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国務院台湾事務弁公室新聞発布会集録(2018-12-26)(抜粋)

国務院台湾事務弁公室新聞発布会集録(2018-12-26)(抜粋)
http://www.gwytb.gov.cn/xwfbh/201812/t20181226_12126351.htm
注意! 中国共産党は中国と台湾が実質的にそれぞれ別の国になっていることを否定するため台湾(中華民国)を「台湾地区」「台湾島」等と言って国家扱いしなかったり、台湾に関係する単語に「」をつけたり、中国を台湾に対する本土という意味で「大陸」(これは国民党も同じ)等と表現します*がここでは原文どおりの表現を使っています。またこのupされた記者会見では打ち合わせしたとしか思えない質問が多く、台湾の記者は国民党や中国寄りのメディアだけで、台湾以外の記者は言わずもがな、全体的に見ると民主主義国でいう記者会見ではなく文字通り中共の方針発布会です。また中国共産党と国民党が主張する「九二共識」は李登輝元総統ら当時の関係者はでっち上げだと否定しています。日本李登輝友の会
*)http://www.digitaling.com/articles/38596.html 中国の報道禁止用語集
以前は全文訳していましたが、抜粋にします、略したところは(略)と入れておきます。


12月26日午前10時、国台弁(国務院台湾事務弁公室)は新聞発布庁で定例新聞発布会を挙行した。発言人馬暁光が最近の両岸の注目の問題について記者の質問に回答した。

(略)

新華社記者:台湾陸委会が数日前、大陸が台湾に「九二共識」を受け入れるよう要求しているのは、いわゆる「中華民国」を消滅させたいのだと言った*。お聞きする発言人はこれについて何か応えることはあるか?
*)台湾陸委会は24日、中国はもう一つの合意「一中各表」(一つの中国を各々が主張するという合意)は認めていないため結局「九二共識」だけを認めさせて、中華民国を消滅させようと企んでいると言った。

馬暁光:1992年11月、海協会と台湾海基会は権限を授けられ各自が口頭で表明することで海峡両岸はどちらも一つの中国の原則を堅持するという共通認識を成立させた、これこそが「九二共識」である。これは両岸双方の確認を経た上での共通認識であり、誰かが誰かの所謂「政治的前提」を押し付けるものではない。1949年以来、両岸は別れ隔てられて対立し、政治的違いが存在しているけれども、双方はどちらも長期的に一つの基本的立場を堅持している、それこそが、大陸と台湾は同じく一つの中国に属し、中国の主権と領土の一体性は分割されないという立場だ。「九二共識」の核心、それは一つの中国の原則この共通の認識を堅持することを確定し、両岸関係の性質をはっきりと定義づけたことなのだ。これは客観的事実に合致するだけでなく、双方の各自の規定にも合致し、同時に解決しがたい食い違いを暫時据え置き、両者の間に最も基本的な相互信頼を構築し、更に進んで平等な協議という基礎の上に両岸の往来と対話の大門を開くことができるのだ。

民進党当局が政権について以後、一つの中国の原則の受け入れを拒絶し、各種の言い訳と詭弁によって「九二共識」を歪曲中傷し、両岸協議の大門を閉ざし、両岸の平和的発展の成果が損害を受け、台湾同胞の切実な利益が重大な傷を受けるという結果に至った。台湾地区の「九合一」選挙後、ますます多くの台湾民衆が「九二共識」と彼らの経済発展、民生の改善への願いは密接な関係があり、水と空気と同じように重要だと認識し始め。またますます多くの台湾民衆が民進党当局が「九二共識」を破壊し、両岸に緊張対立をもたらしていることは、完全に一党の私の利益のためからでているのだと認識し始めておる。我々は民進党当局に御忠告申し上げる、分裂させようという立場を放棄し、両岸関係を破壊する言行を停止し、「九二共識」の共通の政治的基礎に立ち返り、両岸同胞の両岸関係を改善発展させようという民意を二度と敵とせず、台湾同胞の経済民生を改善し、素晴らしい生活を追求する願いを二度と敵とするな。

