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国務院台湾事務弁公室新聞発布会集録(2018-12-12)(抜粋)

国務院台湾事務弁公室新聞発布会集録(2018-12-12)(抜粋)
http://www.gwytb.gov.cn/xwfbh/201812/t20181212_12122039.htm
注意! 中国共産党は中国と台湾が実質的にそれぞれ別の国になっていることを否定するため台湾(中華民国)を「台湾地区」「台湾島」等と言って国家扱いしなかったり、台湾に関係する単語に「」をつけたり、中国を台湾に対する本土という意味で「大陸」(これは国民党も同じ)等と表現します*がここでは原文どおりの表現を使っています。またこのupされた記者会見では打ち合わせしたとしか思えない質問が多く、台湾の記者は国民党や中国寄りのメディアだけで、台湾以外の記者は言わずもがな、全体的に見ると民主主義国でいう記者会見ではなく文字通り中共の方針発布会です。また中国共産党と国民党が主張する「九二共識」は李登輝元総統ら当時の関係者はでっち上げだと否定しています。日本李登輝友の会
*)http://www.digitaling.com/articles/38596.html 中国の報道禁止用語集
以前は全文訳していましたが、抜粋にします、略したところは(略)と入れておきます。


12月12日午前10時、国台弁(国務院台湾事務弁公室)は新聞発布庁で定例新聞発布会を挙行した。発言人馬暁光が最近の両岸の注目の問題について記者の質問に回答した。

馬暁光:メディアの友人各位、おはようございます、、私はまず一つのニュースを発布する。12月10日両岸企業家サミット台湾側副理事長、中国国民党元副主席、海基会元理事長江丙坤先生が不幸にも亡くなった、我々の深い悲しみは止むことがない。中共中央台弁、国務院台弁主任劉結一、海協会会長張志軍及び元の会長陳雲林、陳徳銘等が既に江先生の親族に弔電を送り、深い哀悼の意と心よりのお見舞いを表明した。12月8日、江先生の体が不調で病院に入られたというニュースを聞いた後、大陸の関係部門は非常に心配し、まず初めにお見舞いを表明した。

江丙坤先生は「九二共識」を堅持し、「台独」に反対し、長期間苦労を厭わず、両岸を行き来し、両岸経済と各分野の交流協力を推進し、両岸関係の改善発展を推進するために精魂を尽くした、貢献は非常に大きい。特に国民党副主席と海基会理事長を引き受けた期間に次々と、国共両党関係改善と両会制度化協議を推進し、また成果を上げ、両岸同胞民生の幸せを高め、両岸関係の平和的発展を推進するため、積極的な働きを発揮し、重要な貢献をし、両岸同胞の広範な賞賛と尊敬を勝ち得た。

哲人は消えようとも、その風格は人々の心に残りつづける。

以下皆さんの質問に答える。

(略)

福建東南衛視記者:台湾陸委会副主委邱垂正は最近澎湖で台湾海基会と中国の海協会が対話を回復できるよう希望していると言った、お聞きする何か答えることはあるか?

馬暁光:両岸の協議と対話は両岸関係発展を推進する重要な手段と方式だ。両岸が協議と対話を通して両岸交流の中の具体的問題を解決し、両岸同胞に幸せをもたらすということは、我々が一貫して主張していることだ。しかし、両岸の協議と対話は「九二共識」の共通の政治的基礎の上に打ち立てられるものであって、2016年以後、両岸の間で対話できなくなった原因と責任ははっきりしていると、誰もが知っている。

海峡之声広播電台記者:台湾のパン職人呉宝春が何日か前「九二共識」を支持し,中国人である自分を誇りに思うと表明した、しかし島内の「台独」勢力の攻撃に遭った、特に蔡英文はこれは「政治的圧迫」であり、この種の脅迫は両岸関係の逆行の原因だと言った。発言人はこれに対して何かコメントはあるか?
台湾の有名パン職人が「92年コンセンサス」支持表明 蔡総統「政治的抑圧」 中央社

馬暁光:両岸同胞は血脈相繋がる家族であり,台湾人も中国人である。「九二共識」は両岸関係の基礎である。呉先生の声明が表明したのは、正しい認識と正常な感情なのだ。逆に民進党系の政治家と「台独」勢力の彼に対しての気違いじみたリンチこそ政治的なねじ曲げであり、政治的な迫害である。このことが再度説明しているのは、台湾民衆の経済民生を改善し、両岸関係を改善したいという切迫した要求に直面しても、民進党当局はいささかの反省の心も無く、彼らが何度も政治的操作を通して悲しみをもたらし,対立を煽り立てようと企んでいるということだ。今もまた焦点をずらし,圧力を弱めようと企んでおる。私は、両岸民衆がこれに踊らされる必要はないと考える。我々は広大な台湾同胞が大陸に来てより大きくより良い発展を実現するのを歓迎する。両岸経済文化交流協力を深め、共通の利益を増進し、魂の結合を促進する、この政策は変わらず,今後もまた引き続きやり抜く。

新華社記者:蔡英文が、台湾当局は両岸都市交流に対して前向きで開放的な姿勢を持っている、しかし政治的前提を持つことは希望しないと言った。陸委会主委陳明通は数日前、国民党首長の県市が「両岸工作小組」を設立する事を喜んでいる,しかし両岸の政治的基礎を争議のある「九二共識」の上に置くことは実務的ではないと言った、お聞きするこれに対して何かコメントはあるか?

