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香港政府と台湾との殺人犯引き渡し問題

香港人の陳同佳という青年が2018年初めに台湾で女性の友達を殺害して香港に逃げ帰った問題で、香港で犯人が出所し、台湾へどうやって来るかで香港政府と台湾の間でもめている。
香港政府、台湾当局による容疑者護送を拒否 台湾が反発 中央社

蔡英文総統は今日23日、この事件に関して離島・金門で記者の取材を受け語った。総統府新聞から


その後総統は太武公墓に行き、「祭祀典礼と献花儀式」を主催し、古寧頭戰役で犠牲となった先烈を悼んだ。

典礼終了後、総統はメディアの合同取材を受け、陳同佳事件について語った、
「私は既に何度も語った、この事件では、加害者と被害者どちらも香港公民だが、私たちは何度も強調している、我々は管轄権を放棄しない。しかし香港政府が被害者の香港人のため正義を実現し管轄権を行使しようと願わない以上、この件は我々中華民国台湾によって処理する」

「この事件の犯人は、既に我々の指名手配の対象だ、彼は1人の指名手配された凶悪な容疑者だ、この事件においては、所謂自由なバックパッカーの問題はなく、逮捕するのみで、自首の問題はない」

「ここ数日ある人は政府は弱腰に過ぎると言い、ある者は私が司法の正義を顧慮していないと言った。しかし、私たちは現在各事情毎にしていることは、すべて司法の正義を拡大し、我々の主権を拡大している、『これこそが国家の主権だ』。今後続けて我々は香港政府に司法協助、特に関連する重要証拠の提供を要求する。我々は香港人の正義の実現のため、香港政府がこの事情を回避しないよう請う、私は多くの人が香港政府がこの責任を負うよう要求すると信じている」



馬英九評港府拒台押人 嗆回「雙重標準說」 NTPDT
被害者感情の優先を理由に容疑者を受け取るよう主張していた馬英九元総統は、民進党政権の主権に関わる「移送」と「引き渡し」の違い逃亡犯条例改正案に関連した政治的誘導を理由*にした容疑者の受け取り拒否の姿勢、が変わったのは選挙のためかと聞かれ、当然そうだと答えた。
*)香港人容疑者が台湾へ出頭の意向 台湾、香港政府の政治的誘導だと反発 中央社
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香港でデモのビラを配っていた青年が中国系暴漢に刺される

今日午後5時頃香港の大埔Lennon Wall前でデモのビラを配っていた青年が中国系とみられる暴漢に刺された。
香港19歲青年發傳單遭捅腹腸流 兇嫌被捕疑持中國證件 自由時報
19歲港青連儂隧道遇襲 腹部傷至見腸 ntdtv

19歳の青年が今日午後5時頃大埔 Lennon Wall 前で友人二人と日曜に行うデモのビラを配っていたところ、1人の黒衣の男が Lennon Wall に貼ってあったビラを破った、彼が止めに行ったところ、逆に鋭利な刃物で首を切られた。青年は負傷した後、友人に助けられながら大埔駅附近に逃げて行った、しかし黒衣の男は追いかけてきて、再度刃物で腹を刺した、傷口からは腸が飛び出した、被害者はウェールズ公医院に救急搬送され意識はある。犯人は既に自首した。警察側の発表によると、加害者は22歳で香港マカオ通行証を持った中国人だという。

その他
李登輝久違現身募款餐會 籲挺蔡英文連任 newtalk
李登輝元総統が去年11月末家で転倒し2ヶ月入院した後姿を見せなかったが、今日李登輝基金会募金パーティーに姿を見せた。元総統は娘の代読で挨拶をし、蔡英文総統の再選を支持した。

彭文正倫敦開記者會現場冷清 謝志偉︰丟臉 為他們難過 YAHOO!
蔡英文総統の博士論文は博士号を与えた大学が間違いないと確認したが、国民党系の学者はまだ博士論文に不正があると言って追求している。今日ロンドンでこの学者二人が各メディアに連絡をして記者会見をした。しかし海外の記者は誰も現れず、会場は本人の二人と助手二人、中国系の記者3人だけだった。


香港の「覆面禁止法」施行の今日、市民の大部分ががマスクをしてデモ

香港政府が今日議会審議を経ずに「覆面禁止法」を施行した。香港市民は今日もデモを行い参加した市民の大部分が法律に逆らいマスクをしていた。しかしデモは平和的に終わった。
香港反送中遊行和平結束 大部分示威者蒙面 中央社
香港人反抗》反禁蒙面法遊行! 港人無畏刑責戴口罩上街 自由時報

デモはネットによって呼びかけられ、五つの訴えの他に今日は覆面禁止法への抗議も加えて、警察への届けでも出していなかった。午後二時銅鑼灣軒尼詩道に集合し、中環遮打花園に向かい、出発時は約600人、人数は以前より大幅に減ったという。また顔全体を隠す人は減り、せいぜい医療用マスクで隠す程度で覆面禁止法に抵触しないよう意識していた。その他普段と違い記者に顔を撮影されるのを嫌がっていた。デモは3時30分に終わり、各人が「顔を隠す権利はある」と叫んで解散した。警察側はデモを阻止せず、覆面禁止法で逮捕することもなかった。

その他
我《集遊法》也有「禁蒙面條款」 徐國勇:非不分輕重一律禁止 上報
香港政府がデモ集会者の「覆面禁止法」を今日発布したが、台湾の「集会デモ法」にも似たような条文があることが話題になっている。今日台北市警察局長陳嘉昌が議会で質問に答えで、現行法の14条の規定にある、警察の身分確認に逆らったとき理論的には使えるようになっているが、まだ使われたことはないと答えた。

