2018年2月9日中国外交部記者会見-日本関連抜粋(台湾東部花蓮市等での地震への日本側のお見舞い)

2018年2月9日中国外交部記者会見-日本関連部分の抜粋(台湾東部花蓮市等での地震への日本側のお見舞い)
http://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1533521.shtml 中国外交部


問:我々は数日前、台湾花蓮で発生した地震の後、日本のごく少数の政府要人が台湾側にお見舞いを表明したが、しかし公然と台湾の所謂「公式職掌」で台湾当局者を呼んだことに留意している*。中国側はこれに対してどう論評するか? もう日本側に申し入れをしたか?
*)台湾東部で発生した地震に関する河野外務大臣発李大維外交部長宛てお見舞いメッセージの発出 外務省
>本7日,同日午前0時50分頃(日本時間)に台湾東部の花蓮市で発生したマグニチュード6.4の地震について,河野太郎外務大臣から李大維(り・だいい)外交部長に対して,以下のお見舞いメッセージを発出しました。

答:台湾花蓮で発生した激しい地震の後、大陸の各界は非常に気にかけている。国台弁主任張志軍は既に花蓮地震被災地区の同胞にお見舞いを表明し、また救援隊を台湾に派遣し災害救助をしたいと表明し、すぐに各方面に必要な援助を提供したいと表明した*。
*)日本特別扱いに中国反発=台湾地震の救援めぐり YAHOO!

私が強調したいのは、日本側が被災者の救済お見舞いの名を借りて国際的に公然と「一中一台」を作り出している、そのやり方は一つの中国の原則に背き、日本側が台湾問題でなした約束に背いており、中国側はこれに対して極めて不満であり、既に日本側に厳正な申し入れをした、ということだ。

我々は日本側が中日の四つの政治文書が確定した原則をしっかりと厳守し、直ちに間違ったやり方を是正し、中日関係に新たな障害を作り出さないよう促す。



台湾東部地震の被災状況の中の死傷者は2018/02/09 20:38現在で死者12人、負傷者279人、不明5人となっている。不明の5人は中国からの旅行客の一家5人だ。蔡総統はtwitter上で亡くなった数名の中国人の家族に御見舞を述べ、不明の中国旅行客の救助を決して諦めてはいないと書いた。また人道救援の上では両岸に距離はない、最大限の努力をすると簡体字で書き込んだ。
花蓮地震

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2018年2月1日中国外交部記者会見-日本関連抜粋(中国外交部 vs. 産経新聞)

2018年2月1日中国外交部記者会見-日本関連部分の抜粋(中国外交部 vs. 産経新聞)
http://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1531078.shtml 中国外交部


問:第一、今日、新華社が日本で日本語版のサービスを開始した。国家政府或いはメディアが対外的にニュース発信を強化するのは自然で、正当で、当然歓迎されるべきだ。しかし中国では、大部分の西側メディアのサイトと日本のメディアのサイトはどれも閲覧できない。これは対等の原則に基づくべきだ。中国側はこれについてどう答える? 第二、日本企業の無印良品が公表した商品カタログが地図の問題のため撤回を命令された。中国地図管理条例の規定では社会に公開される地図は行政部門の審査を受けなければならない、しかし簡単な地図は例外だと表してある。私の理解では、無印良品が公表した地図は当企業の商品数量を表そうとしたもので、地理を専門的具体的に表そうとしたものではない。外国企業にとって、この規定の基準は曖昧だ。そのあなたの後ろの地図も審査を受けたのか? 第三、最後私は少し説明したい、あなたが1月30日に「駐華外国記者協会(FCCC)」報告に対する態度表明に関して、あなたはもし報告内容に賛同する記者がいれば挙手をするよう提起した*、しかし「産経新聞」の記者は当日記者会見に参加していなかった、今私は報告内容への同意を表明する、私は報告の中に挙げられたいくつかの状況を私自身が経験したことがある、我々はこの前も中国側がいくつか改善するよう希望すると表明した。これが我々のこの問題に対する立場だ。
*)今日の15時07分に人民網に30日に誰も手を挙げなかったと日本語記事が掲載してある。おそらくこの問答を載せるため連動して急いで書き込んだのだろう。http://j.people.com.cn/n3/2018/0201/c94474-9422694.html
youtubeにあった30日の様子
外交部记者会罕见一幕!华春莹三问外媒 现场一片沉默https://www.youtube.com/watch?v=D0pGdwOsEEI

