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国務院台湾事務弁公室新聞発布会集録(2018-09-26)(抜粋)

国務院台湾事務弁公室新聞発布会集録(2018-09-26)
http://www.gwytb.gov.cn/xwfbh/201809/t20180926_12095513.htm
注意! 中国共産党は中国と台湾が実質的にそれぞれ別の国になっていることを否定するため台湾(中華民国)を「台湾地区」「台湾島」等と言って国家扱いしなかったり、台湾に関係する単語に「」をつけたり、中国を台湾に対する本土という意味で「大陸」(これは国民党も同じ)等と表現します*がここでは原文どおりの表現を使っています。またこの記者会見では打ち合わせしたとしか思えない質問が多く、台湾の記者は国民党や中国寄りのメディアだけで、台湾以外の記者は言わずもがな、全体的に見ると民主主義国でいう記者会見ではなく文字通り中共の方針発布会です。また中国共産党と国民党が主張する「九二共識」は李登輝元総統ら当時の関係者はでっち上げだと否定しています。日本李登輝友の会
*)http://www.digitaling.com/articles/38596.html 中国の報道禁止用語集
以前は全文訳していましたが、抜粋にします、略したところは(略)と入れておきます。


9月26日午前10時、国台弁(国務院台湾事務弁公室)は新聞発布庁で定例新聞発布会を挙行した。発言人安峰山が最近の両岸の注目の問題について記者の質問に回答した。

(略)

中央広播電視総台国広新聞記者:最近多くの台湾の世論調査が示しているが、民進党当局の両岸政策に不満を持つ比率が大幅に上昇し、両岸統一を支持する比率が過去最高になった、島内の民意は「統昇独降」の趨勢を呈している、これについて発言人はどうコメントするか?

安峰山:具体的な世論調査に対して、私はコメントしない。

ここで私が説明したいことは、両岸同胞は血肉相繋がる運命共同体だということだ。我々は「両岸は一家親族」の理念を持ち、継続して「31ヶ条の措置」、金門への水の供給、台湾居民が大陸へ就業に来る許可証の取り消し、台湾居民の居住証等を含む一連の台湾同胞に利益をもたらす政策措置を推進し、率先して台湾同胞と大陸発展のチャンスを分かち合い、台湾同胞の大陸での学習、就業、創業、生活のため大陸同胞と同等の待遇を提供し、実用的な事、良いこと、困難なことの解決を努力して行い、台湾同胞の広範な好評を受けた。民意に沿って、自然に民心を得ているのだ。

大陸の発展進歩に連れて、我々の台湾に対する方針政策が実効を上げ日増しに人心に深く入るに連れて、ますます多くの台湾同胞が大陸は彼らの利益幸せを高め、人生の理想を実現する前途の在り処であると見なし、国家統一の実現は両岸同胞の根本利益に合致すると考えるようになった。

福建海峡衛視記者:何日か前蔡英文は、大陸が台湾地方選挙過程の中で「フェイクニュース」をでっち上げ、台湾社会に対立をもたらしていると言った、お聞きするこれについてどうコメントするか?

安峰山;我々はこれまでずっと台湾地域の選挙に介入していない。選挙の度に、民進党とその当局は執政力不足を覆い隠し、民衆の批判を転移するため、いつも頭をひねって大陸を悪者にでっち上げ、大陸に対する敵意と対立を操作することを通して、両岸関係を破壊し、彼らの選挙の利益を掠(かす)め取る。これは彼らが常用する政治的操作の手法であり、彼らの政治的本性を十分に暴露している。民進党当局のこれらの言論とやり方こそが、「フェイクニュース」のでっち上げと伝播なのだ。ここで私は最近の例を一つあげる。前回の発布会である記者が日本の台風災害の時関西空港で困っている観光客を救ったことを聞いた、当時私はただ「清き者は自ずから清く、濁りし者は自ずから濁る」とだけ言って簡単に批評した。実際は当時の民進党当局、島内のある政治家と特定のメディアは未だすぐに困難に遭っている台湾同胞の苦境を救えていないことを覆い隠すため、故意に事実を歪曲し、焦点をずらした。ある例ではネット上で写真を貼って言った、空港の連絡橋は落ちて外の車はまったくは入れないと、後に写真は故意に切り取られたことが証明され、実際は通行した事実を覆い隠していた。またある例では飛行場側は外部の車が入るのを許さなかった、それゆえ大陸が派遣した車が人を収容したというのはフェイクニュースだと言った、しかし彼らは逆に我々の駐大阪総領事館が関西空港との協議を通して空港側と協調し、特に6台のバスを派遣し、中国の観光客を空港から外の集結場所で受け取り、その後我々の領事館が再び乗り換えバスを派遣し観光客を大阪市内に運んだことを取り上げなかった。彼らのこの様にする目的は一つの基本的事実を覆い隠すためだ、それは1044名の中国人観光客が我々駐大阪総領事館の助けの下迅速、安全、順調に移動し、その中に32名の台湾同胞が含まれていたことだ。長年、結局誰が黙々と台湾同胞のために良いことをし、誰が逆に台湾同胞の良いことを壊しているか、私は台湾同胞の心中には自ずからはかりがあると思う。欺瞞的な手法に頼って台湾民衆を愚弄することは、実現できないと運命づけられているのだ。
「中国人優遇」の偽ニュースはなぜ生まれたか 関空の中国人避難問題、一連の事実を検証 MSNニュース

