台湾の洋画家頼傳鑑氏に文化大臣が哀悼の意を表明

台湾の洋画家頼傳鑑氏が去年の12月27日に亡くなった。1日の文化部の新聞稿で文化部の部長(大臣)が哀悼の意を表明している。中国語版のwikipediaによると、「1926年(大正15年、昭和元年生まれ)1934年武蔵野美術大学留学、戦後帰国、中学美術教師。曾て中華民国油絵学会常務理事、台陽美術協会評議委員、全国美展評審委員、全省美展評審委員及び顧問を務める。画家としての生涯は写実主義から始まり、第二次大戦西洋絵画の流れの刺激を受け、印象主義に転向、色面分割の手法を運用し、半抽象風の作風を創造した。著作の『天才の悲劇』、『巨匠の足跡』で台湾に西洋芸術史を紹介し、60年代の美術青年に深い影響を与えた」とある。


ベテラン画家頼傳鑑の逝去 文化部長鄭麗君は深い哀悼の意を表明する
2017-01-01

烽火の下で成長した台湾の先輩芸術家頼傳鑑が、105年12月27日に亡くなった。文化部鄭麗君部長は訃報を聞き深い哀しみが尽きなかったが、芸術発展司とその所属の国立台湾美術館にできるだけ家族の葬儀手配に協力するよう指示した。

頼傳鑑は芸術と文学どちらでも出色の作品があり、曾て1985年中山文芸創作奨を獲得し、1989年呉三連芸術奨を得、1990年林本源文化教育奨を得た。頼傳鑑の芸術の成果を顕彰するため、国立台湾美術館は2012年と2015年別々に美術家伝記叢書と記録フィルムを出版した。

1926年桃園中壢に頼傳鑑は生まれた、1943年中学を卒業後日本に行き、武蔵野美術学校に進んだ、すぐに日本の敗戦投降に逢い、やむを得ず急いで荷物をまとめて台湾に帰った。頼傳鑑は戦乱と生活の劇変を何度も経験したけれども、しかし愛する芸術創作を放棄しなかった。最も得難いのは彼の生来に近い一種の執着だ、青年時期に謹厳な態度で芸術創作と理論研究に従事し、とりわけキュビズムの研究に対して、彼は五、六年の時を費やし総合的にキュビズムの物体変形と画面構成、主観的で簡素な色彩の研鑽に励み、その後の創作の基礎となった。

頼傳鑑の一生の作風は多様で、その創作で希求したことは自然と生活環境を通して、感ずる所思うところをイメージと色彩に転化し、調和の取れた陽光と色彩の有情の世界に解釈し、心の面の最も真実の形象と感覚を示した、これは台湾美術史上代表的な先駆的芸術家だ(原文は賴傳鑑ㄧ生創作風格多樣,而其創作企求的是透過自然以及生活環境,將所感所思轉化為意象與色彩來詮釋和諧的、陽光與色彩的有情世界,呈現出心靈層面最真實的形象與感觸,是台灣美術史上具代表性的前輩藝術家。)。


臺灣前輩藝術家賴傳鑑
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「鹿苑長春」,1980,國美館典藏
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「豐濱海岸 冬日」, 2006
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画像は新聞稿から
桃園之美-西畫C04-賴傳鑑 https://www.youtube.com/watch?v=XXLcPDAMsxc
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