答:私はあなたが毎日記者会見に来ているかどうかは知りませんが、少なくともここ数日は来ていませんね。今日あなたがこの数個の質問をしにわざわざ来たということが、ろくでもない考えで来たということだけはわかります。

第一の質問に関して、率直に言って、私はあなたの話しを聞いても全く理解できない。ただあなたの質問は明らかに外交部の業務の範囲ではない。だから、誰に問うべきか、自分で誰かに聞けばいいでしょう。

第二の質問に関して、昨日私はその問題について回答した。中国側のそれに関する立場は非常に明確だ。私は無印良品の会社が既に取材を受け*、中国側の関係部門の要求に従い処理し、各法律法規を真剣に閲読学習すると表明したことに留意している。私はあなたにも国家測量地理情報局発表の公告を見て欲しい、それは普遍的な調査で、誰彼の区別なく同等に扱い、またどの外国企業を狙ったものでもない。中国側は外国企業が中国に来て投資し協力するのを歓迎する、ただし同時に外国企業は中国で中国の法律法規を遵守しなければならない。
*)无印良品日本总部独家回应:接受中方指正,没要求日本政府介入 環球網 http://world.huanqiu.com/exclusive/2018-02/11576019.html

第三の質問に関して、中国駐在外国記者は600名近い、私は知らないのだがFCCCに属している記者は一体何人か? あなたはFCCCの報告に賛同すると言う、それならあなたはそのメンバーなのか? 私はあなたにいくつかの質問に答えて欲しい。中国駐在の外国記者は600名近い、なぜ他のメディアはあなたのその種の問題に遭遇しないのか? なぜ「産経新聞」はそのような感覚を持つのか? あなたは「産経新聞」自身のやり方は再考するに値するかどうかと考えるか? 殆どの外国記者とメディアは中国で順調に仕事と取材をし、ただあなた方「産経新聞」だけが問題があると考える時、あなた方自身が深い再考と反省をする必要があると、私は考える。

私達には、中国にいる外国記者は全て友人です。我々はあなた達にペンとレンズを通して世界に向かって立体的、全面的に真実の中国を紹介して欲しい。我々は外国記者が中国と世界の架け橋となって、中国と世界の意思疎通強化を助け、相互理解と協力を深めるよう希望する。我々は全ての中国駐在外国記者がこのために積極的な働きを発揮するのを歓迎し支持する。


河野外相と民進・小西氏がツイッターで応酬 河野氏の中国報道官とのツーショット写真が火種 産経新聞 2018.2.1 18:19
産経新聞記者の挑発に華春瑩報道官が力強く反論 人民網日本語版 2018年02月02日11:56
http://j.people.com.cn/n3/2018/0202/c94474-9423127.html
「産経記者が挑発」と中国メディア 中国の取材環境悪化 記者協会の指摘めぐり 産経ニュース 2018.2.2 20:47

2018年1月31日中国外交部記者会見-日本関連抜粋(日本企業の尖閣諸島関連問題)

2018年1月31日中国外交部記者会見-日本関連部分の抜粋(日本企業の尖閣諸島関連問題)
http://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1530625.shtml 中国外交部


問:報道によると、日本企業無印良品重慶支店が配った「2017年秋冬家具カタログ」の中の地図に問題があり、中国国家測量地理情報局が既にこれに対して処分した。日本側は今日午前これについて抗議した。中国側はこれについて何か論評はあるか?

答:私はあなたが言及した抗議がどういうものか知らない、まだその情報を目にしていないからだ。ただ私は、中国国家測量地理情報局が既に関連通達を発布し、関係企業に「問題の地図」を回収破棄するよう厳しく命令し、この種の事件の発生を断ち切る措置を採ったことは留意している。

私が強調したいのは、中国側は外国企業が中国に投資をし発展することを歓迎する、しかし中国にいるいかなる外国企業も中国の主権と領土の一体性を尊重し、中国の法律を尊重しなければならないということだ。

2018年1月30日中国外交部記者会見-日本関連抜粋(中国軍用機日本海へ進入)

2018年1月30日中国外交部記者会見-日本関連部分の抜粋(中国軍用機日本海へ進入)
http://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1530239.shtml 中国外交部


問:報道によると、29日、中国軍用機が日本の防空識別圏に進入した。日本側は、当行為は中日関係改善に水をさすと考え、速やかに中日海空連絡メカニズムを発動するよう希望している。中国側はこれについて何か論評はあるか?
中国機の東シナ海及び日本海における飛行について 統合幕僚監部.pdf
中国海軍艦艇の動向について 統合幕僚監部.pdf
河野外務大臣会見記録(1月30日8時35分) 日本外務省