新華社記者:報道によると、台湾行政部門は数日前、大陸で居住証を申請受領する台湾民衆に対して島内での関連権利を制限することを含む管理制御をするだろうと明確に表明した、お聞きするこれについてどうコメントするか?

安峰山:我々は既に何度も説明してきた、台湾居民証は広大な台湾同胞の求めに応じ制定発布され、台湾同胞が大陸で学習、仕事、生活をするのを便利にする措置で、台湾居民の政治的権利と義務の調整には関係しない。台湾同胞の居住証の申請受領は台湾の身分証と戸籍を放棄する必要はない、また大陸の戸籍を持つ必要もない。且つ台湾居民の居住証の申請受領は完全に自主性の原則であり、申請受領するかどうかは台湾同胞の自己決定により、如何なる強制要求もない。この民衆に利便性を提供し、利益をもたらす政策は、広大な台湾同胞の求めに積極的に応えるためであり、それゆえ民意に従い、民心を得て、広大な台湾同胞の広範な歓迎を受けたのだ。

我々が実施するこの政策は、この前実施した「31条の措置」の更なる拡大であり、大陸で学習、仕事、生活する台湾同胞のため大陸居民と同等の待遇を提供し、広大な台湾同胞が大陸発展のチャンスを共有するため更に便利な条件を作る。事実が証明していることは、我々は不断に努力し台湾同胞のために実用的なこと、良いことを行い、困難な事を解決した。このはっきりとして形成されていることと対照的なのは、民進党当局が台湾同胞の切実な利益を無視し、絶えず妨害脅迫をし、一党の私的な人には言えない政治的目的から、絶えず台湾に良いことを壊している、これもその本性を更に暴露しており、更に人心を失うのみだ。

台湾中天電視台記者:二つ質問したい、第一の質問は大陸が最近百あまりの台湾スパイ事件を摘発し、ある台湾情報部員は台湾にいる大陸学生に対して金銭で買収をしたり、色仕掛けで情報を収集したりしたと伝えられている、(台湾)陸委会はこれについてこれは「ありもしない話」だと表明した。あなたにこのことにコメント、回答して欲しい。この事は今後の大陸学生の台湾で学びたいという願いに影響するかどうか? 第二の質問は最近バチカンと大陸は司教任命の協定に署名した、台湾側は、台湾とバチカンの関係は依然として安定しており、且つ台湾側はバチカンとの間のハイレベル相互訪問を引き続き強化すると表明した、回答してください。

安峰山:あなたの第一の質問に関して、この前私はこのことについて我々の態度を表明した。一時期以来、台湾のスパイ情報機構は大陸を目標とし、情報の窃取と浸透破壊活動をやっきになって進めてきた。国家安全機関組織は「2018ー雷霆」特別行動を展開し、百あまりの台湾スパイ事件を摘発した。国には国の法がある、これらの違法活動は必ず法律の厳重な処罰を受けるだろう。我々がこのようにすることは完全に法に基づいてなされ、両岸の正常な交流秩序を守るためであり、両岸同胞の合法権益を守るためである。事実は雄弁に勝る。台湾のある部門は事実を回避し、是非を一緒くたにし、逆ネジを食らわそうとしており、彼らが悪事を働きビクビクと怯えていることを証明しているにすぎない。

ここで私は強調しておかねばならぬ、大陸側は両岸教育の交流と協力を一貫して積極的に支持しており、我々は両岸青年学生が多く交流するよう激励してる。しかし台湾スパイ情報機構は逆に卑劣な手段を採用し、魔手を大陸の台湾で学ぶ、まだ世慣れていないこれらの若い学生に伸ばし、大陸学生の利益をひどく傷つけ、また両岸教育交流をひどく傷つけた。我々は台湾の関係方面がただちに如何なる国家安全に危害を加える浸透破壊活動も停止し、大陸学生の人身の安全をしっかりと保証するよう要求する。

あなたの第二の質問、一つの中国の原則は我々が台湾の対外交際問題を扱う基本原則であり、また我々が世界各国と関係を発展させる重要な政治的基礎だ。バチカンの問題に関しては、あなたが外交部に聞いてください。
(以下略)

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