向等)、しかしこれらは細部の問題のため、将来双方が再び話し合いをする、現在は対外的に説明できる段階ではない。

問:工期仲裁裁判について

林鶴明:来週仲裁裁判の結果が出る、その結論を待って再び話し合う、今日市長はその部分に対して進度調査をした。

問:正式の記者会見は仲裁裁判の後か?

林鶴明:市政府は台北ドームの将来について抜けだす方法が良いか(解套方案也好)、或いはこのまま行く正式な方法か(或是有進一步的正式的做法)、いずれにしても正式な記者会見で皆さんに説明するはずだ、市長は公開透明の態度を持っている。

(以下台風休暇の代替出勤か授業についての話は略)


台北市の19日の新聞稿から市長インタビューの台北ドーム部分の抜粋


問:台北ドーム縮小はできるのか?

柯文哲:台北ドームは大きな問題だ、しかし最後は解決しなければならない、あのように放っておいてもどうなるもんでもない(這樣擺下去也不是辦法)、ただ台北市としては安全性は譲歩できない、それゆえ最近の工期問題に関しては、当時審査決定した工期が過ぎていることを仲裁裁判に送った、これにより法律上の攻防を市政府は注意する必要がある。別に、市政府は最初安全性の問題をまず解決する必要があるとした、それゆえ安全性を解決する方向の案を提出し(所以提出公安的解決方安)、当時公安 solution と称した(當時稱作公安solution)。しかし遠雄の態度はずっとこの問題に向き合おうとせず、それゆえ私は担当部局と話し、もし遠雄が我々を取り合わなかったら、公安 solution に対して市政府の提案した解決法案を提出するだろう(對於公安solution就要提出市府建議的解決方案)、それで昨日そのことを話し合った。

問:ただ仲裁結果だけに頼っては解約できないのでは?

柯文哲:市政府は積極的に遠雄とどのように解決するか話し合う(北市府會積極跟的跟遠雄討論看要怎麼解決)。放置し続けるやり方はない(擺爛不是辦法)、公共の安全は放棄することはできない、解決できる方法で解決する、もしできなければ第三の案を追求する。

問:台北ドーム案を i-voting(インターネットを使った投票)で処理するのか?

柯文哲:この問題は廉政委員会が話し合った、i-voting は最後の手段だ、だから始めは公聴会を優先し、解決できれば解決する、解決できなければ民意が最後の解決手段だ。

大巨蛋案 柯文哲:i-Voting是最後手段 中央社

国民党寄りで遠雄グループ寄り、柯文哲市長に批判的な聯合報の今日の記事直言集/北市府對大巨蛋當斷不斷 反受其害 聯合報を要約すると

台北ドーム案は(馬英九市長時代)台北市政府が公開入札で遠雄グループを選び契約を交わした。契約の規定に従い市政府は助けなければならない。しかし現在台北市は、自分達の安全性基準(柯文哲市長になって日本の学者などを参加させ新たな基準で検査した*)を遠雄に要求し、危険だと遠雄を非難している。双方はこれについて争い、市政府は工事停止を命令し、既に十ヶ月に達している。遠雄は巨大な損失を蒙り、行政法院に訴訟を提出した。法律家の中には市政府が敗訴すれば、賠償金は天文学的数字になり、市長の政治責任だけでなく、市政府の公務員も法律責任を逃れがたいという。市政府への衝撃は測りがたい。ドーム工事を再開するにしても非常に難しくなっている、取り壊すにしても莫大な費用がかかる。柯文哲市長就任以来の「五大案」指弾問題の後、国内の業者は台北市政府への不信感を持っている。
*)台北大巨蛋(Taipei Dome)安全点検報告書が波紋を呼ぶ

走向協議解約後 大巨蛋改建成溫室?-民視新聞https://www.youtube.com/watch?v=B_b6z_t4gZY
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