FC2ブログ

未来を反転させるには「自分自身になり、自分を受け入れる」

台湾で人気のある台北市長柯文哲は今年の暮れの市長選での再選は確実と言われ、将来は総統候補の呼び声も高い。彼の魅力には、実務的な姿、論理的思考など色々あるが、彼の経歴、IQ150台の医者、アスペルガー、祖父の外省人による迫害死、仏教徒、豊富な読書歴、などで作られた人生観にもあると思う。今日の台北市の新聞稿ではそういう片鱗が見られる。


未来を反転するプロジェクト成果発表会 柯文哲はみんなが「自分自身になり、自分を受け入れる」よう励ました
發布機關:臺北市政府秘書處媒體事務組
發布日期:107-09-09

台北市社会局は低収入の家庭で育った青年が貧困を脱却し自立するのを助けるため、三年を期して未来を反転させるプロジェクトを推進している、9日午後成果発表会を開催し、台北市長柯文哲は特に挨拶に行き、また通霊少女本尊劉柏君と「不聊通靈X政治,今天我們談夢想」で、彼個人の人生経歴を披露し、みんなが「自分自身になり、自分を受け入れる(原文は做自己,接受自己)」よう励ました。

対談の中で、司会者が話した、「人は常に転換するとき、居心地のよい場所から脱出する時、ためらって決断できない、市長は転換して飛び込むとき、どのように踏み越えたのか?」 柯文哲は笑って語った、「踏み出すことが困難なのは、八方塞がりの窮地が十分ではないからだ、もし本当に行く道がなければ、飛び込むことのどこが難しいのか、居心地のよいところに留まりたいから、飛び出したくないのだろう」

「もう一つの鍵は、もし世俗の成功失敗に対してそんなに頓着しなければ、或いは比較的世俗の基準で成功失敗を評価しなければ、転換の障害は比較的ないだろう、失敗を気にしすぎ、失敗を恐れすぎれば、転換は怖くなるだろう。私はICUにいた、人は本当に死の前では平等だ、人は皆死ぬ、避けることはできない、この道理を納得すれば、死は人生の目的ではない、只の(人生の)過程にすぎない、その過程で生命の意義を探す、このようにすれば世俗の成功失敗に対してはそんなに頓着しなくなる、どうであれそれはすべて生活の一部分なのだ、この様にして人生の転換は比較的簡単になる」

ある学生が市長になぜ医者から転換して別の道に走りだしたのか、市長になって市民に奉仕するためか? と聞いた。柯文哲は笑って語った、「当時は八方塞がりだったので、市長になろうと飛び込んだ、そうでなければ台湾大学で居心地よく過ごしていた、どうして飛び出そうとしようか、ずっと上り詰め中央研究院の院士になっていたかもしれない」

学生が続けて聞いた、「どうしてこの道が自分に合っていると思ったのか?」 柯文哲は元国安会副秘書長が彼に語った例をあげて、敵は我々と同様に苦しいと考えなければならない、そのようにすれば過ごしていけると指摘した。(原文は柯文哲則舉前國安會副秘書長跟他提的例子,指出要想著敵人跟我們一樣痛苦,這樣就能捱過去。)ある学生が聞いた、「人生の転換に飛び込んでから既にしばらくたった、もしもう一度同じ経験をするなら同じような選択をするか?」柯文哲、「人生は一方通行、私は今までそんなことを考えたことはない、振り返る必要はない、振り返っても事実を変えることはできない、だから前を向いていくことが一種の人生哲学だ。もし既に起こってしまったら、それを変えることはできない、さらに時間をくってはいけない、一番よいのは理知的に検討した報告を書くことだ(了不起就是很理智的寫檢討報告)後ろを見てもよくなるわけではない」

人生で多くの問題にぶつかった時、どのように圧力をやわらげるか? 柯文哲笑いて曰く、「寝るのが一番、その日の圧力がどんなに大きくても寝なければならない、寝終わって起きたら再起動だ、意味は、昨日のことを今日に持ち越さない、今日は昨日のよくなかったことを再検討してよりよくすればそれでいい」

柯文哲は最後に彼の個人の心得を披露した、彼は必ず成功しなければならないとは言わない、若いときはできた言っていた(他不會說一定要要成功,年輕的時候會)、しかし50歳を過ぎてから、只自分を受け入れ、自分に合理的な望みを与えなければならないと考えている、「自分自身になり、自分を受け入れる」。
(以下略)

関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントを残す

Secret


タグリスト

プロフィール

suiyuetui

Author:suiyuetui
FC2ブログへようこそ!
ネット上でのフィルターのかかってない日本語資料になれれば幸いです。ニュース記事は要約や各記事のまとめです。
要約と著作権の関係はここここを参考にしています。
公人の声明、演説などの著作権が発生しないものを扱う記事が自然に多くなっています。
なおこのサイトはリンクも引用も自由にどうぞ。

注意しておきたいのは中国(台湾ではない)は中国共産党の独裁国家で日本のような言論の自由もありません。日本や西側各国では自由と民主の理念のおかげで様々な意見や情報を発信したり或いは見比べて比較検討して自分で判断することはほぼ可能でしょう。それこそ日本や西側の素晴らしいところでこれからも守っていかなければなりません、このサイトもその一助になれれば幸いです。そういう判断材料を提供したいという思いから、このサイトでは一次資料を掲載する場合が多いです。しかし特に中国政府の発表等は中国共産党の党員による中国共産党政府の一方的なプロパガンダという面もあります(その他ウソ、はったり、脅し、罵詈雑言なども多い)。読む方もその一方的なプロパガンダ(や、ウソ、はったり、脅し、罵詈雑言等)の混じる文だけを見るのではなく、反対意見等を(例えば尖閣問題)、普段から読んで知っている或いは知らなければ自分で探してみる等の常識を持って読む必要があるのは当然です。また中国へのリンクは貼りません。urlは書いていますが中国には巨大な監視検閲網があるのを前提で自己責任でアクセスしてください。
メディア・リテラシー Wikipedia
Cookieを使わずにユーザーを追跡する仕組みが普及しつつある スラド

最新記事

月別アーカイブ(タブ)