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ふらふらはめまいとは限らないし薬を飲むとは限らない

台北市の新聞稿から頭暈と眩暈の明確な定義が分かるかと思って挑戦したが、「ふらふら」と「めまい」であっていたろうか。


ふらふらは必ずしもめまいとは限らない めまいは必ずしも薬を飲むとは限らない(原文は頭暈未必眩暈 眩暈未必用藥)
臺北市立聯合醫院新聞稿
發稿日期:107年11月22日
發稿單位:仁愛院區 耳鼻喉科 賴建仲 主任 高啟鈞 醫師

一人の女子児童が母親に付き添われ診察を受けにきた、主訴は3日間ふらふら(頭暈)する、発作と姿勢に異常はない、且つ一日中続く。理学検査(理學檢查)で耳部の外観は正常、聴力検査は正常、神経学検査異常無し、眼振図検査は非凝視時に微弱な右への眼振がある。母親は女子児童がボールゲームのメンバーとして最近試合のときに右側首の後ろにぶつかったことにより疼痛がある、これが首からきたフラフラになっている可能性があると言った。

別の一人の年長の女性は診察の時、間歇(かんけつ)性のめまい(暈眩)が数日ある、眠るとき寝返りを打つと発作が起こる、毎回数十秒続く。理学検査で耳部の外観は正常、聴力検査正常、神経学検査異常無し、ただし「Dix-Hallpike test」の時患者の頭を右側に向けたとき間歇性の旋回眼振があるのを発見し、耳石復位術治療を施す。3日後、回診時症状は既に平癒。

臺北市立聯合醫院仁愛院區耳鼻喉科主任賴建仲が言う、臨床上「ふらつき(頭暈)」を概ね下の四種に分ける:

一、めまい(眩暈):目が回る、自分が転がる或いは周囲の環境が回っていると感じる。

二、気絶に近い(近昏厥):すぐに意識がなくなるように感じる、目の前が暗い。

三、平衡感覚がない(不平衡):座っている時には症状がない、ただ立ち上がって歩くとき安定しない。

四、非特異性ふらつき(非特異性頭暈):朦朧感(昏沉感)、頭は重く足は軽い、注意力が集中しない等の表現しがたいめまい。

いわゆる「ふらふらは必ずしもめまいとは限らない(頭暈未必眩暈)」と言う。めまい(眩暈)は専門的には回転或いは動く等の錯覚のふらつきで、これは前庭系統の異常と関係がある。しかし、気絶に近いは心血管疾病と関係がある。平衡感覚がないは神経系統の疾病と関係がある。非特異性めまいは代謝或いは精神方面の疾患の可能性がある。もしフラフラの病因の区別をしたいなら、「ふらふら六問」を把握する。

一、四種のフラフラのどれか。
二、持続か間歇か、発作の時間の長短。
三、頭の位置の変換と関係があるか。
四、その他の関連症状、もし耳鳴り、聴力下降、耳の悶脹感(原文まま)、耳から膿が流れる等は、中耳炎或いは突発性耳聾と関係がある。頭痛があり、光或いは騒音を恐れるは偏頭痛性のめまいの可能性がある。常に首が痛む者は頚性めまいの可能性が高い。数週間内に感冒症状のあった患者は前庭神経の炎症に注意。
五、本人の病歴(糖尿病、高血圧、高血脂…)。
六、現在服用中の薬。

これらの情報は、もし患者が診察を受けるとき詳細に述べることができれば、医師が速やかに病状を判別する助けとなる。注意しておくべきは、めまいは中風の潜在症状の可能性がある。もしめまいの発作時、発音がはっきりせず、飲み込みが困難、肢体或いは顔面が麻痺、運動失調、複視或いは失明等が併発していたら、必ず迅速に医者に見てもらう必要がある。

(以下略)

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