(略)

台湾中天電視台記者:(国民党員の)高雄市長韓国瑜が就任前メディアの単独取材を受けた時、民進党中央に地方が進める両岸新論述についてくるよう呼びかけた。これに対して発言人は何か答えることはあるか? 別に、韓国瑜は就任後単独取材を受け、新「二都論壇」を構築したい、その中身は大陸南方都市を主とするよう希望すると言った、お聞きする国台弁はどういう姿勢か?

馬暁光:まず第二の質問に答える。我々は両岸都市交流に対して積極的開放的な姿勢を持ちつづけている、両岸関係の性質と両岸都市交流の性質に対して正しい認識を持つ基礎の上に、我々は台湾のより多くの県市が両岸交流協力に参加し、共同で両岸同胞の幸せのために頑張ることを歓迎する。我々の姿勢は開放的で、一貫している。

第一の質問に帰ると、誰の政策が良くて、誰が台湾民衆が幸せな日を過ごすために嘘偽りない利益をもたらすことができるか、台湾民衆が誰の政策についていくか、明らかであろうよ。

(略)

人民日報海外網記者:台湾陸委会は数日前両岸都市交流に対して数点の回答を提出し、都市交流は両岸の公的な意思疎通によって処理するべきで、政治的前提を設けるべきではなく、台湾県市の大陸に行っての交流は合同審査許可(原文は联审许可)をとる必要がある等の要求を語った、発言人は何かコメントはあるか?

馬暁光:我々はメディアの報道を見た。「九二共識」を堅持することは両岸関係の平和的発展の共通の政治的基礎だ。両岸関係が良くてこそ台湾はよくなり、台湾同胞の利益幸せは守り増やすことができるのだ。二年以上、民進党当局の両岸政策は両岸関係の平和的発展を破壊し、台湾同胞の利益に重大な損害を与えた。現在、台湾民衆の経済民生改善を希望し、両岸関係を発展させる強烈な願いに直面し、彼らが二度と台湾同胞の利益幸せを損なうことに命を賭け、引き続き両岸交流協力制限阻止しないよう希望する。

(略)
 
香港中評社記者:数日前台北市柯文哲は、「九二共識」と「両岸は一家親族」はレッテル化されていると言った、お聞きする発言人はこれについて何かコメントはあるか?

馬暁光:「九二共識」は両岸関係の平和的発展の共通の政治的基礎だ。両岸関係と両岸都市交流の性質に対して正しい認識を持つことは両岸都市交流協力を展開する基礎である。

福建東南衛視記者:台湾メディアの報道によると、最近のある世論調査が、6割を越える民衆が「九二共識」の基礎の上に両岸関係を発展させることに賛成していると明らかにした。同時に、今回の台湾地区「九合一」選挙中、韓国瑜は「九二共識」支持を高らかに叫び、多数の民衆の肯定を獲得した。お聞きするこれについてどう評価するか?

馬暁光:我々は一般的に台湾の具体的な世論調査に対してはコメントしない。しかしだ、私は皆さんは一つの趨勢に留意していると思うのだよ。「九二共識」は両岸関係の平和的発展の政治的基礎であり、両岸関係の平和的発展が安定した長期的発展ができるかどうかに関わり、また両岸同胞特に台湾同胞の切実な権益が水と空気と同様に重要であるということに関わっているのだ。二年以上の両岸関係のこの様な一種の緊張し複雑な変化を経て、ますます多くの台湾同胞が「九二共識」の自身の切実な利益に対する重要性とその貴重さを認識するようになっている。これは両岸同胞が「九二共識」の基礎の上に、共同で両岸関係の平和的発展の局面を守り、共同で互恵・ウィンウィンの両岸関係の素晴らしい未来を作るのに貢献する。

(略)

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