2016年6月3日中国外交部記者会見ー日本関連抜粋(福島原発事故放射能漏れについて)

2016年6月3日中国外交部記者会見ー日本関連抜粋(福島原発事故放射能漏れについて)
http://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1369277.shtml 中国外交部


問:数日前、日本の東京電力の担当者は公開の席で、過去5年福島原発事故において事実を隠蔽してきたと認めた*。日本の学者が発表した関連論文によると、福島原発事故によって出た大量の放射性物質の影響を受け、福島県内の児童の甲状腺がんの罹患率は日本全国平均の20倍から50倍だ**。あるアメリカの専門家は、福島原発事故で漏れた放射性物質の80%は海に入ったと言った***。しかし日本政府は何度も否定し、福島原発事故のその危険度をわざと隠蔽した。中国側はこれに対して心配しているか? これについて影響を受ける可能性のある韓国等の国と意思疎通をしたことがあるか?
*) 炉心溶融の説明不備は「隠蔽」 東電幹部が認める 東京新聞
**)「福島の子供の甲状腺がん発症率は20~50倍」 津田敏秀氏ら論文で指摘 The Huffington Post
福島の甲状腺がん「放射線の影響は考えにくい」 健康調査検討委の座長はどう答えた The Huffington Post
***)http://askmeanything.blog.jp/archives/1053579566.html 米の専門家ケン・べッセラーの一問一答の翻訳←個人のブログ

答:中国側はずっと福島原発事故放射能漏れの影響に高い関心を持ってきた、日本政府にはただちに事態を制御し、事故の後続処理をきちんとするよう何度も要求してきた。我々はまた国際原子力機関に福島原発の汚染水漏れに対する観測と評価を強化するよう曾て要求した。日本側が自国の国民、隣国人民と国際社会に対して強く責任を負う姿勢で、有効な措置を取り、作業の力を増加させ、ただちに、全面的に、正確に国際社会に向かって状況を知らせ、また海洋環境を保護するよう希望する。

我々はこれについて韓国を含む関係国と意思疎通交流を進めたい。

問:我々は最近中国公民の日本観光に行く人数が比較的多いことを知っている。外交部は福島原発事故とその危険性について駐日領事に注意を発表させるか?

答:2011年日本の大地震発生後、外交部はすぐに安全に関する注意を発表し、中国公民と団体組織が福島等の地震の重大被災地に行く場合は慎重にするよう助言した。現在当該注意はなお有効だ。中国公民が引き続き外交部が中国領事館のサイトで発表している安全に関する呼びかけに細心の注意をはらい、適切に旅の計画を手配し、自身の安全を確保するよう希望する。

問:今あの記者が福島原発放射能漏れの80%が海に入ったと質問した。私も日本の専門家が、現在太平洋西側海域の放射性セシウム濃度は逆に東側より高くないと認め、海流の流れによって放射性セシウムは既にアメリカ西海岸に到達したと説明するのを見た。中国側はアメリカ側のこれに対する反応を知っているか? 中米はまもなく戦略と経済の対話を開催する、双方はこの事を提起するか? 中米はこれについて協力の準備をするか?

答:見たところ皆さんこの問題にとても関心が有るようだ。福島原発放射能漏れとそれが海洋環境、人類の健康等に対して危害をもたらすことに関して、いかなる責任を持つ政府でも皆高い関心を持っている。私の知っているところでは、中米は過去数年戦略と経済対話枠組み内で原発安全協力事項を討論し、福島原発事故の経験教訓について意思疎通交流を進めてきた。アメリカの反応についてはあなたが直接アメリカ側に聞くよう助言します。

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