「2016台北上海都市論壇」に中国共産党が参加

23日に台北市で「2016台北上海都市論壇(forum)」が開かれるが、上海側からは市長や副市長は参加せず、中国共産党上海市委員会の常務委員と統一戦線工作部長を兼任する沙海林氏が代表となる。
上海市の訪問団長に中国共産党市委の工作機関トップ 台北市との交流行事出席へ 中央社

台北市の今日の新聞稿から


台北市が二都論壇を開催 柯文哲:「民間先行 政府が支える」の概念を継続し 民間参加の部分を拡大する
發布機關:臺北市政府秘書處
發布科室:媒體事務組
發布日期:2016/8/12

台北市長柯文哲は今日(12日)台北市105年度公立幼稚園院長と園主任会議に参加し、会の前メディアの取材を受けた。

問:2016台北上海都市論壇は上海側が中国共産党上海市委員会の常務委員沙海林先生が団を率いて参加する、台北市政府は受け入れることができるのか?

柯文哲:2016台北上海都市論壇の日程は双方が何度も調整して、本来は台北市は楊雄市長が来台するよう要請した、しかし楊雄市長は既に20日から28日アメリカ訪問を手配しているため出席できない。台北市はまた副市長の出席を聞いた、しかし相手方は台北市に対する尊重を表すため上海は副市長級より高い常務委員沙海林先生を参加させると表明した。上海側としては沙先生の二都論壇派遣は、彼らの誠意を表すためだ。我々は対岸の政治制度をあまり理解していないかもしれない、ただ大陸は党が政治を指導しているため、党の職務は台北市政府の職務より高い、だから上海としては彼らが職級が比較的高い沙海林先生を二都論壇に参加させるのだ。

問:沙海林先生の統一戦線工作部長の身分についてはどう取り扱う。

柯文哲:これについては既に上海市に質問を提出した、相手方は沙海林先生が比較的よく台湾に来ていて台湾内部の事情に通じているため派遣したと表明した。上海側の決定を尊重する。

問:市長と対等ではないのではないか?

柯文哲:台北市は二都論壇に同じクラスの副市長を出席させる。市長自身に関しては、主催者と晩餐会の主人としての身分で参加する。協力備忘録の調印部分については、副市長によって処理させる。

問:上海市長楊雄市長が二都論壇に参加しなかったのは、柯文哲の支持率が下がったからではないか?

柯文哲:520(蔡英文就任)後、上海市も長い間考えて二都論壇にどう対応するか決定した、ずっと現在まで大陸の省、市、職務を持つ官員は台湾との交流をほとんど止めているため、沙海林先生がたぶん520後台湾に来た最高の職級の大陸官員だ。

問:2016台北上海都市論壇がずっと決定できなかったのは蔡英文政府と関係があるのか?

柯文哲:台北と中央はどちらも政治機構だけれども、しかし中央の駆け引きは我々の知るところではない(原文は雖然說臺北和中央都是主辦單位,但雙方的過招都不是我們可以知道的)。

問:沙海林が論壇に参加すると、台北市は争いが起こるのではないかと心配ではないか?

柯文哲:(柯文哲笑いて曰く)実際は相手方が台北市よりも緊張しているのではないか、私は理性的な態度で向き合わなければならないと考える。四つの相互、相互認識、相互了解、相互尊重、相互協力を基調とする。両岸一家が親しくするは両岸一家が仇になるよりはよっぽどいいだろう、それゆえもし相手方が人を派遣したいと言ったら、台北市は礼を受ければ礼を返さなければならない。

問:都市論壇期間争いが起きて治安の心配が増えるのでは?(關於在城市論壇期間增加維安以因應抗爭一事)

柯文哲:台湾では争いがいつもある、だから我々は慣れっこだが、相手方はあまり慣れていない。

問:沙海林先生が統一戦線工作部長として論壇に参加するのは印象がよろしくないのでは?

柯文哲:統一戦線工作部は台湾では悪名だが、大陸ではあたりまえの名前だ、つまりこれは双方の文化が懸隔しているということだ。

問:2016台北上海都市論壇は5つの主題の他どんな議題があるか?

柯文哲:主なのは去年の概念の継続、「民間が先行し、 政府が支える」。それゆえ台北市政府は民間の構成部分をできるだけ増やし、政府はただ台北と上海の架け橋の役を果たす、両岸の民間活動を自発的に更にどう活発化させるかの鍵はまず交流を促進すること(所以北市府還是會盡量讓民間的成份加大,政府僅扮演臺北和上海兩邊的橋梁,看怎麼讓兩岸的民間活動自發的辦得更好,關鍵還是要先促進交流)。520後の両岸交流は凍結状態だ、雪解けの場所が必要だ。
(以下略)


雙城論壇將登場 上海代表層級創新低-民視新聞https://www.youtube.com/watch?v=QJfkbgtrcD0
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