2016年6月17日中国外交部記者会見ー日本関連抜粋(中国軍艦のトカラ海峡通過について)

2016年6月17日中国外交部記者会見ー日本関連抜粋(中国軍艦のトカラ海峡通過について)
http://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1373155.shtml 中国外交部


問:中国軍艦が昨日(原文は昨天)日本領海に「侵入」した。中国側は当海峡は国際航行に使用する領海海峡*と言っている、しかし日本側は当海峡は国際海峡ではないとしている。あなたはこれに対して何か論評は有るか?
*)両岸間の距離が24海里以下の国際海峡

答:最初に、私はあなたが中国軍艦が日本領海に「侵入」したという言い方に関して、間違いを正したい、これは事実と符合しない、中国側軍艦は日本領海に「侵入」していない。第二、私は一つ提案がある、日本側の態度表明及び日本のメディアが報道する前、まず国際法をしっかりと学習研究するように。「国連海洋法条約」の規定と関連国際慣例に基づき、国際航行に使用する領海海峡内においては、全ての船舶は通過通行権を有し、沿海国に事前に知らせる必要はない。あなたが提起したトカラ海峡は国際航行に使用する領海海峡だ。つまり、中国軍艦のトカラ海峡通過は「国連海洋法条約」に基づき国際航行に使用する領海海峡での通過通行権行使だ。私はまたあなたに注意を喚起したい、船舶が国際海峡の中で有する通過通行権と船舶の領海の中での無害通航権を混ぜて語ることはできない。


日本の防衛省の大臣会見概要 平成28年6月17日(09時08分~09時29分)から抜粋


Q:もう一点。同じ中国の艦船についてなのですけれども、15日の領海侵入事案に関して、中国の外務省報道局長の会見で、「トカラ海峡は、国際航行に使われる海峡で、各国の艦船は、通過通行権を有し、事前通告もしくは承認は必要なく、今回の中国の軍艦の動きも、国際法にも違反していない」と主張していますけれども、これについて、受け止めをお願いします。

A:中国が主張するような認識を、今まで持ったことはございません。今回の中国海軍の情報収集艦が、わが国領域を航行した海域について、「国際航行に使用されている海域」には該当しないと考えております。中国側の独自の主張は、受け入れられないというものでありまして、中国に対しましても、外交ルートを通じて、このような、わが国の立場を申し入れをしたということでございます。

Q:今の質問に関係してなのですけれども、中国は、トカラ海峡は国際航行に使われる海峡だと主張していると思うのですけれども、この狙いについては、どうお考えでしょう。例えば、通過通行権だということであれば、潜没した、例えば潜水艦の航行も、たぶん許されるというロジックで、そういうことを言っているという見方もあるようなのですけれども、このことについては、大臣の受け止めは。

A:何をもって、中国がそのように主張しているのか、まったく理解ができません。わが国は、従来から、この海域・海峡を、国際海峡とは認めていないわけでありまして、中国側が独自に主張しているだけだと考えております。


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