柯文哲台北市長「2016年海峡両岸青年論壇-台湾行程開幕式」に出席

台北市の新聞稿から(長いので一部)


海峡両岸青年論壇-台湾行程開幕式に出席 柯文哲:両岸は違いはあるが、善意の交流には影響しない
發布機關:臺北市政府秘書處
發布科室:媒體事務組
發布日期:2016/7/25

台北市長柯文哲は25日「2016年海峡両岸青年論壇-台湾行程開幕式」に出席し、挨拶で特に彼の政治理念ー正義社会、文化都市、コミュニティー建設、弱者への思いやりと持続可能な運営を説明した。柯文哲は両岸間は確かに違いはあるけれども、お互いの善意の交流には影響しないと信じていると強調した。

柯文哲は言った、「以前地位が変われば考え方が変わったと言う悪口があった、実際地位が変わったら考え方は変えなければならない、これはその地位に対して責任が生じるため、その地位に変わった後考え方は変えなければならないからだ。しかし「変わる」中にもいくつか変えることはありえない原則がある、政治は変えることができる、方法は変えることができる、しかしいくつかのものは変えることはあり得ない、それは「信念」と「価値」だ。信念と価値は維持し続ける、政策、方法は変えることができるが、私の希望する政治は正義の社会、文化都市、コミュニティー建設、弱者への思いやり、持続可能な運営でなければならない」

「世界には絶対的な正義はなく、実際完璧にやり遂げる方法というものもないけれども、しかしそれは一つの理想で、一つの努力目標だ。いつも多くの人が私にいくつかのことでは完全な正義を達成する方法はないと言う、わかっている、しかし完全な正義を達成する方法がないからといって、すすんでそれを捨て去ってはいけない。私は以前台湾大学でいつも言っていた、もし本当のことを言ったら引きずり出されて銃殺されるなら、本当のことを言わなくても許される。しかし実際は、現在の我々の社会ではそんな酷いことにはならない、通常本当のことを言ってもせいぜい白眼視されるか或いは人を不愉快にさせるくらいだ、だからみんな心の中で自己規制しているにすぎない。私は本当のことを言う或いは誠実に事をなすは基本的信念だと考えている」

柯文哲は続けて「文化都市」について語った、「文化のようなものは一種の連続性のものだ、台湾は一つの文明はあるしかし文化的社会はない、何故か? もし台湾の過去400年の歴史を見れば、オランダ人から明鄭の鄭成功に至り、再び清朝にいたり、日本人の統治、その後の国民党の統治、ずっと最近の台湾まで一連の公民運動、社会運動があるが、あるひとつの大きな特徴を発見できる。中国大陸の支配する王朝が変わることは、税を納める対象が変わることで、文化全体の大変革に関わることではなかった。元朝の中国統治のようなのは比較的珍しく、満清入関もまたただ頭を留めて髪を留めず、髪を留めれば頭を留めず等の精神上の屈服以外には、基本的にずっと清朝まで、全体的な思想の論理、儒教文化は思想的な大きな変革にさらされることはなかった、それゆえ中国大陸の王朝変遷において、いつも変わるのはただ納税の対象だけで全体の魂の改革には至らなかった」

「しかし台湾では同じではなかった、オランダ人から鄭成功になって、鄭成功が台湾に来てはじめにしたことは聖書を焼いて、教会を焼き、西拉雅語を全部壊し、過去の文化を否定した。ただ納税の対象を変えただけでなく、魂を差し出す対象を変えたのだ、清朝は明朝に対しても一律否定した。日本が台湾に来てからは更に言うまでもない、皇民化運動或いはいろんな運動にかかわらず、あなたが過去信じていた物を壊した。国民党が台湾に来て以後は、ついでに一つ挙げれば、日本の台湾統治は50年だったが、今日台湾省では完全な神社はなく、国民党が台湾に来て霧社の桜は切り倒され梅に植え替えられた、神社を全部掘り壊した、その後中華民国になってから30年間台湾には高校の校長には一人の本省人もいなかった、そこで進んだのは精神上の屈服であり、すべての過去の否定だった」

