2016年10月21日中国外交部記者会見ー日本関連抜粋(中国フィリピンとの関係改善をもとに日本を牽制する反応)

2016年10月21日中国外交部記者会見ー日本関連部分の抜粋(中国フィリピンとの関係改善をもとに日本を牽制する反応)
http://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1407728.shtml 中国外交部


問:日本の共同通信社は、中国フィリピン両国指導者が南シナ海争議を棚上げすることについて合意したことに対して、日本政府は憂慮を深め、フィリピンが仲裁裁判の裁決を尊重するよう促すつもりだと報道した。別の報道によると、日本の菅義偉内閣官房長官は昨日、南シナ海問題は国際社会共通の関心の問題だと表明し、安倍首相はドゥテルテ大統領の訪日期間にフィリピンが引き続きアメリカ、日本と協力を強化するよう促したいと希望している。中国側はこれに対して何か論評は有るか?

答:我々は関連報道に留意している。日本側のこれらの言論は「時代の潮流を知らない」という言葉を思い起こさせる。中国フィリピン関係は全面的に改善発展し、南シナ海問題が二国間の対話と協議で解決する正しい軌道に戻ることは、中国フィリピン両国人民の共通の根本利益に合致し、地域の平和と安定に役立つ。日本側の少数の人はいつも地域の平和と安定を口にするが、当地域の平和と安定が本当に実現しようとする時、彼らは逆に心配し不安になっている。日本側がこのように南シナ海問題への介入に精を出すその下心は誰もがわかっている。どんな客観公平な人であってもこれについてははっきりとわかると信じる。我々は日本側が地域の国家間において挑発離間の離間をはかる言行をただちに停止し、地域の平和と安定のため建設的な働きを真に発揮するよう促す。


平成28年10月20日(木)午後-内閣官房長官記者会見 4分ごろから
岸田外務大臣会見記録(10月21日9時30分)外務省


【フジテレビ 藤田記者】現在,中国を訪問中のフィリピンのドゥテルテ大統領が会見で,アメリカとは軍事的にも経済的にも決別するという発言をしています。日本にとってもこの地域での安全保障上,フィリピンとアメリカの関係が悪化することは,ふさわしくない,良くないという考えかと思いますが,この発言を受けてどのような受け止めをされているでしょうか。

【岸田外務大臣】ドゥテルテ大統領,様々な発言をされておられます。様々な発言について様々な評価がされていますが,我が国としては,来週,ドゥテルテ大統領のご訪日を予定しています。是非,直接お話を伺い,意思疎通をすることが大切であると考えます。私(大臣)も初日の25日,ドゥテルテ大統領と夕食会を予定しております。直接お話をしながら,しっかり意思疎通を図っていきたいと考えます。

【読売新聞 森藤記者】ドゥテルテ大統領は習近平(しゅう・きんぺい)国家主席との会談の中で,南シナ海の問題に関して対話の道に戻ることで合意したということで,これは事実上の棚上げという見方もあります。来日を控えている中で,今後日本としてこの南シナ海問題をどう取り上げていくのかということと,この習近平国家主席との会談での南シナ海問題の対話の道に戻ることの合意への受け止め,お願いします。

【岸田外務大臣】ご指摘の点,比中仲裁判断を一時的に棚上げするということについて,中国側が明らかにしたという報道は承知しております。8月に私(大臣)はダバオでドゥテルテ大統領とお会いをいたしました。表敬をさせていただき,直接話をさせていただきました。その際には海における法の支配の重視ということで一致をしております。いずれにせよ是非,来週,ドゥテルテ大統領をお迎えした際に,日本側としましても,しっかり意思疎通を図ることをしていきたいと思います。私(大臣)も先ほど申し上げましたように,夕食会等で直接お話をする機会があります。しっかりと意思疎通を図っていきたい,このように思います。

【時事通信 市川記者】安倍総理とドゥテルテ大統領との会談の中でも,南シナ海問題で中国に対して,一致して対応していくことを求めていかれるのでしょうか。

【岸田外務大臣】先ほど申し上げましたように,これまでも日本とフィリピンの間においては,海における法の支配の重要性については一致をしていると考えています。そして来週,首脳会談でどんなやり取りをするのかということについてですね,私(大臣)の立場から首脳会談での中身について,何か予断を持って申し上げるのは控えるべきだと思います。いずれにしましても,首脳間でしっかりとした意思疎通を図ることは大切であると考えます。忌憚のない意見交換が行われることを期待したいと思っています。


来週フィリピンのドゥテルテ大統領来日 安倍首相は信頼関係築けるか Newsweek
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントを残す

Secret


タグリスト

プロフィール

suiyuetui

Author:suiyuetui
FC2ブログへようこそ!
ネット上でのフィルターのかかってない日本語資料になれれば幸いです。
要約と著作権の関係はここここを参考にしています。
公人の声明、演説などの著作権が発生しないものを扱う記事が自然に多くなっています。
なおこのサイトはリンクも引用も自由にどうぞ。

注意しておきたいのは中国(台湾ではない)は中国共産党の独裁国家で日本のような言論の自由もありません。日本や西側各国では自由と民主の理念のおかげで様々な意見や情報を発信したり或いは見比べて比較検討して自分で判断することはほぼ可能でしょう。それこそ日本や西側の素晴らしいところでこれからも守っていかなければなりません、このサイトもその一助になれれば幸いです。そういう判断材料を提供したいという思いから、このサイトでは一次資料を掲載する場合が多いです。しかし特に中国の公式発表等は中国共産党の党員による中国政府(中国共産党)の一方的なプロパガンダという面もあります(その他ウソ、はったり、脅し、罵詈雑言なども多い)。読む方もその一方的なプロパガンダ(や、ウソ、はったり、脅し、罵詈雑言等)の混じる文だけを見るのではなく、反対意見等を(例えば尖閣問題)、普段から読んで知っている或いは知らなければ自分で探してみる等の常識を持って読む必要があるのは当然です。また中国へのリンクは貼りません。urlは書いていますが中国には巨大な監視検閲網があるのを前提で自己責任でアクセスしてください。
メディア・リテラシー Wikipedia
Cookieを使わずにユーザーを追跡する仕組みが普及しつつある スラド

最新記事

月別アーカイブ(タブ)