中華民国の退役将校が中共習近平総書記の講話に出席

台湾国民党系の退役中将で元陸軍副総司令の呉斯懐氏が中国に行き、孫文生誕150年記念の大会で習近平主席の講話を聞く姿がテレビの放送に流れ、台湾の自称退役将校がマスコミに訴えることで苦言を呈した。この行為に民進党議員は非難したが、国民党の議員は文化的な行事なのでいいのではないかと言った。
国民党3
右下の額の広い人が呉斯懐退役中将。画像はyoutubeから
習近平講話中 赫見吳斯懷等我國退將在座 聯合報
我國退將吳斯懷等人赴中 竟出席中國官方活動 自由時報
習近平紀念孫中山講話 赫見吳斯懷等台灣退將聽訓 蘋果日報

台湾の国民党寄りの聯合報が報道しそれを他のメディアが報道している。聯合報に知らせた退役将校は「我々は呉副総司令らの大先輩達に、年金制度を勝ち取るために多大の努力をしてもらったことには感謝している。しかしこの時期に中共公式の「孫中山先生生誕150年記念」活動に参加することは適切か? 何を考えているんだろうか?」と訴えた。

この事実を知った立法院外交国防委員会の民進党の蔡適応議員は「退役将校は今なお国家からお金をもらっているし、過去国を守るため戦ってきた、しかし今対岸の公式行事に参加している、これらの人の心には台湾はなく、中華民国も捨て去っている、彼らが過去軍にいる時心の中に国家はなかったのではないか」と言った。

同じ外交国防委員会の国民党の馬文君議員は「両岸は敵対関係ではあるけれども、両岸の交流は頻繁で、中国の国父記念行事に参加したのも情のなせる技だろう。台湾は現在大陸との交流活動が冷え込んでいるので、いいのではないか」と言った。

呉斯懐元副司令は記者から聞かれて始めは「答える必要はない」と言ったが。その後記者に対して、携帯かスマホで「孫中山先生は中華民国の国父だ、大陸は先生を偉大な革命先行者と尊称しており、国父孫中山先生生誕150年記念大会に参加した。国父が創建した中華民国の歴史を偲び回顧した。イデオロギーによる解釈は必要ない、ただの論壇参加後の日程の一つだ」と言った。

呉斯懐元副司令の名前はこのブログの先日の記事中華民国陸軍軍官学校校歌に「党旗飛舞」の歌詞変更問題でも出てきた。

追記 その後の調査で32名の退役将校が同行していたことがわかった、その他国民党の前副主席詹春柏、前秘書長許水徳、世盟総会長饒穎奇等も参加していた。
退將赴陸聽習演講 國安局:共32位 中央社
國民黨大老、退將赴陸 林全:不是很恰當 蘋果日報

《纪念孙中山先生诞辰150周年大会特别报道》 20161111 | CCTVhttps://www.youtube.com/watch?v=0UiQnYOuiro


孫文生誕151年、「正当な継承者は国民党」 洪主席が習近平氏に反論 中央社
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