「最も典型的なのは私の祖父だ、私の祖父は1895年に生まれた、生まれたのは日本人としてだ、生まれが日本人なのは別に彼の責任ではない、彼はその時代を生きた、だから彼は日本の本を読み、台北師範に学んだ、そこにあるのは日本人としての論理だ。しかし彼が50歳の時、台湾は光復した、祖父にとって衝撃は大きかった、何故か?それは彼が過去に信じてきたものがすべてひっくり返されたからだ、それゆえ彼には二つの道が残っていた、一つは自己を汚し、自己批判し新しい時代に生きていく。別の道は時代の奔流の中に犠牲になっていく、それゆえ彼は後になぜか捕まり、暴力を振るわれ3年後死んだ。だからもし突き詰めて考えればだんだんと見えてくる、台湾の過去400年の歴史は文明はあっても文化はない、いつも国民党が言うのは彼らが上海から黄金を持ってきて、その後台湾はやっと経済発展したのだと、しかし実際は、民国34年(1945年)においてもし平均電気使用量、GDP、どの経済指数を使って比べても、台湾はすべての華人地区において最も高い地域だった、台湾は当時においても相当有名だったのだ、しかしそこには文明はあっても文化はなかった、50年の間隔があったため、台湾の歴史は全て一度断ち切られていったのだ、且つ毎度の(政権による)断絶は、各世代の台湾人に自己を汚す自己批判を強い、そうしてなんとか時代に順応し生き延びることができたのだ」

「それゆえ私は考える、如何にして一つの文化のある都市を打ち立てるか、これは台北市が持ち続けなければならない、現在台南と高雄の蒋介石の銅像はほとんど撤去されている*、しかし台北市は一つも撤去していない、何故か? 私が『歴史は歴史』、そのような事をする必要はないと考えているからだ。特にそれを喜ばず、それに同意しなければなおさらそれを許容(原文は容忍)しなければならない、自由の基礎は許容(自由の基礎に対応するなら寛容と訳すほうが良かったが面倒なので許容で統一する)だ、そこにこそ自由な社会を打ち立てるやり方がある。それゆえ文化を形成する基礎は許容だ、それゆえ市政府のように蒋介石の銅像を撤去するよう主張するはずがない、必要ない(所以像市府就不會主張去拆蔣公銅像,不需要,)、それは歴史の一部分だから、あなたはそれを喜ばなくてもよいし、それを認めなくてもよい、しかしあなたはそれを許容しようとするべきだ、あなたはそれを過去の歴史の一部分と見なせばそれでよいのだ。許容を通すことのみで一つの文化を打ち立てることができる、文化が連続していきさえすれば、断絶するはずがない、これが私の第二の政治上の理念ー『文化都市』だ」
*)台南市、学校から蒋介石像を全面撤去へ 中央社
台南、高雄は民進党の大物頼清徳、陳菊が市長を務めている。頼清徳市長は柯文哲と共に将来の総統候補と言われている。
(ここまででこの新聞稿の5分の1ぐらい、IQ157とされる市長の話しが続くが、以下略)


20160725 海峽兩岸青年論壇 柯再喊兩岸一家親 (凱擘大台北數位新聞 ) https://www.youtube.com/watch?v=6L6E-5M_VCo
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントを残す

Secret


タグリスト

プロフィール

suiyuetui

Author:suiyuetui
FC2ブログへようこそ!
ネット上でのフィルターのかかってない日本語資料になれれば幸いです。
要約と著作権の関係はここここを参考にしています。
公人の声明、演説などの著作権が発生しないものを扱う記事が自然に多くなっています。
なおこのサイトはリンクも引用も自由にどうぞ。

注意しておきたいのは中国(台湾ではない)は中国共産党の独裁国家で日本のような言論の自由もありません。日本や西側各国では自由と民主の理念のおかげで様々な意見や情報を発信したり或いは見比べて比較検討して自分で判断することはほぼ可能でしょう。それこそ日本や西側の素晴らしいところでこれからも守っていかなければなりません、このサイトもその一助になれれば幸いです。そういう判断材料を提供したいという思いから、このサイトでは一次資料を掲載する場合が多いです。しかし特に中国の公式発表等は中国共産党の党員による中国政府(中国共産党)の一方的なプロパガンダという面もあります(その他ウソ、はったり、脅し、罵詈雑言なども多い)。読む方もその一方的なプロパガンダ(や、ウソ、はったり、脅し、罵詈雑言等)の混じる文だけを見るのではなく、反対意見等を(例えば尖閣問題)、普段から読んで知っている或いは知らなければ自分で探してみる等の常識を持って読む必要があるのは当然です。また中国へのリンクは貼りません。urlは書いていますが中国には巨大な監視検閲網があるのを前提で自己責任でアクセスしてください。
メディア・リテラシー Wikipedia
Cookieを使わずにユーザーを追跡する仕組みが普及しつつある スラド

最新記事

月別アーカイブ(タブ)