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70年前の日本の音楽学者の台湾原住民音楽と舞踊調査

台湾科学技術部(日本の旧科学技術庁に相当)の新聞から


「科学技術部人文サロンシリーズ」百年同楽、「原」音再現 70年前の日本の音楽学者の原住民音楽と舞踊調査
人文及社會科學研究發展司 聯絡人:楊李榮副研究員
更新日期 : 2018/12/20

元来、1945年以前台湾原住民の音楽舞踊に対して調査をされていた! これらの調査は誰が完成させたのか? 七十数年後我々はまた現場でこれらの先人の声を聞く機会はあるのか? 科技部人文サロンシリーズ講座107年歳末登場の講演テーマは「百年同楽:1945年以前日本の音楽学者の原住民音楽舞踊調査」、台湾音楽研究専門家、国立台湾大学音楽学研究所名誉教授王櫻芬を招き、講座を通して七十年前の原住民音楽調査の中の不思議を細かく検討する。

今回講座は日本の音楽家田邊尚雄、黑澤隆朝が前後して1922年と1943年の間に台湾音楽を調査した過程と発見を紹介する。王櫻芬教授が書いた「植民地を聞く:黑澤隆朝と戦時台湾音楽調査(1943)」の書の中で指摘している、当時の田邊尚雄と黑澤隆朝が来台した時間と研究過程はどれも違うけれども、しかし両人はどちらも屏東の来義部落に来て、パイワン族の音楽に対して考察をし、録音し、また目に及ぶ範囲の原住民音楽文化を一々文字で記録している、同時にまた当時の日本人の理蕃政策に対して見解と批判を提出している。

さらに高く評価されるべきなのが、七十数年の歴史の転変、戦乱の波及を経て、当時の田邊尚雄、黑澤隆朝によって保存されていた音の資料が、日本で発行されたほかに、さらに王櫻芬教授等の人の努力を通して、台湾に持ち込まれ,復刻出版された。関連研究の蓄積は、王櫻芬教授と李毓芳、劉麟玉教授共同訳著の「百年踅音:田邊尚雄臺廈音樂踏查記」,及び王櫻芬教授と劉麟玉教授共同著作の「戰時臺灣的聲音1943黑澤隆朝《高砂族的音樂》復刻─暨漢人音樂(CD)」を含み、どれも早期台湾の音楽記録のために多くの色どりを加えている。

王教授が傾注した原住民音楽関連での研究過程は、2000年から2004年の間の科技部(元国科会)専門研究計画に遡ることができ、その中には「黑澤隆朝台灣音樂調查之再研究」、「臺灣音樂研究的學科史初探:日治時期日人對台灣音樂的記錄與保存」等を含む。その他、王教授の研究の専門分野は「南管音樂」であり、1996年から何度も専門研究計画を行い、どれも南管文化、美学のテーマで、更に2015年科技部傑出研究賞を受賞、台湾の南管研究のためによい基礎を打ち立てた。王教授の研究の範疇は南管音楽から歴史的脈絡での解釈に至り、歴史的変化の角度から台湾音楽の発展状況と人と文化の変遷を見て、台湾音楽の学術的積み重ねのために多くの成果を蓄積した。

「百年同樂:1945年前日本音樂學者的原住民樂舞調查」の講座時間は12月21日(星期五)13:30-16:30、場所は屏東県來義国民小学礼堂。來義国小校長林志光を招いて司会を担当してもらう他、また芸能評論家周伶芝が参加して座談をする。今回の講座は同時に七十年前の黑澤隆朝音楽調査に参加した來義部落の演者の子孫、跡継ぎを招き、現場で一緒に当時の先輩の歌声を聞く、更に來義部落の青年を招き当時の録音した曲目を演じる。この百年をまたぐ合唱音楽会は素晴らしいものになると予想され、興味のある民衆が勇躍参加し、あるいはネット上で見るのを歓迎する。

人文沙龍官網:http://colliber.ccu.edu.tw/salon
直播網址:http://bit.ly/2qy8rq3

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