答:私はあなたが言及したことについて具体的状況を把握していない。関係主管部門に問い合わせてほしい。ただ私が思うに、一国の飛行機が他国の領空に進入せず、国際法に基づきある空域で通常の飛行をすることに問題は存在しない。

中日海空連絡メカニズムに関して、我々はこの前も言った、今回の河野外相の訪中期間、中日双方は両国が海空連絡メカニズムを構築することに対して原則的に合意したことを歓迎し、早期に調印し実施することを希望した。

我々は日本側と中国側が同じ目標に向かい、実際の行動で相互信頼を高め、食い違いをコントロールし、中日関係改善の勢いを守ることを希望している。



その他
等不及了!廈門航空、東方航空宣布取消春節加班機 自由時報
この前M503航空路使用問題で台湾側が中国の航空会社の年末年始(春節)の臨時便を認めなかったが、中国の航空会社が臨時便を取りやめると発表した。帰省客はどうなるのかまでは書いていない。
この前のニュースがこれ
台湾、中国大陸2社の臨時便運航を認めず 一方的な航路運用で 中央社

2018年1月29日中国外交部記者会見-日本関連抜粋(河野外相訪中関連)

2018年1月29日中国外交部記者会見-日本関連部分の抜粋(河野外相訪中関連)
http://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1529866.shtml 中国外交部


問:中国側は日本の河野太郎外相の訪中の成果をどう評価するか? 日本側は「一帯一路」建設参加に対して前向きな態度を表明した、中国側は日本側が将来「一帯一路」に参加することは中国側にとってどういう意義があると考えるか?

答:河野太郎外相訪中に関する報道は比較的十分ある。河野外相訪中期間、李克強総理、楊潔篪国務委員が別々に会見し、王毅外相は彼と会談した。双方は中日関係と国際・地域問題について踏み込んだ意見交換をし、中日平和友好条約締結40周年を契機とし両国関係の改善発展を推進することについて合意した。現在中日関係は大事な段階にある、前向きな進展もあるし、同時に多くの妨害と障害にも直面している。日本側が中国側と共同で努力し、同じ目標に向かい、両国関係をできるだけ早く正常で健全な発展の軌道に戻すよう希望する。

最近、安倍首相を含む日本側が「一帯一路」建設についていくつかの前向きな態度表明を示していた。今回河野太郎外相も日本側が「一帯一路」建設参加、三者協力*を探求することに対して前向きな態度を表明した。我々は何度も言ってきた、中国側が提起した「一帯一路」イニシアティブは共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う原則に基づき、各国と一緒に、インフラストラクチャーの相互接続と相互発展戦略を接続することで、共同で発展し繁栄することを実現したいということだ。事実、我々が見てきたように、共に「一帯一路」を建設することは、関係国家のために更に広い発展の見通しを切り開く。もし日本側が「一帯一路」建設に参加することに対して更に開放的前向きな態度を持つなら、疑いもなく中国と日本の各自の発展と中日関係に対して前向きな意味を持つ。
*)一帯一路建設の国と中国と日本 http://www.mfa.gov.cn/web/dszlsjt_673036/t1492165.shtml

問:先週末、日本の河野太郎外相が訪中し、双方は海空連絡メカニズムの早期実施に努力することで同意すると表明した。メカニズム実施の具体的日時はいつか? 中国側首脳の日本訪問の計画はあるか?

答:中日が海空連絡メカニズムを打ち立てることは双方が相互信頼を高め、食い違いをコントロールし、東シナ海の平和と安定を守ることに役立つ。今回の河野外相の訪中期間、双方は両国の防衛部門が海空連絡メカニズムを打ち立てることで原則的に一致したことに対して歓迎し、できるだけ早く調印実施したいと表明した。

中国側の首脳が日本を訪問するかどうか或いは日本側が関心を持つ中日韓首脳会談問題に関して、我々は、ハイレベルの交流を保持することは相互信頼を高め、協力を促進するのに役立つことは間違いないと考える。中国側は日本側、韓国側とちょうどよい時に日中韓首脳会議を開催することについて密接な意思疎通を保持している。三国が共同で努力して、会議のため有利な条件と良好な雰囲気を創り、会議が前向きな成果を確かに得られるよう希望する。


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