內政部長徐國勇は今日Facebookに、「香港では緊急法によって議会を無視して施行された、台湾とはまったく違う。条文は1988年国民党によって作られ、2016年民進党は削除を提案している。また使用には違法暴力行為の恐れの時と制限をかけてあり、一律に禁止する法律ではない。」などと書いた。

韓國瑜11月訪美生變?蘇起:還在評估,選舉還是最重要 風傳媒
蘇起預言若蔡英文連任等因素發生 兩岸可能「地動山搖」 自由時報
以前九二共識をでっち上げたのは自分だと語ったことのある、元國安會秘書長蘇起が今日午前馬英九基金會の国安問題シンポジウムに参加し、メディアのインタビューに、11月24日の香港区議会選挙で民主派が勝ち、台湾で蔡英文総統が勝ち、両方が重なれば、中国の一国二制度は挫折し、習近平は追い詰められ、台湾に対して何をするか分からない、その時アメリカは助けないと言った。

香港で「覆面禁止法」を5日から施行

香港でデモが続くことに対して香港政府は5日から「覆面禁止法」を施行し、デモ参加者が顔をかくすことを禁止し、デモの沈静化を図ろうとしている。
香港、緊急条例を適用 覆面禁止法を5日から導入 ロイター

これに対して台湾中華民国政府の中国業務を担当する大陸委員会は対立を激化させるだけだと懸念を表明した。大陸委員会の新聞稿から


陸委会は香港政府が「緊急状況慣例条例」を発動し「覆面禁止法」を制定することに厳正な懸念を表明する、国民には関連禁止行為に留意し、デモ活動の現場に行かないよう呼びかける
發布日期:108-10-04
陸委會新聞稿編號第90號

香港政府が今日(4日)本年10月5日より「覆面禁止法」を実施すると発表したことに対して、政府は厳正な懸念を表明する。我々は香港社会が「緊急状況慣例条例」を発動し「覆面禁止法」を制定することに対して疑いを持ち、このやり方が民衆の人身の安全、自由と人権の表明、法治等を侵害するのではないかと心配し、香港の国際的イメージと金融センターの地位に影響し、また将来の権力者が「緊急条例」を恣意的に使うのではないかと相当心配していることに留意している。

我々は再度香港政府に呼びかける、現在の香港情勢に直面し、論争のあるやり方を採ることはただ対立を激化させ、対立を作りだし、問題解決の方法を誤り逆に問題を複雑化させるだけになる。もっとも良い解決方法は、やはり人権、自由等の核心価値に基づき、香港民衆の期待に適切に答え、香港社会にできるだけ早く安定的な状態を回復させることだ。

本会は特に国民に、近日もし香港或いは香港を経て中国大陸に行くことがあれば、必ずこの法律実施後の各禁止措置に留意しなければならない、宗教、医療、健康の必要等の合理的必要性以外では、覆面(マスク、面等)或いはデモ活動の現場に行くことを避け、そうして自身の安全に影響し、また法律に誤って触れ、香港政府に監禁或いは罰金などに遭わないように注意する。もし当地で問題に遭遇したら、本会香港事務所(名称:台北経済文化弁事処)の24時間急難救助電話(***-********)に電話して、助けを求められる。
新聞聯絡人:洪伯昌



禁蒙面法 中共官媒:港府應統發新聞整治媒體 中央社

その他
拒為「為非作歹」道歉 柯文哲酸:韓流竄起就因陳菊執政失敗 自由時報
台北市新聞稿

香港警察が実弾を発射、高校生が重体

10月1日中国国慶節の今日香港の多数の場所で警察と民衆の衝突が発生した。午後四時ごろ荃湾のデモ隊が警察側に実弾を胸に打たれた。香港メディアによると、打たれたのは高校二年生で、左肺に命中し状態は悪いという。香港の保健局によると、今日の午後6時現在で、負傷者31名を収容、その中の2名が重体、一人が重傷、17人が軽傷、11人は既に退院した。
反送中》中五生遭實彈擊中左胸 港警近距離開槍畫面曝光 自由時報

youtubeで重体になった高校生が撃たれるまでの様子が写ったビデオをBBCがupしている。
香港示威:警察開槍擊中黑衣人 到底如何發生的?- BBC News 中文https://www.youtube.com/watch?v=Q0AiW_qMTt8


黒服を着たデモ隊が警官を追いかけ袋叩きにしていたとき、別の警官が銃を発砲したようだ。

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透明の楯を持った一人の警官をデモ隊が追いかけている
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膝をついた警官を袋叩きにしている
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ヘルメットをかぶった警官が現れる
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至近距離から撃たれる
2019-10-01-5.png
倒れた高校生に駆けつけた救急隊員が応急処置をしている
画像は上のBBCのyoutube映像から

その後すぐ上のビデオは削除され2分短縮版が公開された
https://www.youtube.com/watch?v=qxvt5LmUtNE

削除されたビデオのコメント欄では五毛党らしき人びとがBBC 良くやった、さすがBBCだデモ隊が悪いのがよくわかる、とコメントしていた。短縮された後のビデオでは一転、BBCが情報操作を始めたと非難している。両者のビデオの違いは、高校生の顔がアップになり、苦しがって胸が痛いと言ったり名前を名乗るシーン、救急隊員が胸から血が出ているので話すなというシーン、また警官が棒で警官の腕を殴ろうとする高校生の胸を撃つシーンをスローモーションで再生するシーンなどが削除されている。残酷な場面とプライバシーに配慮したように見える。

その他
国慶節習近平講話
習近平:在庆祝中华人民共和国成立70周年大会上的讲话
https://www.fmprc.gov.cn/web/zyxw/t1704673.shtml 中国外交部

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