中国への仲裁裁判所の判断に対する日本の外相のコメントへの中国の反応

南シナ海を巡り、フィリピンが申し立てた国際的な仲裁裁判の判断が昨日発表された。日本の岸田外務大臣は談話を発表した。これに対して12日中国外務省はサイトで岸田外務大臣の発言について記者に答える形でコメントを発表した。
http://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1380001.shtml 中国外務省


問:日本の外務大臣は仲裁裁判所の最終判断を公表したことについて、「国連海洋法条約」の関連規定に基づき、判断は最終結果として、当事国に対して法律的拘束力を備えている、当事国は判断を受け入れる必要があると言った、また当事国が判断を受け入れることを強く期待すると言った。中国側はこれに対して何か論評はあるか?
岸田文雄外相「判断は最終的で当事国拘束する」産経ニュース

答:我々は日本側の態度表明に留意している。フィリピンのベニグノ・アキノ3世政府が一方的に南シナ海仲裁裁判に訴えその推進に固執してきた、目的は中国の南シナ海の領土主権と海洋権益を否定し、フィリピンが不法に中国領土を侵略占拠した事実を覆い隠すことだ。周知の通り、仲裁裁判所の構成は国際海洋法裁判所前任所長、日本国籍の柳井俊二によって一手に取り仕切られた。そして柳井俊二は同時に安倍晋三安保法制懇談会会長を引き受け、安倍が集団的自衛権を解禁し、第二次世界大戦後の国際秩序の束縛へ挑戦することに協力した。ここから見て取れるのは、仲裁裁判所は成立のはじめから既に政治化されていた、当仲裁裁判所の成立は合法性は備えておらず、その権限を越えた審査と出された所謂判断は不法、無効だということだ。中国側は既に何度も仲裁裁判を受け入れず参加せず、所謂判断を受け入れず承認しない断固とした立場を詳しく表明した。

日本は南シナ海問題の歴史経緯についてわかっているはずだ。第二次世界大戦期間、日本は曾て一度中国の南シナ海諸島を侵略占領した。日本の敗戦後、中国は取り戻した。第二次世界大戦後の国際秩序を確立した「カイロ宣言」と「ポツダム宣言」等の国際文書はこれについて明確な規定がある、日本も何度も「ポツダム宣言」関連規定を順守する約束をした。日本は戦後の国際秩序を尊重しなければならない。日本側が真に中日関係と地域の平和と安定の大局から出発して、南シナ海問題で火をつけて風を煽るやり方を反省し、南シナ海問題に手を出し大げさに騒ぎ立てる事を停止し、間違った道をどんどん遠くへ行かないよう希望する。

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