馬暁光:「九二共識」は両岸関係の平和的発展の共通の政治的基礎である。この民進党当局が「九二共識」を承認しないことが、ひとえに争議を作り出しているのだ。その所謂政治的前提を不要とすることが、すなわち「九二共識」を否定することを前提としていることなのだ。民進党当局の両岸政策、両岸関係の改善発展を阻害し、台湾同胞の利益に重大な損害を与えることは行き止まりの袋小路なのだ。

両岸都市交流に対して、我々は最近何度も、両岸関係の性質と両岸都市交流の性質に対して正しい認識を持ちさえすれば、両岸都市交流協力は広がりを持つことができると表明した。台湾同胞の利益と幸せに対して有利でありさえすれば、我々は皆努力し推進する。

広東深セン衛視記者:台湾陸委会が数日前、大陸が強調する一中原則、「九二共識」は実際上台湾に対しては一種の「矮小化」であり*、台湾両岸政策は変わらないと言った。お聞きするこれに対して何かコメントは?
*)そこに中華民国の存在する空間はないと言った。

馬暁光:「九二共識」は両岸関係の平和的発展の共通の政治的基礎であり、その核心の意味は一つの中国の原則を堅持し、両岸関係の根本性質を明確に定義づけることなのだ。両岸関係が良ければこそ、台湾は良くなり、台湾同胞の利益幸せは維持増進できるのだ。もし民進党当局が台湾民衆の経済民生を改善し、両岸関係を発展させたいという強烈な願望を無視し、引き続き民意に背き、頑迷固陋を悟らなければ、より受け身の状態に陥るしかないのだ。

福建海峡衛視記者:アメリカ上院は今月初め「アジア再保証イニシアチブ法案」(ARIA)草案を可決した、その中の台湾に関する部分は定期的に台湾に武器を売り、アメリカ高官の台湾訪問を奨励する等の内容が含まれている、発言人のコメントは?
米上院、台湾への定期的な武器売却を提唱する法案可決 中央社

馬暁光:アメリカ議会が可決したその法案の台湾に関する内容は一つの中国の原則と中米三つの共同コミュニケの規定の重大な違反だ、我々はこれに断固反対する。

(略)

中国台湾網記者:ファーウェイの会社が三年連続台湾新北市主催の「クリスマスランド(Christmasland in New Taipei City)」行事を賛助して、民進党の議員に疑われ、台湾安全主管部門も所謂「セキュリティー上の懸念」があると言った、発言人はこれについて何かコメントはあるか?

馬暁光:この種の政治目的から出た両岸の正常な経済貿易協力を破壊するやり方は、両岸同胞の共通の利益を損ない人心を獲得できない。実際この二日間台湾の世論はこれに対して強烈な譴責を与えている。

(略)

福建海峡衛視記者:数日前李石舟等の人が、台北で所謂「フォルモサ共和会(Formosa Republican Association)」を成立させ、また自称して台湾史上初めての「台湾独立」の右派政治団体*と主張している、お聞きする、これについて何かコメントは?
*)民進党を左派として、自分たちをキリスト教を信じるアメリカの共和党と同じような右派とする。

馬暁光:初めて「台独」を主張する団体?(右派と左派の意味がよくわからないのかもしれない) おそらく一人で大きなことを言っているんだろう。私が強調したいのは、我々は「台独」に断固反対するということだ、「台独」に前途はない。我々はこれらの「台独」勢力に御忠告申し上げとくが、大勢をはっきりと認識し、「台独」の立場主張を放棄し、台湾同胞の利益を損ない、中華民族の利益を損なうことをするな。

(略)

台湾中国時報記者:台湾「外交部」は現在各「外国駐在館処」にFacebook公式ページの文字を英文で「TAIWAN」にすべて変えさせた、発言人にお聞きする、あなたはこれが民進党当局の「脱中国化」のまた一つのやり方だと考えるか?

馬暁光:どのような小細工をしようが、どんな手段をとろうが、台湾が中国の一部分だという事実は変えられんのだ。

人民日報海外網記者:我々は、ある民進党の「立法委員」が台湾当局監視管理部門が台湾の一部の機関が大陸製の通信セキュリティー設備を使用できないよう制限するよう要求したことに留意している、公営機関理事会のメンバーの中には大陸製造の携帯とSNSさえも使用しないよう要求している者もいる、発言人はどうコメントする?

馬暁光:我々が理解するところによると、大陸の通信設備は世界各地で使用されておる、どこの国家地域でも安全ではないという問題をもたらしたとはまだ聞いておらん。我々は各種の政治的理由、各種政治的目的によって両岸の間の正常な経済貿易交流協力を妨害破壊することに断固反対する、これは大陸企業の利益に損害をもたらすだけでなく、台湾の消費者の利益に損害をもたらすのだ。

発布会はこれで終わる、皆さんの参加に感謝する。

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