国防部官員によると過去の解放軍台湾攻撃の想定は中国の台湾攻撃準備の前に我方も戦いの準備を調え、総統が円山政軍指揮所に入り、「応急戦闘準備」の命令を出す。しかし今回想定しているのは、中国が台湾に潜伏、浸透している特攻人員を利用して、まったく準備していない状況下、直接我が総統府を攻撃し、国家元首を生け捕りに(しようと)するというもの、これにより総統保護の責任を持つ憲兵及び特勤センターの応戦が非常に重要だ。関係者によるとこの演習中、総統を安全に非難させる「萬鈞計画」でCM-32 雲豹に乗るか或いは総統の車で指揮所に行くかは現在まだ言えない。わかっていることは、総統府周辺の治安維持に責任を持つ憲兵202指揮部は現在「総統府防衛戦」の戦術計画を新たに作成しようとしている。総統府周辺の建築を利用して解放軍の進攻を遅らせる他、関渡指揮部を含む北部の陸軍第六軍団の主戦部隊がただちに解放軍が淡水河口から増援の特攻後援部隊を阻止できるようにし、侵攻しようとする解放軍を殲滅する。国防部員によると関指揮部は数日前風雨の中、淡水河を熟知している海巡隊や新北市消防局と民間救難組織の協力を得て赤い旗を建てたゴムボートで河を渡り上陸する共産軍になり、河の上を行き来し(演習で)想定される共産軍の上陸地点を確認していた。
反斬首 總統府內首度軍演 蘋果日報
國軍漢光/淡水河反突擊 共軍登陸點變多 聯合報
反斬首 總統府首度實兵軍演 中時電子報
“国军”忧心“总统府”安危 军演模拟解放军抢攻淡水河 環球網
http://taiwan.huanqiu.com/article/2015-08/7385635.html
しかし今日国防部は新聞稿でメディアの報道の反斬首作戦を否定した。中華民国国防部の新聞稿
国防部発布新聞稿
メディアの報道「漢光演習は総統府内での反特攻、反斬首軍事訓練実施と『萬鈞計画』との共同演習だ」等の報道は絶対事実ではないとはっきりさせる
104年8月31日
メディアの報道の「漢光演習は総統府内での反特攻、反斬首軍事訓練実施と『萬鈞計画』との共同演習だ」に対して、国防部は今日(31日)丁寧に明確化させる、メディアの報道は絶対事実ではない。
今回の「漢光31号」演習は統裁が本島、外島作戦区及び訓練海、空域で、共産軍の対台湾作戦行動を真似し、防衛軍を誘導し固安作戦計画に依って演習を実施する計画を採っている。その中の応急作戦段階の演習課目は、戦力保存、重要目標防護、反特攻、反突撃作戦を含んでおり、各級部隊作戦計画の適切性並びに作戦任務の熟練度を実務的に検査することで、戦場での運営を明確化し、連合作戦全体の戦力を上昇させる。
総統への攻撃を防御する初めての演習ということは、馬英九国民党政権による、蔡英文民進党政権になれば中国との間がこういう緊張状態になるという、国民への暗示の意味も有るかもしれない。もちろん国防部はそういう訓練ではないと否定しているが。
「淡水河辺」。余天氏は民進党の立法委員(国会議員)にもなったことがある。
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