蔡英文総統の支持率がやや低下

蔡英文総統が就任してから2ヶ月が経った。台湾の世論調査で蔡英文総統政権に対する支持率がやや下がったと各メディアで取り上げられている。
最新民調:56%民眾滿意蔡英文施政 自由時報
結果は蔡英文施政への満足度は55.9%、一ヶ月前に比べると、12%下がり、就任時に比べると14%下がった。細かく言うと「彼女が国家の大事を処理するやり方、重要な人事調整と政策をを含む」に賛同するかどうか? という質問に対して15.3%が非常に賛同する、40,6%がまあ賛同する、16.1%があまり賛同しない、5%がまったく賛同しない、23%がわからない。政党支持では30.4%が民進党、16%が国民党、14.9%時代力量、7%新民党、1.9%新党、1.6%台連、1.3%緑党、22.1%なし。

この結果に対する各メディアの分析がそれぞれ出ている。
蔡英文民調 兩月跌14趴 蘋果日報
では調査団体の台湾民意基金会代表で民進党の元副秘書長游盈隆氏が、支持率下降は総統への注意報だ、第一原子力発電廠1号機の再開、南シナ海仲裁裁判判断、ミサイル誤射死亡事件、等の問題が政府に傷をもたらした、と分析したと伝えた。また司法院の正副人事も影響が出てくるかもしれないと言った。招かれていた前国策顧問金恆煒氏はこれからも下がるかどうか観察する必要があると言った。同じく招かれていた元新党(中国大陸との統一を唱える政党)議員の楊泰順教授は中国との関係が原因だ、九二共識を認めないからだと言った。台大政治系教授葛永光氏は十分な準備期間があったのに就任後次々問題が起き、柯文哲台北市長と同じように政治闘争が目立つので中間派の選挙民が失望したと言った。また民進党や国民党の議員は最近の一例一休への反発、太平島への立場が曖昧などが影響したと言った。

小英民調跌14% 朝野立委認為受兩件事影響 自由時報
では蘋果日報を引用して、議員の言葉を載せている。

總統民調下滑 學者:兩岸政策影響 中央社
国営通信社の中央社は楊泰順教授の言葉を載せて、中国との関係を強調する意見を載せていた。

有望成第二大黨?最新民調:時代力量喜好度追平國民黨 風傳媒
の記事では政党に対する調査を細かく分析し、45%が民進党支持、31%が中間派、国民党は2割に満たない人が支持としている、国民党の支持率は過去最低となり、時代力量党(台湾人民族主義政党)が国民党の支持率に近づいているが、将来国民党に取って代わるかもう少し観察する必要があると言っている。

綠智庫民調 蔡英文支持度降14% 聯合報
執政2個月 民調:蔡英文聲望跌14個百分點 中時電子報
台灣民意基金會公布最新民調 蔡英文支持度較上月大跌12個百分點 風傳媒
蔡英文支持度下滑12% 國民黨團:民調會繼續探底 nownews
蔡総統の支持率低下 「対中国大陸政策が影響」=台湾学者 中央社
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