蔡英文総統が初の外遊、パナマに出発

蔡英文総統は24日午前、中米パナマと南米パラグアイ等の訪問に出発した。5月20日の就任以来初の外遊となる。
蔡総統、初外遊に出発 「台湾人の思いを世界に」中央社

総統府発表の新聞稿から


総統がパナマとパラグアイの両友邦に出発
公布日期 中華民國105年06月24日

蔡英文総統は今日(24日)午前パナマとパラグアイの両友邦に出発し、また搭乗前談話を発表し、台湾人民の世界に歩み出たいと言う深い願いを帯びて、「着実な外交、互恵の旅」を展開し、国民に新政府の外交推進の決心を見せることができるよう希望した。

総統挨拶内容全文は以下:
今回の訪問は私達がパナマのフアン・カルロス・バレーラ大統領の招きに応じ、パナマ運河拡張工事完成式典に参加するものだ。パナマの行程が終わった後、私達は私達のもう一つの友邦国パラグアイを訪問する。

まず私は今回の私の訪問に随行する中華航空の乗務員、特に私達の客室乗務員に感謝する。私はあなた達が心に大きな圧力を背負っていることをわかっている。一方では台湾で権益を勝ち取ろうと努力する仲間を思い、同時に台湾の外交を支えるため国家の国際空間を広げるための責任を背負っている。
各位をこのような二つの苦境に置き、私の心は非常に重い。我慢の限度を越えたから、客室乗務員たちはストライキをしたのだろう(原文は如果不是忍無可忍,沒有一個空服員會走向罷工)。昨晩(23日)林全行政院院長は三点の声明を発表した、私は再度表明したい、客室乗務員の権益を守り、中華航空を健全(整頓)にし、中華航空の看板を新しく輝かせるのは、新政府の重要な任務だ。
私は何度も強調する、新政府は問題解決の政府だ、私達は真剣に各位の訴えに対し、誠実に問題を解決する。訪問期間、私は各位の同僚にも引き続き関心を寄せる、、また行政チームと中華航空の新しい経営陣が全力でかけつけ、この事を円満落着できるよう要求する。
チャイナエアライン、客室乗務員がスト宣言 24日午前0時から 中央社

そして私はまた私達の外交部同僚の努力に感謝したい。私は今回の訪問団の団長ではあるが、しかし私ははっきりわかっている、もし最前線の外交官の苦心がなかったら、今回の訪問の段取りは、このような短時間で全部は完了できなかった。各位はこの国家の誇りだ。

外交部の同僚の他にも、あらゆる海外在住の台湾人、台湾企業、及び長期間海外での人道救援活動をしているNGOメンバーに対し、私はこの機会を借りて皆さんに感謝したい。各位の示した台湾人の頑張る精神も世界に台湾人の麗しさと善良さを知らしめた。

両岸、国防と外交は総統としての私に賦与された最重要の任務だ。520の就任以来私は毎日戦々恐々の態度でこの三つの仕事をやり遂げる。

今日は私の初めての中華民国総統として団を率いての友邦訪問だ。私が出かけるのは台湾人民の世界に歩み出たいという切実な願いを帯びてだ。私達は台湾人の願いは世界のために貢献することだと世界に見せられることをもう一度証明したい(我們要再一次證明給世界看,臺灣人願意為世界做出貢獻)。同時にこの訪問の計画を通して、私達が国民に新政府の外交を推進する決心を見せたい。台湾の外交空間は限りがあるけれども、私達が世界とつながる意志は限りはない。

それゆえ今回のパナマとパラグアイ訪問の行程は私は自分に三つの任務を課している:
第一、私は台湾の国際的視界を広げることに力を尽くす。
大西洋と太平洋を連結しているパナマ運河は世界の運輸の最も重要な要(かなめ)の一つだ(巴拿馬運河連結大西洋和太平洋,是世界上最重要的運輸命脈之一)。多くの台湾の船と貨物船もいつもパナマ運河を通る。パナマ運河の拡張はその後の運河の効率と収容量を更に引き上げ、全世界の運輸状態に変化をもたらすことを意味する。
世界はもう一度変わるだろう、台湾がその中に参加できることは私は国民同胞も私同様光栄に感じていると信じる。
今回パナマとパラグアイ両国元首と会談するほか、その他の国交のある国の指導者と交流する機会がある。私は彼らに台湾を紹介し、台湾は交流するに値する友人だとみんなに知らせる。

第二、私は全ての外交最前線で頑張る台湾人、企業、外交部同僚、NGOメンバーに自信を与える(我要把信心帶給所有在外交最前線打拚的僑胞、臺商、外交部同仁,以及NGO工作者)。
あなた達の努力は「台湾を世界に向かわせ、世界に台湾が歩み出る」の理想を真に実践している。私はみなさんに知らせたい、外交活動で最も重視するのは、団結だ。政府はみなさんに孤軍奮闘はさせない、私達は資源を整合し、皆さんと一緒に外交をする。

私が自分に与えた第三の任務は台湾とラテンアメリカ各国の経済貿易協力の強化だ、。ラテンアメリカは生気と潜在力に満ちた市場だ。今回私と同行する企業家はみな既に勢いを蓄えスタートを待っている。

しかし、これは伝統的な市場の考え方ではない、私達は、ラテンアメリカ各国との経済貿易関係が互恵互助の基礎の上に打ち立てられ、一緒に協力し、規模を大きくし、共同で国際市場に打って出ることができるよう希望している。例えば、台湾は過去に自国の蘭の花の産業技術を利用し、パナマが彼らの国の花 Peristeria elata を再生(復育)するのに協力し、また胡蝶蘭の大規模栽培を始め良い成果をあげた。

台湾はまた同じようにパラグアイに協力し、蘭の花産業の経営に協力した。今回の両国家訪問の目的の一つは現有の技術と商業協力プロジェクトを継続前進できるようにすることだ。

「着実な外交」は新政府の外交方針だ。着実につまり地に足をつけて、一歩一歩歩き、勤め、努力し、実務的に目標に穏健に前進する。

外交実務は身の程知らずに理想ばかりを追いかけるべきではない、互助互恵の活動に役立つことをしさえすれば、私達はやれる。友と交わりを結ぶことは、公式の付き合いに限るべきではない。価値観を近づけ、誠実に付き合い、公式或いは非公式を問わずみな台湾の友人だ、これが着実な外交だ。

今回の訪問は、外交部がプロジェクトの名前を「英翔專案(プロジェクト)」とつけた。しかし私は強調したい、これは蔡英文個人の飛翔ではない、今回の訪問は台湾人民全体の意志の飛翔だ。
私は熱い期待を帯びて旅に出た、私はまた必ず成果を帯びて帰る。

「着実外交、互恵の旅」は展開される。再度各位の早朝の見送りに感謝する、また各位の祝福に感謝し、私は前途に対して期待十分だ。互助互恵、協力し分かち合う、新しい外交、新しい世界、今台湾を待っている、私達は一緒に前進し、私達は今出発する。謝謝皆さん!

総統府秘書長林碧炤、国家安全会議副秘書長陳俊麟、外交部長次長吳志中、僑務委員会副委員長呂元栄、ナルル共和国駐華大使柯克(Ludwig Dowong Keke)及パラグアイ共和國雷卡諾代辦(Primer Secretario Estanislao Lezcano)等が空港で見送った。


出訪談罷工 蔡英文:空服一定是忍無可忍-民視新聞 https://www.youtube.com/watch?v=gJ0MJV4wPog
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