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女性の就業率が高いと自殺率も高くなるのか

昨日の新聞稿だが台北市の新聞稿から


107年10月18日新聞稿-女性の就業率が高いと自殺率も高くなるのか?
臺北市立聯合醫院新聞稿
發稿日期:107年10月18日
發稿單位:松德院區 一般精神科 陳映燁 主治醫師

 世界の絶対多数の国家では男性の自殺死亡率が女性よりも高い、二十世紀初め、自殺学界の著名な社会学者デュルケームは、女性の自殺率が低いのは女性が労働市場にほとんど参加しないで、家庭に重きを置いているためだと考えた。彼は労働市場に参加し多くの圧力が加わることが、男性の自殺率が女性より高い原因だと考えた。デュルケームは、もし女性の職場進出がどんどん増えれば、女性の自殺率の上昇をもたらし、且つ男性の自殺率もそれに連れて上昇する、女性の職場進出が家庭に問題をもたらし、男性に対して不利になるためだと考えた。

デュルケームの理論は女権運動が起きた後多くの批判を受けた、学者の多くは女性の職場進出のマイナス面は社会全体の環境が十分健全に発展していないで、政策環境が女性の就業に不利だからで、女性の就業後自殺率が増加しないのは、一旦国家が完全に発展すると女性が職場に進出する利点が明らかになってくるからだと考えた、これらの利点には、自我の成長と自信を促進する、家庭の経済状態の向上、新たな人間関係の構築、社会的ネットワーク等がある。

台北市立聯合医院松徳院区主治医師陳映燁は世界の70の国家の女性労働参加率と自殺率の関係の研究を指導評価し、彼女は女性の労働参加率と自殺率の関係は国家の発展状況によって違うと発見した、国家の発展状況が良好な国家のグループの中で、女性の職場進出の比率が高いと自殺率は比較的低く、男女ともそうだった。しかし国家の発展状況が比較的劣る国家(これらの国家は通常社会福祉体系も比較的脆弱だ)は、女性の職場進出の比率は高く、自殺率も高い。

言い換えれば、国家の発展状況が成熟し、あるべきハードとソフトの条件が準備でき、女性の職場での後顧の憂いをなくしさえすれば、女性の労働参加率が高くなっても自殺率は低くなる、過去デュルケームの理論が女性の職場進出が自殺率の上昇をもたらすと考えていたのは、ただ国家の社会福祉システムが完全ではなかったためだと見ることができる、この文章は英国の著名な雑誌-社会科学と医学(Social Science & Medicine)に掲載されている。

Chen YY(陳映燁), Chen M, Lui CSM, Yip PSF: Female labour force participation and suicide rates in the world. Social Science & Medicine. 2017;195:61-67.

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