2016年10月中国国防部定例記者会見-日本関連抜粋

2016年10月中国国防部定例記者会見-日本関連部分の抜粋
http://www.mod.gov.cn/jzhzt/2016-10/27/content_4754432.htm 中国国防部
http://mil.sohu.com/20161027/n471578731.shtml 捜狐軍事


時間:2016年10月27日15:00-16:20
場所:国防部国際軍事合作弁公室
発布人:国防部新聞局副局長、国防部新聞発言人呉謙上校(大佐)

記者:フィリピンのドゥテルテ大統領は訪中期間に、南シナ海問題を対話と協議の軌道に戻すことについて合意した。お聞きするこれに対して何か論評はあるか? 第二の質問、メディアの報道によると、南海艦隊海軍航空兵第9師某団が既に永興島(永興島は中国語、ベトナム語ではフーラム島、英語ではウッディー島)の飛行場に進駐しているという、関連状況を紹介できるか?

呉謙:第一の質問に関して、私は軍隊の角度から特に中国フィリピン両軍関係の角度から回答したいと思う。中国フィリピン両軍関係の健全安定的な発展は、両国人民の根本利益に合致し、またこの地域の平和と安定に役立つ。両国軍隊は習近平主席とドゥテルテ大統領が成立させた重要な共通認識を真剣に具体化し、妨害を排除し、違いをコントロールし、相互信頼を積み上げ、交流と協力を強化し、両国関係の発展のために積極的な貢献をする。もしあなたが私に最近の中国フィリピン両軍関係を評価してほしいなら、私が言いたいのは、山また山、川また川というような苦しい経験をなめ尽くしたけれども、我々は柳の揺れる静かな木陰、花が明るく咲き誇る場所にたどり着くだろうと期待しているということだ。

第二の質問に関して、私は部隊配備の具体的状況を披露する権限を授けられていない。ただ強調しておきたいのは、西沙群島は中国領土で、中国側に自国の領土上で軍事的配備を進める権利がある。

記者:第二の質問、最近日英両国の戦闘機が初めて合同演習を行っている、またこれは日本の航空自衛隊が初めてアメリカ以外の国家と本土で行う合同演習だ。英国のファロン国防相は、日英合同軍事演習は日本がアジアで英国の最も親密な安全保障協力のパートナーであることを表していると言った。お聞きするこれに対して何か論評は有るか?

呉謙:第二の質問に関して。中国側は関係国が二国間の軍事協力を展開する時、第三国の利益を損なわないように、地域の平和と安定に影響を与えないようにと一貫して主張している。

記者:米韓は最近開いた「2+2」外相と国防相の会議で、アメリカが韓国に戦略兵器を常時循環配備することについて合意できなかった、費用の分担の問題が主要な原因だという。しかし別の面では、米韓は定期的に米日韓三カ国弾道ミサイル探知追跡演習を行うことで合意した。お聞きするこれに対して何か論評は有るか? 第二の質問、日本の防衛省は今月中旬、外国の軍機の領空侵犯を防ぐため、日本の航空自衛隊機が今年4月から9月の間に緊急発進した回数が594回に達し、その中で中国軍機に対応した回数が最多だったと公表した。お聞きするこれに対して何か論評は有るか?
平成28年度上半期の緊急発進実施状況について 統合幕僚監部 PDF文書

呉謙:まずあなたの第一の質問に回答しよう。現在の半島情勢の下、どのような軍事同盟を強化拡大するやり方も、ただ対立を激化させるだけで、問題の解決に役立たず、地域の平和と安定に役立たない。我々は関係国が半島の平和と安定に役立つことを多くなし、その反対のことをしないよう希望する。

あなたの第二の質問に関して。我々は関連報道に留意している。指摘する必要があるのは、中国軍機の関連飛行活動は、完全に国際法と国際慣例に合致している。しかし近年来、日本の自衛隊艦艇と軍機の中国に対する偵察パトロール力は絶え間なく大きくなっている、この種の中国に対する高頻度の偵察は、中国側の日常訓練活動の重大な妨害であり、中国の安全保障に損害を与えている。更にひどいのは、日本の自衛隊機が中国の飛行機と遭遇した時、火器管制レーダーのスイッチを入れ、赤外線妨害弾を投下する等の本職とは思えない危険な挑発行為を取り、中国側の飛行機と人員の安全を危険に陥れた、これが中日海空安全の問題を引き起こした根本原因だ。我々は日本側が責任を持った態度で、海空事故と不測の事件の発生を避け防ぐ措置を取るよう希望する。

記者:中日高級事務レベル海洋協議は9月日本の広島で開催された、双方は年内に第6回協議を開催することで原則同意した。お聞きする第6回協議は具体的にいつ開催されるのか? 中日海空連絡メカニズムに進展はあるのか? 第二の質問、フィリピンのドゥテルテ大統領は日本訪問期間中、フィリピン側の南シナ海仲裁裁判問題での立場は変わらないと言った。お聞きするこれに対してどう論評するか?

呉謙:中日高級事務レベル海洋協議に関しては、現在私は発表する情報を持っていない、あなたに主導する部門に問い合わせるようアドバイスする。中日防衛海空連絡メカニズムに関しては、我々は日本側ができるだけ早く話し合いの障害を取り除き、早期合意に努力するよう希望する。

第二の質問に関して、さっき私は中国フィリピン両国軍事関係の角度から詳しく述べた。外交の角度からどう見るかは、あなたが外交部の発言人に聞いてみるようアドバイスする。

記者:第四の質問、ドゥテルテは訪日期間中日本と軍事と経済協定に調印した、この前日本はフィリピンに10隻の巡視船を売った。お聞きするこれに対して何か論評は有るか?

呉謙:第四の質問に関して、我々は関係国間の軍事協力は第三国を狙ったものであってはならず、地域の平和と安定を損なうものであってはならないと一貫して主張している。指摘しておかなければならないのは、域外の国家は地域内の問題に介入するべきでなく、地域の平和を守る事を多くなす者となり、壊す者となってはならない。

記者:日本は今月ジブチの軍事基地を拡張するよう再度提示した、またこれを通してインド洋での影響力を拡大することを希望している。お聞きするこれに対して何か論評は有るか?

呉謙:第一の質問に関して、我々は関連報道に留意している。歴史的原因に由って、日本の軍事安全保障分野の動向はアジアの隣国と国際社会の強い注目を浴び続けている。我々は日本側が歴史の教訓を汲み取り、時代の潮流に順応し、真に平和的発展の道を歩むよう希望する。

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